Kacey Musgraves

ケイシー・マスグレイヴス

Kacey Musgraves

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Kacey Musgraves oh, what a world: tour

2019/05/20 (月) 19:30開演 @ 恵比寿LIQUIDROOM(東京都)

ひらりさん

第61回グラミー賞で、ウィナー("Album Of The Year" など計4冠)となったケイシー・マスグレイヴスをライブハウスで聴く。 こんな贅沢な時間に浸れただけでも幸せなのに、ライブ前に入った喫茶店の店先で彼女本人と遭遇して会話ができるとは! あまりの強運に「明日からの日常が物足りなく感じるのでは」と本気で心配になりますw 一夜限りの東京公演は当然のようにソールドアウトに。日本におけるカントリー・ミュージックの人気には些か寂しいものがありますが、今夜は外国人客の姿(全体の3割位か)がとても多く、開演前から熱気が充満する場内は、ライブ本編の盛り上がりを想像させるには十分すぎる雰囲気。チケットの整理番号が良番だった私もステージ最前列で開演を待ちました。 披露されたのは、グラミー賞を受賞したアルバム『Golden Hour』を中心とした19曲。過去の作品に見られた正統派のカントリー・ミュージックではなく、他ジャンルのエッセンスを融合して実験的な色合いを強めた作風の曲がライブでどのようにプレイされるのか興味深かったのですが、実際に演奏される曲はどれもがすんなりと耳に馴染み、ケイシーの透き通った歌声も心地良くて、その音はとても優しくて柔らかい印象を与えるもの。最近は巨大な会場でのパフォーマンスが多い彼女たちですが、6名編成のフル・バンドはスチール・ギターやバンジョー、チェロなどを含めた多彩な楽器を巧みに操り、会場の大きさを問わない上質なパフォーマンスを終始披露してくれて、そこに身を委ねているととてつもない多幸感が押し寄せてきます。 加えて今夜は観客の反応が本当に素晴らしかった。 ほとんどの曲で場内に大きく響く合唱が自然発生し、その盛り上がりたるや、海外でこのライブを観ているかのような錯覚すら覚えるほど。日本で行われるカントリー系のライブでこのような感覚に陥るとは、開演前には微塵も想像できなかったし、この場所にいられる幸せをしっかりと噛み締めました。 最後のパフォーマンスとなったアップテンポ曲 "High Horse" では、和服姿に扇子を持った2名のダンサーがステージに加わり、同じく扇子を持ってコラボ・ダンスするケイシーに煽られて場内の熱狂は最高潮へ。 昨年のフジロック出演時には名前すら知らなかった彼女がこの夜魅せてくれたライブを、当分は間違いなく忘れられないんだろうな。

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