山本彩 のライブレビュー (62件)

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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019

2019/08/10 (土) 15:10出演 @ LAKE STAGE at 国営ひたち海浜公園(茨城県)

ゆきのさん

彩ちゃんがずっと立ちたいと言っていたロッキンという大舞台。そのステージに立つ姿をみてとても感動してしまいました。 始まる前はこっちが何故か緊張してしまうほどでしたが、出てきた瞬間にそんな緊張はどこかへ吹っ飛び、興奮と楽しさでずっと腕を上げ、声を出し続けました。彩ちゃんが客席をみて嬉しそうに笑顔になっているのを見るとこっちも嬉しくなってきて、会場全体のアツさがどんどん増していく気がしました。 セットリストも最初は表題曲から攻め、いったんゆったりめの曲に行ったと思ったら、残りは全て盛り上がれる曲を並べてくるというなんとも殺人的なセットリスト(いい意味で)でしたが、逆に最後に盛り上がれる曲をたくさん持ってきたことで彩ちゃんはこういうアーティストなんだ!というのを彩ちゃんを初めて見た人にも伝えられたのではないかなと思いました。 また、中盤での阿部真央さんとのコラボは夏フェスならでは!というサプライズでめちゃくちゃに楽しかったです。同じ曲でも歌い方が違うとこうも違うのか!というのを2人は見せつけてくれた気がします。 来年も、再来年も、ずっとずっとこのロッキンという舞台に彩ちゃんが立てることを願っています!

山本彩 Tour 2019 I'm ready

2019/05/14 (火) 19:00開演 @ Zepp Tokyo(東京都)

ゆきのさん

今回のツアーではラストの東京公演となったZeppTokyoの2日目。生中継や円盤用のカメラも入っていたのでお客さんの盛り上がりやライブの熱さも前日よりも感じられた気がしました。 ELLEGARDENのジターバグが終わるとovertureが始まり、赤と白の照明を使っての音に合わせてた演出がとてもかっこよかったです。 overtureが終わり幕が下りると会場は悲鳴のような歓声に包まれ、彩ちゃんのギターの音で1曲目のBAD DAYSが始まりました。ステージには薄い1枚の半透明の幕があり、そこに影が映っているのも個人的に好きな演出のひとつです。2曲目のJOKERでは、恒例になったギターの音に合わせた指差しを会場全体でやり白い照明も重なって、大きいライブハウスだからこそできる演出もたくさんあるんだなと感じました。なによりも会場を見渡す時の彩ちゃんの顔が本当に嬉しそうな笑顔で、それにつられて会場の温度も一気に上がった気がしました。MCではツアーを通してのチームSYの仲の良さが垣間見れた気がします。2月から同じメンバーでやってきたことへの彩ちゃん自身の安心感もみてとれました。 エレキギターを弾いて歌うだけではなく、しっとりとした曲ではちゃんと歌だけで魅せてくる、そのギャップにもファンの皆さんはきっとやられたと思います笑 会場の一人ひとりと目を合わせて歌いかけるようにひといきつきながらやサードマンは歌い上げ、雪恋ではアコギ1本での弾き語りをし、本当にいろんな彩ちゃんが観られるライブだったなと改めて感じます。 衣装替えをしてイチリンソウを歌ったあとはMCにて「イチリンソウがわたしにとっても皆さんにとっても原点回帰できるような、元気を与えられるような曲にできたら」と曲に込めた思いを語ってくれました。喝采、Let's go crazy、Are you ready?の盛り上がる曲3連発ではファンのボルテージも最高潮になり、各々手を挙げ、タオルを振り、声を出し、1番熱い瞬間だったかなと個人的には思います。また、小さいライブハウスではエレキとベースだけのセッションだったものが、チームSY全員での長いセッションが見られたのもとてもよかったです。プロの皆さんだからこそあの空間が作り上げられたのかなと感じました。 アンコールで最後の曲を惜しむファンに「終わらないらいぶをいつかしましょう!」と宣言してくれた彩ちゃん。きっと色んな挑戦を彩ちゃんはこれからしてくれる気がしました。 大きなステージの上でギターを掻き鳴らし、照明に照らされ、チームSYの皆さんが作りあげる音の中で歌う彩ちゃんはとても輝いていました。 元アイドルという先入観を捨て、めちゃくちゃにロックな彩ちゃんのライブをぜひバンド好きの方、シンガーソングライターが好きな方にも観てほしいなと思います!

TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2019

2019/05/25 (土) 15:20出演 @ SEASIDE PARK at 若洲公園(東京都)

いずみさん

METROCK TOKYO 2019の1日目、山本彩さんのステージを観てきました。ちなみに私は上手側の最前列で観てました。 ライブ開始の1時間前から客席前列や中央の人口密度がとんでもないことに。彩さんファンは勿論、ブルエン(BLUE ENCOUNT)ファンや夜ダン(夜の本気ダンス)ファン、ドロス([ALEXANDROS])ファンなど、別アーティストのファンも早くから多数 集結しており、まるでライブ開始寸前さながらの人だかり。 彩さんがステージに颯爽と登場すると客席からは溢れんばかりの歓声が。そして冒頭に演奏されたアップナンバー『JOKER』のイントロから熱狂ぶりがもうえらいことになってました。 ファン以外の方や彩さんのライブ初参加の方、興味本位でなんとなく覗きに来ただけの方なども沢山いらっしゃったはずですが、最初から最後まで、まるで彩さんの楽曲やライブを熟知した常連ファンが総動員で参加しているかのような とてつもない盛り上がりでした。 個人的にはチームSY(サポートバンド)の演奏バトルを経て披露された『Let's go crazy』での「行くよーっ!」という空高く突き抜けた彩さんの掛け声が特に印象的でした。野外フェスならではの開放的なステージと雲ひとつない青空がもたらした清々しい ひとコマ。 それと、『喝采』2サビ後の気迫に満ちた歌唱。あれは初見の方だけでなく、何度も彩さんのライブに参加しているファンが聴いても鳥肌モノでしょきっと。 あと、ミドルバラード曲『イチリンソウ』を披露した際に特に感じたことなのですが、ドラマーであるSATOKOさんが鳴らすバスドラの威力が只事じゃなかった。ライブを最前列で観ていたということを差し引いても、あれほどダイレクトに臓器まで震わすような音を鳴らすってシンプルに驚異的。なんだあの演奏力。これは他の演奏メンバーにも言えることですけど。 ラストの楽曲『Are you ready?』でステージの盛り上がりは最高潮に。途中で 彩さんのしんどそうな表情や立ち振舞いが目に入ったので 彩さん倒れてしまうんじゃないかと心配になったりもしましたが、渾身の力を振り絞って最後の最後まで全力で駆け抜け、達成感を噛み締めた表情でステージを全うした姿は掛け値なしにカッコよかった。 そんなわけで、この日の彩さんのライブも案の定とても楽しかったです。が、それだけでなく、ロックってのはただラウドな音を鳴らして快楽をもたらすだけの音楽じゃなく、人の心を突き動かし 胸に封じ込めていた想いや底力をも引き出せてしまう、そんな理屈を越えたエナジーに満ち溢れた音楽だということを実証したようなライブでもありました。 アーティストに確かな実力と 絶対的なオーラと ステージに懸ける衝動さえあれば、たとえ知らない楽曲だったとしても聴き手の心の導火線に火をつけることが出来るし、彩さんが最後まで倒れることなく駆け抜けることが出来たのは、プロとしての意地だけでなく きっと観客の凄まじい歓声や熱狂ぶりに触発されたからではないでしょうか。 山本彩さんは8月に開催されるモンバスへの出演も決まってます。ジャンル云々とはまた違う、精神性という意味でのロックを存分に体感でき 最高の瞬間を共有し合える彩さんのライブ、是非一度だけでも参加してみてはいかがでしょうか。

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