赤い獣さん 新春ライブ、一日目の4日はとても素晴らしかった。 セットリストは申し分なく、ともすれば嫌な曲などエレカシには 見当たらない。近頃多岐に渡って活動飛躍している宮本さんの 新年あけの歌声は年齢や疲れを感じさせないどころか、若返っているかのような トーンの透明感、壮年というよりもはや青少年のような感じもします。お客さんのマナーは 良いです。大人の女性ファンが多いためか。むしろ初参と思わし 若い青年がスタンディングするの?しないの・・ええ??と楽しみ方に 戸惑いを感じていたり、双眼鏡で野鳥の会の如く ずっと見つめ続けてるファンの方々や、1階の総立ちと2階3階とでは 自由度が違います。エレカシを聞きたい人は各々好きなタイミングで 立ったり座っていたりと歌に聞き入り。みな確かなのは演奏と歌に自ずと 従うように引き込まれていて、生エレカシは期待を裏切らない。 宮本さんの歌声は宝物であるとわかるし、演奏しているメンバーの元気で パワフルな演奏は健在だし、 サポートのミュージシャンの方々の躍動感もライブならではです。 フェスティバルホールは慎ましく、アリーナが苦手な人でも無理なく 楽しめるはず。 終演後、すーっとスマートに帰っていく人々の満足して嬉しそうな顔は 気持ちがいい。残念なのが、「昔の侍」が嫌い云々と言っていた若い女性の ファンとすれ違ってしまい、昔の侍で泣いていた私は嗚呼と凹みましたが。 でもそれはエレカシが悪いのではない。そしてそのファンの好き嫌いも悪くない。 ライブは良い拾物があるのと同時に余韻覚めやらぬ頃に拾いたくないものもあってのもの。 今後のエレカシがどうしていくのかは分からない。 宮本さんは、なにやら個人での活動があるのだろうけど、 また新春ライブは行きたい。その時もいい意味で年を取りたい。エレカシの聴ける曲が 沢山あるって本当に贅沢だ。 いいね! 20 コメント 0 2019/01/12 (土) 16:17