ひらりさん 浅い知識しか持ち合わせず、以前聴いた曲の記憶のみを頼りにチケットを手に入れたこのライブ、実は「ちょっと行くのが面倒だな」なんて思っていた日中なのです。 楽器隊8名をサポートに迎えたホールライブ。彼らにとって「着席スタイルのライブが久しぶり」という情報もライブ中のMCで知る体たらくでしたが、その演奏を聴いて驚嘆。巧妙に構築されていくリズムパターンは緻密でありながら難解にならず、終始美しい音が響く素晴らしい楽曲ばかりだったのです。 序盤のMCで「気分がノッてきたら立って頂いても、もちろん座って聴くのも自由です」との案内がありましたが、私的には立って体を揺らしていることが本当に心地良かった。3階後方の座席でも全く損なわれないグルーヴに富んだその音は、クラブでプレイされる定番のリズムには程遠いけれど、何故か不思議と体が揺れてしまうんだよね。 洋楽ばかり聴いているうちに、日本にもこんな音を奏でるバンドが出てきたんだなあ。こういった驚きに出会えるライブ通いは、やはりこれからも止められませんね。 いいね! 5 コメント 0 2020/10/23 (金) 10:22