DWLにしてはちょっと物足りなかった感じがする。余計な演出を長々とやったDWL2015よりは良かったけど、せっかく新曲まで出したFUNK THE PEANUTSが1曲だけだったり、4年に1度感がちょっと薄かったかな。

ずっと客電が点いたままで、ライブ中はせめて暗転したりライトスティックや閃光Tシャツが映える演出があればいいのにと思った。裸のドリと言っていたが、野外でやってるわけじゃないんだから屋内ならではの最低限のライティングは大事。 初日と2日目の違う部分は、花道の中程と後方に、モニター(音の)が4台増えていた点。昨日の今日で急遽用意したんだろうけど、次回のさいたまの時には、もうちょっと改善されていることを願いたい。

デビュー30周年、8回目のワンダーランドでしたが、今回はファンへの感謝祭の色は薄くちょっと不完全燃焼でした。 1995年の豊洲埠頭に現れた夢のような一夜と同じコンセプトのライブとは程遠く、もっと歌うこと、吉田美和の歌を聴かせることに集中して欲しかったです。 美和さんのイヤーモニターの調子が初めから、本編終わりまで悪かったようでずっと耳を押さえていました。それなのに、どの曲も激しく踊りながら歌うのでイヤモニがずれて、そのせいで声が出せていないように見えました。途中イヤモニを外してステージ脇にダメダメ！と手を振っていました。アンコールでは治ったのか声もよく響いていましたが、すでに残り3曲のみ。踊ってずれるのなら踊らないでしっかり歌声を聴かせて欲しかったです。 またがステージ両脇にある大きするスクリーンが、イメージ画像などの背景ではなく常に人を映していたため、映ってる人とモニターの人が重なり、とても見にくかったです。ワンダーランドのサブタイトルは「史上最強の移動遊園地」と謳っているのに今回のコンセプトは「舞踏会のボールルーム」と言ってみたり、最近の変なキャラクターが出てきたり全体的にチグハグな箇所が多くステージ全体を見渡して世界観を作り上げる役割をしている人がいないのだと感じました。 二日目なのでまだ慣れていないためか、やたらと3Dフライングを多用するためか曲と曲のMCや空き時間が多く、集中力が続かないライブでした。