まさやさん 長文失礼致します。 このライブももう14年前ですか。私が19のときです。 連休の長距離ドライブのお供にかなり久々にこのライブ映像を流してみました。 当時出始めの、テレビチューナー付きのパソコンを家族共用のパソコンとして買いまして。それで録画したライブ映像です。当時はダビング10のようなデータ規制もなかったので市販のDVDに焼いたのがちゃんとカーナビでも観れました。 今でも覚えてます、サザンを好きになって頻繁に楽曲を聞いたりライブ映像をあさったりし始めたのは高1の頃。このライブを放映したのは19のときなのでサザン大好き真っ盛りの頃。ワクワクしながら留守録した番組を観たら、確かバレーボールの試合が延長した為最初の数曲は録れておらず…。 私が持ってる映像も『欲しくて欲しくてたまらない』から始まります。 それにしても改めて、当時の桑田さんはバッキバキだな。 この前40周年のキックオフライブ(ライブビューイング)を観てここに「昔と比べると落ち着いたな」といった内容の感想を書いたら、「桑田さんが歌っている姿を観れるだけで感謝」といったお叱りのようなお返事をいただいてしまいました。 でも私が10代だったというのもあるかもしれませんが、この頃の桑田さんのパフォーマンスやMCは、ほんと、私の想像を超えるものばかりだったんですよね。 このライブに関しては、まずなんといっても神セトリ。バラードも、一般向けセトリなら『真夏の果実』や『涙のキッス』を入れるのでしょうが、民放で放映しているにも関わらず『SEASIDE WOMAN BLUES』や『メロディ』ですからね(ここの畳み掛けが私としては涙がちょちょぎれるほどレア)。〝セメ〟の姿勢を感じちゃいます。 それぞれの楽曲の前に奏でるSEもかなり凝ってましたね。とくに、『愛する人とのすれ違い』のSEのハープのハーモニーは改めて聴くと最高。 『欲しくて欲しくてたまらない』や『汚れた台所』のボーカルテクも興奮もの。シャクリ、ガナリ、これが桑田ボーカル!といったバッキバキのパフォーマンスでした。 そしてお決まりの桑田ジョークも満載。おどろおどろしい雰囲気になったと思ったらくわっちょのMC。稲川淳二風の喋り方で金縛りの話。金縛りにあってパッと観たら可愛い女だけど顎が長くてアントニオ猪木に似てるとのこと。その人が股間を触るとのことから「おんな猪木に玉触られて」の一言(笑)。ワンテンポ置いてオーディエンスが大歓声。そこからの『そんなヒロシに騙されて』がスタートしたときは大爆笑です。ベンチャーズの十番街の殺人のイントロも入れちゃって。 この想像を超えるギャグセンスとファンを沸かせる持っていきかた。私の中でもう天才以外のなにものでもないです。 他にも『君こそスターだ』は当時のアテネオリンピックの応援ソングでした。その曲前のMCでも「バルセロナでやらせろな、アテネでヤッてね」って(笑)アホか(笑) 真骨頂の『マンピーのG★SPOT』のマンヅラとダンサーはなんなんだよ(笑) やっぱり私の人生を楽しくしてくれたのはこの人たちだったなと思わせる映像でした。 お年を召された皆さん。私の中でサザンは〝世間が「国民的バンドと呼ばせて」と頭を下げる永遠のキワモノバンド〟です。そんなバンドが今年40周年で活動をスタートさせました。もちろんご本人もファンの皆さんもお年を召していくので、昔と全く一緒のパフォーマンスを求めても仕方がないですが、でも私の中での桑田佳祐は、まさにこの映像で見たようなセメとアオリと爆笑のロックミュージシャンです。 春のツアー、楽しみにしてます!!絶対行きたい!! (私の予想、絶対名バラードを復活させる。あまりにもあの曲自体のテレビ露出増えてるし、ベスト盤の一曲目って…) いいね! 5 コメント 0 2018/12/23 (日) 19:34