サトルさん ステージ冒頭で語り出した。「40年前オレ27歳の時、同じツアータイトルで回っていたんだ。こうしてまた街から街へとツアーをやるなんて...」。 序盤は、その40年前のナンバーをラインナップした。「恋の列車はリバプール発」ではランウェイを歩いてセンターステージへ。観客は一気に沸点に達した。そして前半の締めくくり「黒く塗りつぶせ」で、レーザー光線とビームライトがアリーナ会場を乱舞する。 今年亡くなった山川啓介を偲んで、ソロで「ひき潮」「時間よ止まれ」、そしてギターを抱えて「チャイナタウン」をじんわり聴かせる。 その後はロックンロールとバラードを交互に織り交ぜながら進み、ファンから頂いた感動的なメッセージ...「20年ぶりに見たコンサートはまさに風を受けて走るヨットのようでした...」を紹介して、これに合わせたかのように「風の中のおまえ」を歌って、ぐっと泣かせてくれた。 アンコールはテッパン2曲で締めくくった。「止まらないHa~Ha」でタワークレーンが回って無数のタオルが舞う。そして黄金のテープがアリーナの宙に弾けて「トラベリン・バス」。カンペキな夜だった。これで寒い冬もなんとか乗り切れる。 いいね! 13 コメント 2 2017/11/19 (日) 09:22