今までは陰のイメージが強かったですが 今回は陽気な、楽しめた夜会でした。 ストーリーも解りやすく、 気負いなく見れました。

さまざまなアーティストのステージを観てきた中での今回の中島みゆき。 私自身30代前半なので、ちょうど小学生の頃に『家なき子』が大ヒットし、『空と君のあいだに』『旅人のうた』が世間を騒がせた時期でした。 やっぱりなかなかテレビに出ないのもありますが、彼女の魅力は楽曲はもちろんのこと、声色の表現力の広さだと思っています。 可愛らしさ、優しさ、そして何と言っても力強さ。この歌声の表現力の振り幅が私の中での彼女の魅力です。それが楽しめただけでも贅沢な時間でした。 当初は『夜会』はヒット曲をやらないとの情報で、テンション下げてしまった瞬間もありましたが、でも事前に過去の夜会のことなどをネットで調べていたら段々と「中島みゆきに生で逢えるんだ…」なんて気持ちがドンドン高まっていき、なんだか緊張するまでになりました。 とにかくやっとこさ取れたチケットが平日で立ち見券でしたが、後ろから眺めてさすが客席は満席。 驚いたのは、シニア世代の人の中に私よりも若い20代前半くらいの女の子なども散見されたことです。 内容には触れないとしても、この公演でやった曲の中で好きになった曲も一曲あり、今仕事中の営業車の中で流しながらこの文章を書いています（笑）しかも一曲をずっとリピート。「テキィーラァーをーのみほぉーしぃーて」なんてね。この曲はまさにみゆき節！（笑） 最初の方の歌い方はどこか優しい感じ、可愛らしい感じの歌い方でみゆきさんは歌っていました。でも私の中では「違う違う、もっとどぎついの来い来い！」と思いながら聴いていました。 そして最後クライマックスになり、そのときに彼女が歌った歌は、声量マックス、喉に力を入れてときに震わせながら、ときにがなりながらといったまさに私が求めていた歌声で締めてくれました！ この瞬間私は身震いをし、「今日のこの立ち見券10,000円はこの歌い方に価値あり！」なんて思う瞬間でした（笑） 次回は絶対コンサート、狙いたいですね！ おとろえも感じませんでしたし、まだまだみゆきさんを楽しめそうでワクワクです！ 贅沢な時間でした。ありがとうございました！

拝観料２万円のうち、１万円分は寝てしまいました。正直、ちょっと残念な内容でした。