この世代のLiveを今のうち体感しようと思って行ってみましたが、 佐野元春、原田真二、布袋さんはめっちゃ楽しめましたが、甲斐バンドまでくると、ちょっと自分には古臭かった。 フォークとロックの境目に活躍した世代の曲だなと思いました。 でも、甲斐よしひろさんはかっこいいおやじでした。リスペクト。ロックの歴史を生で経験してよかったです。これ以上はさかのぼってもきっと楽しめないと思いました。

Rockのレジェンドバンドという認識で、参加しましたが、 かっこよかったけど、 音もロックだったけど、 メロディーラインが 演歌ロック？フォークロック？な感じで、私にはバンドのHeartはロックかもしれませんがRockに感じませんでした。 トークが事情を知らない自分にも笑える切れ良さがあって良かった。トーク時間がサクッとなのも、良かった。

1階席が半分くらい空席でした。今まで30年以上仙台以北の東北や北海道のファンをそでにしてきたツケでしょう。 来場者は観光を兼ねた道外からの人が多い感じだった。最後の甲斐バンドとしての解散ツアー後、半年もせずに復活し最後と思って無理して足を運んだファンは簡単には戻ってこない。 もう解散ツアーと言っても誰も信用しないし、甲斐さんのブレまくる言動に信者以外多くのファンが嫌気をさした感じだ。 解散とか言わずに、活動休止にしておけばよかったのにファンへの誠意が感じられない。 ライブの内容もアニバーサリーツアーだけど、新曲なく40年以上前の変わり映えしない水戸黄門の印籠のようなセットリスト。 時間にして95分。 今まで行った甲斐バンド以外のどのアーティストよりも短いライブに、高額な10,800円のチケット代。 そして今時開演時間を焦らし20分以上遅らせる時間へのルーズさも今更ワクワクせず、イライラ。 日帰りで電車の時間を気にしている客もいるからね。 甲斐さんのソロライブと違うのは田中一郎が参加するかどうか。 佐藤英二さんも大森信和さんもいないギターの音は甲斐バンドの音でなくARBの音みたいだった。 この内容だと5000円でも行きたいとは思わない寂しい内容でした。 3000円くらいなら行くかも。 東京ドームや横浜アリーナやさいたまスーパーアリーナを熱狂するファンで満員にする甲斐バンドがみたかった。 そして相変わらずグッズ売り場の段取りが悪い甲斐オフィス？ウエス？のバイトさん達が戸惑っていた。