1D ハリー・スタイルズ(Harry Styles)、すべてがスケールアップした2度目の来日公演初日に新曲も披露!

2018/05/14
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<ハリー・スタイルズ来日公演ライブ・レポート>
2018年5月10日(木)
大阪/神戸ワールド記念ホール


「イラッシャイマセ!」という意表を突く言葉と共に、ハリー・スタイルズが日本に帰ってきた!足掛け10カ月にわたる初のソロ・ツアーの第一部を昨年末に東京で終えた彼、その後充電期間を経て今年3月に始めた第二部では、会場の規模やセットや舞台演出をスケールアップ。5月10日に兵庫県で行われたジャパン・ツアー初日公演の会場も、アリーナ・クラスの神戸ワールド記念ホールだ。

『オンリー・エンジェル』の壮麗なイントロが流れる中、ジャパニーズ・テイストを押し出して、なんと鶴の模様をあしらったアレキサンダー・マックイーンのスーツ姿で登場。終始リラックスしているように見えたハリーは、さすがスタジアムで歌うことに慣れている人だけあって、大勢のオーディエンスを煽ってもてなすのはお手の物だ。
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「今日の僕の仕事は、みんなをエンターテインすることだから、力の限りを尽くすよ」という言葉通りに、歌声と熱気で空間を満たす、ハリー流のアリーナ・ロック・ショウを展開。アップビートな曲で見せるちょっとしたダンスもますますキマっていて、バンドの女性メンバーと紡ぐハーモニーにも磨きがかかり、若きロックンロール・スターとしていよいよ堂に入ったパフォーマンスを見せてくれる。

かと思えば、場所柄関西弁のMCを投入したり、ステージ前のファンと気さくに会話を交わしたり、お馴染みの日本生まれのキーボーディストのクレアのトークを挿んだりと、親近感をキープすることも忘れず、ほかにもオーディエンスに近付くためのサプライズが用意されているのでお楽しみに。
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またセットに関しては、話題のふたつの新曲(ヘヴィな味つけの『Medicine』、あのジョージ・マイケルの『フェイス』の一部分を織り込んだカントリー・ロック風の『Anna』)も披露してくれたが、ハイライトはやっぱり、ケータイのライトが星空のようにきらめく中で、客席の隅々に伸びやかな歌声を届けた『サイン・オブ・ザ・タイムズ』。この曲を筆頭に、ソロ・デビューに際してスケール感のあるアンセムをたくさん作った彼は、きっと最初からこういう場所で歌うことを想定していたのだろう。

リリースから1年、アルバム『ハリー・スタイルズ』のポテンシャルが、ここにきてようやく最大限に引き出されたのかもしれない。(新谷洋子)
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来日公演に関する情報はこちら
https://www.creativeman.co.jp/artist/2018/05harry/

日本オフィシャル・サイト:http://www.sonymusic.co.jp/harry

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