【ライブレポート】ポルノグラフィティがフェステーマ「-雨男晴女-」にちなんで選曲! 10数年ぶりに『天気職人』披露で1万8000人のオーディエンスを魅了!
2018/06/046月2日(土)、千葉・幕張メッセ国際展示場9〜11ホールにてAmuse Fes in MAKUHARI 2018 - 雨男晴女 -が開催された。
風神と雷神の勇ましいVTRがステージ横のモニターに映し出された。それも相まって、よく晴れた日のはずなのに「雨チーム」の強烈なパワーを感じる。「雨チーム」のトリは、ポルノグラフィティ。いきなりアクセルを踏んだかのように始まった『電光石火』。『THE DAY』では、岡野昭仁(Vo)が「お前らまだまだいけんのかー!かかってこいよー!嵐を巻き起こせー!」とオーディエンスを煽る。『空想科学少年』では、新藤晴一(Gt)がギターソロで魅せる。
岡野は、「6回目のAmuse Fes、最高じゃないですか!成熟してきて空気も最高のものになってきています。雨男代表でございます! 」とコメント。しかし、続けて、岡野は自身のことを、雨男と認めないように“軽晴男”、屋外イベントの時に雨が多い新藤のことを”大雨男”とも表現した。
ここまでのステージは、雨にまつわるワードを軸としたセットリストにしているとのことで、「嵐の中に巻き込んで帰りたいと思います!」と岡野は意気込んだ。新曲『カメレオン・レンズ』では大人の色気を醸し出し、男側から見た恋の歌『サボテン』を切なさを含ませて歌い上げた。
さらに、高音のピアノアクセントがキュートな『天気職人』を10数年ぶりに披露した。今回のAmuse Fesのテーマ「雨男晴女」だったからこそチョイスした楽曲もあるようだ。
「止まない雨はない。ここからは雨を吹き飛ばす、晴れの曲。」と、岡野は言い放ち、タオルを頭の上で回して会場で風を巻き起こした『ハネウマライダー』。スカッと突き抜ける岡野の歌声。モニターに写るカメラを見つけた岡野は、顔をぐっと近づけて、投げキッスを繰り返した。
ポルノグラフィティの楽曲は特徴のひとつとして、ラテンの要素がある。「手拍子も歓迎してます!」として、ラテンのリズムが流れる。ヒット曲『アゲハ蝶』では世代を超えて盛り上がる。盛大なシンガロングで、ポルノグラフィティと約1万8000人のオーディエンスと絆を深めた。
(取材/文:村松美紀)
Amuse Fes in MAKUHARI 2018 - 雨男晴女 -
ポルノグラフィティ
M1 電光石火
M2 THE DAY
M3 空想科学少年
M4 カメレオン・レンズ
M5 サボテン
M6 天気職人
M7 ハネウマライダー
M8 アゲハ蝶
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