First place、メジャーデビュー後 初ワンマンライブをAiiA Theater Tokyoで開催

2018/11/15
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今年8月29日に「さだめ」でメジャーデビューを果たしたRYOMA、KENTO、TAIHEI、KAITOの4人からなるイケメンヴォーカルグループ“First place”が、メジャーデビュー記念ワンマンライブを11月11日に開催した。会場は、2014年から原宿や渋谷を中心に延べ800回を超えるストリートライブを行ってきた彼らの聖地とも言える渋谷にある「AiiA Theater Tokyo」。ストリート時代から見守ってきたファンはもちろん、およそ3カ月間に亘り行ってきた「さだめ」のリリース記念イベントで彼らを知ったという人なども加わり、新旧織り交ぜた多くのZERO place(ファンの呼称)が集結し、場内は開演前から祝福ムードに包まれた。

 ステージ中央には公演タイトルが映し出された巨大スクリーン、さらに鉄製のオブジェが4本立ち真っ赤なライトに照らされている。それと同じ色の赤地に白い星が中央に描かれたフラッグを手にした観客が次々に着席。このフラッグは、“ファンとメンバーの場所はここにある”という想いが込められたFirst placeのシンボル的アイテムだ。星マークには、“いつかきっと星を掴もう、星を目指して頑張ろう”という想いが込められているという。

 開演時刻を迎えると、オープニングSEと共にスクリーンに10、9、8とカウントダウンを告げる数字が点滅。その後メンバーそれぞれの写真と名前が映し出されると大歓声が湧き、客席は早くも総立ちに。盛大なクラップの中スポットライトを浴びた4人は、心地よい4つ打ちリズムのミディアムチューン「a little bit」を伸び伸びと歌い上げた。間奏ではKENTOがコール&レスポンスで盛り上げたり、1曲目にしてRYOMAがハイトーンのフェイクを見事に決めるなど、幕開けから見どころ満載だ。続いてキャッチーなポジティブナンバー「FRee」。今度は大サビで先程のRYOMAに負けじとTAIHEIがファルセットヴォイスで美しいフェイクを披露。息成分を多く含み倍音を生み出すKAITOの歌声も非常に魅力的である。
 2曲目が終わった所で、この日最初のMCタイム。

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「今日を楽しみにしてましたか? 皆さん待っててくれましたか? そんな皆を今日最高に幸せにします!」(KENTO)

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「皆さんが盛り上がっていないと僕の声が先に枯れちゃうんで、皆さんで全力で盛り上げてください!」(TAIHEI)

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「僕は今日のために生きてきました!だからライブが終わった後、朽ち果ててしまうくらいに完全燃焼するので、皆もそのくらいの勢いで一緒に楽しんでいきましょう!」(KAITO)

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「お待たせしました。リーダーのRYOMAです。ちょっと緊張してるけど、伝わるかな(笑)。最後までよろしくお願いします!」(RYOMA)

 その後は、「my Speed…」「Run,run,Run」とアッパーに駆け抜けていくナンバーで盛り上げ、ワンマンライブ限定で披露している「スーパースター」ではスタンドマイクを使用し、ダンスも盛り込んだ演出で魅了。キュートさやクールさなど様々な顔を覗かせるのもFirst placeの魅力だ。
 ライブ中盤はオーディエンスを座らせてしっとりと聴かせるバラードコーナーへ。最初に披露された「もっと。ずっと。君を。」では、RYOMAのピアノ演奏に乗せて4人が歌うという初めての試みに挑戦。次の「Magic of Love」はKENTOとKAITOで作ったという、これからの季節にピッタリなバラードだ。去年初披露し1年振りとなるこのナンバーでは、KAITOの温かなアコースティックギターの音色に乗って4人の真っすぐ誠実な歌声を響かせた。このコーナー最後は、4人態勢になって初めて出来た大切な曲と紹介された「はじまりのばしょ」。KAITOとTAIHEIにより作られたファンの間でも特別な1曲に涙を流すZERO placeの姿も見受けられ、場内に感動ヴァイブが押し寄せた。

 さあここで、アトラクションコーナー「卓球対決」に突入。歌以外のこういったシーンでは4人それぞれのキャラがより浮き彫りになる。
 最年長で周囲の状況を瞬時に察知し、さり気なく盛り上げ役&まとめ役に徹するKENTO。人気ファッション誌の「Popteen」イケメン総選挙で史上初の1000票超を獲得し、堂々の1位に輝く経歴を持ち、優しく平和主義で天使キャラのTAIHEI。20歳の最年少でありながらソングライティングや楽器演奏、俳優もこなす、センスが光るKAITO。そして!この日キャラが炸裂したのは、リーダーなのに天然でメンバーから突っ込まれやすい愛されキャラのRYOMA。一番負けた人だけが「ムチャ振り罰ゲームを受ける」というルールだったのに、何故か一番負けたTAIHEIが罰ゲーム1つだったのに対し、二番目に負けたRYOMAが2つ罰ゲームを披露するという流れに。「尻文字でFirst placeを書く」、「バブタン語(赤ちゃん言葉)で自己紹介する」を披露し、会場を大いに沸かせた。

 9曲目の「僕と君の夢」では1曲のみ写真撮影解禁! しかもメンバーがステージから客席へ降りてウォーキングしながら歌唱。至近距離から写真を撮ったり、ハイタッチを交わす場面などもあり熱気を一気に高めていった。

 そしてライブもいよいよ後半戦へ! デビューシングルのカップリング曲「TREASURE TRAVEL」、「Play Music」、本編最後はグループ名と同じセルフタイトル「FIRST PLACE」を心を込めて歌い上げ、充実感が滲む中エンディングを迎えた。

 メンバーがステージを後にすると、どこからともなく「さだめ」を歌う声が。すると徐々に声が重なり見る見る間に合唱の和が広がっていく。こうした光景はリリース記念イベントでも見られたが、この日はより一層の一体感を増していた。
 すると「さだめ」のインストゥルメンタルが流れ出し、スクリーンに「これからもみんなと“ともに”」のメッセージと4人のサインが映し出され、そして再びステージに戻って来たメンバーは晴れ渡る青空をバックに「さだめ」を熱唱。煌めきを放つTAIHEIの歌い出しから静かに始まり、2番からは真骨頂とも言える美しいハーモニー、情感溢れるサビのメロディー、掛け合いに惹き込まれる大サビ……と聴き所満載のドラマティックな展開に、心温まる歌詞が胸に刺さるデビュー曲である。新人ながらいきなりTVアニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマに起用され、オリコンチャートでは週間8位にランクイン。まさに輝かしい“最初の場所=FIRST PLACE”を築いた、彼らにとってもZERO placeにとってもかけがえのない1曲が胸に刻まれていった。

 その後は、5大ニュース「SPINNSとのコラボ企画決定」「FC限定イベント3カ月連続開催」「FCの1周年アニバーサリーライブ開催」「原宿から全国へ全10都市行脚」「2019年春新譜リリース予定」を発表。そしてメンバー1人ずつ現在の心境を真摯に語り、アンコール2曲目はKAITOのピアノ演奏に乗って、未発表のバラード曲「Anyday Anyway」を届けた。
 ラストは「First placeのこれからと、皆さんのこれからを思って、そして今日の感謝の想いを込めて歌います。ありがとうございました!」と言って、「FOUR YOU」を渾身の歌声で披露。およそ2時間に亘るワンマンライブは、ハッピーオーラに包まれながらクライマックスを迎えた。
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 ストリートで養ってきた歌唱力と完成度の高い楽曲群、そこに4人の際立つ個性が絡み合い、First placeというグループの魅力を鮮明に浮かび上がらせた今回のステージ。支え続けてくれたファンの想いに応え、これからどのような成長を遂げていくのか、楽しみな逸材である。

(Text by 松原由香里)
(Photo by 小林弘輔)

オフィシャルサイト:http://1place.beinggiza.com/

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