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フェス特集2024

平牧仁&宇野悠人による音楽ユニット“シキドロップ”初ワンマンライブレポート

2018/12/06

2017年12月に結成した、俳優、舞台の音楽なども手掛ける平牧仁とYoutubeを中心に活動する宇野悠人による音楽ユニット「シキドロップ」のファーストワンマンライブ「シキハメグル」が2018年11月3日、shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて開催された。そんなファーストワンマンライブをレポートする。

2017年の12月の結成と同時に今回のワンマンライブの発表と、新曲を発表したシキドロップ。ワンマンライブまでの期間が約10カ月と長かったにも関わらず、ライブは満員御礼に。ユニット名の由来であり、コンセプトである「四季のように人生の様々な瞬間を彩れる音楽」との通り、四季を感じさせる楽曲でファンを魅了した。

ライブは平牧と宇野と二人だけで、結成と同時にYoutubeにて公開されていた「おぼろ桜」でスタート。平牧の抒情的なピアノのメロディに導かれ、宇野ののびやかな歌声が会場に響き渡る。早くから公開されていた楽曲ということもあり、かみしめるように口ずさむ人も多く見られた。

サポートメンバーはギター、ドラム、ベース、そしてバイオリン。曲によって、平牧と宇野での二人での演奏とバンドでの演奏に切り替えられ、ライブが一つのストーリーのように構成されていく。さらに「明晰を自覚する」「シキハメグル」では女性ダンサーが参加し、よりストーリー性が強調されていた。

印象的だったのは、アンコールでの「月夜の家」と「低迷を送る」。「月夜の家」は平牧の前身ユニットでの楽曲であり、「低迷を送る」は宇野のソロ時代に作った楽曲。ソロ楽曲をアンコールで披露することで、これまでの苦悩を振りほどき、シキドロップとして活動していくことへの決意を感じる。

そしてバンドバージョンでの「さくら紅葉」。バンドバージョンでの演奏はライブならではの厚みと、アンサンブルを重視する平牧のこだわりを感じるものだった。

アンコールを含む全15曲を披露し、シキドロップの初のワンマンライブは大成功のうち終了した。もしかしたら、シキドロップもこれから、さまざまな苦難に立ち向かうのかもしれない。しかし、彼ら二人が常に前を向き、音楽を紡ぎ出すことを止めない。その決意を感じるワンマンライブだった。

取材・文・映像撮影・編集:林信行

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