熱いライブ&アイドル達の日常(?)が明かされる一幕も! 『アイドルマスター ミリオンライブ!』THE@TER GENERATION 12&13発売記念イベントレポート

2019/03/06

様々なプラットフォームで個性豊かなアイドル達の活躍が描かれている『アイドルマスター』シリーズ。そのうちの一つが、現在はスマートフォンアプリ『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』が好評配信中で総勢52名のアイドルが登場する『アイドルマスター ミリオンライブ!』だ。

そんな彼女達がゲーム中で結成するオリジナルユニットの楽曲やオーディオドラマを収録したミニアルバム「MILLION THE@TER GENERATION」シリーズも現在14枚が好評リリース中。その中から昨年末に発売された「THE@TER GENERATION 12 D/Zeal」と今年1月に発売された「THE@TER GENERATION 13 りるきゃん ~ 3 little candy ~」の発売記念イベントが、3月3日(日)に南新宿・山野ホールにて開催された。春先の冷たい雨に見舞われたにも関わらず、多くのファンを集めて昼夜二部構成で盛り上がったこのイベントの様子をお届けしよう。

CDドラマに秘められた様々な制作エピソード

物販も早々に完売となるなど、開始前からファンのテンションが熱く盛り上がる中で夜の部が開幕。ステージにはロックデュオユニット「D/Zeal」からジュリア役・愛美と最上静香役・田所あずさ、三人組のガールズポップユニット「りるきゃん」から篠宮可憐役・近藤唯、野々原茜役・小笠原早紀、伊吹 翼役・Machicoの5人が登場。5人並んで「わたしたち、ミリオンスターズです!」というかけ声とともに星形に広がるポーズを決めようとするも、微妙にタイミングが合わずにビシッとそろわず、「昼の部もそろわなかったんだよねー」とファンの笑いを誘い、さらに今日がひな祭りということにちなんで、ジャンケンで勝った人をお雛様にしようということになり、ジャンケンの末に田所が勝利。彼女をステージ中央に据えてみんなで残り4人と会場のファンが讃える中、田所が「25歳になりましたけど、まだいいんですか? ひな祭り…」とつぶやいて、思わぬ年齢ネタの応酬からフリートークがスタート。

愛美と近藤によるMCで、最初のトークはCDの話題から。それぞれのCDにはドラマパートも収録されており、「りるきゃん」のドラマでは茜が泣くシーンでは小笠原が実際に泣きながらの熱演を見せたことや、「D/Zeal」のドラマについては近藤が今日の移動中にずっと聴きながら会場入りして、すぐさま熱の入った感想を演じた二人に直接伝えられて感動したことや、ドラマではジュリアと静香の掛け合いの空気感を大事にして、収録でもスタッフの力を借りてその雰囲気を切らないようにこだわったなど、ファンには興味深い様々なエピソードが語られた。

アイドルが国会で命乞い? 爆笑に包まれた即興劇コーナー

続いて始まったコーナーは「アウト・オブ・シアターデイズ」。ゲームでは「765プロライブ劇場」内でのアイドルの様子を見ることができるが、このコーナーでは「場所」「行動」「アイドル名」のカードをランダムに引いて、できあがったシチュエーションで劇場外でのアイドルの様子を即興で演じることになったが、かなりユニークなお題の連続に会場は大いに盛り上がることに。

小笠原早紀

小笠原早紀

最初のお題は「お化け屋敷で」「泣き笑いしながら」「野々原茜」となり、小笠原は「りるきゃんの三人でお化け屋敷に挑戦」ということにして近藤&Machicoも巻き込む形でスタート。

可憐と茜が手を繋いだり肩に手を回したりする展開にファンの歓声が上がり、さらに「悪霊に取り憑かれた翼」をMachicoが快演し、それを別のCDドラマでエクソシストを演じたことのある可憐が除霊して一件落着とオチを付けて、即興劇はツカミから盛り上がる。

Machico

Machico

二番目のお題は「ピラミッドの頂上で」「ふられた悲しみを背負いながら」「ジュリア」という突拍子もないシチュエーション。ふられた悲しみで泣き続けるジュリアを愛美は演じるが、あまりに長く泣いているために場内は「時間を稼いで続きを考えている?」と思うような雰囲気に……。

そして「勢いで出てきちまったが、どこだここ?」と自分が場所にいるか戸惑いつつ、「やばいな、心細すぎる…誰か私を支えてくれる相棒いないかなー!」とD/Zealの相方・静香役の田所を巻き込むことに。

「ジュリアさん支えに来ました!」「ここまでどうやって?」「ド、ドローンで…」という強引な展開に末に、二人で背中合わせにポーズを取って「私達、D/Zealです!」とキメて何とか乗り切った。

愛美

愛美

続く三番目のお題は「デートの待ち合わせ場所で」「告白の準備をする」「伊吹 翼」。演じるMachicoは直前のエジプトネタを受けて、「ジュリアとのデートのために手編みのマフラーを用意してエジプトに来た」という設定で愛美を巻き込んでいく。そしてピラミッドから頂上から降りてきたジュリアに「さっきの静香は砂漠が見せた幻! あんな幻より実在している私の方がいいと思うんだぁ」と強引にアプローチ。混乱しつつもペースを何とか取り戻した愛美が告白を断るが、「ぬぁーんでぇー?(何でー?)」と独特のイントネーションで食い下がるMachico。そのムチャぶりに愛美は「最高のパートナーがいるんだ」と再び田所を呼び込んでからの「私達、D/Zealです!」で強引にオチをつけて笑いを誘った。

田所あずさ

田所あずさ

四番目のお題は「卒業式で」「天井までガチャを回しながら」「最上静香」というソーシャルゲームファンにはある意味身につまされすぎるネタが登場。これまでとは別の意味で難易度の高いネタを振られた田所は、校長先生から卒業証書をもらう時にまでポチポチとガチャを回し続ける様子をパフォーマンスで表現し、「天井まで行っちゃったー! 校長先生の前で回せば当たるって言ったじゃーん!」と見事にオトして客席からは歓声が!

近藤唯

近藤唯

そして最後のお題は「国会議事堂で」「命乞いをしながら」「篠宮可憐」という、いったいどうすればこんな状況にという難問。これに対して近藤は「私のせいで静香さんのガチャが天井まで行っちゃった! だから校長先生の前でガチャを回せば当たるように法案を通して下さい」と国会議員の伊吹翼に嘆願しに来たという、Machicoを巻き込みながらの強引なスタート。国会議員役を演じることになったMachicoは「校長先生を廃止しろ!」「スカートは股上12センチまで!」とムチャな提案を次々アジり、「ガチャを確実なモノにしてくれー!」には客席からも実感のこもった賛同の歓声が。さらに次期総理大臣・野々原茜まで加わって客席を巻き込んでのシュプレヒコールが巻き起こり、近藤の「私が国会議事堂にきたばかりにこんなことに…どうか命ばかりはお助けを!」と課題をクリアしたところで、最後は近藤&Machicoが「私達、D/Zealです!」と決めて最後を締めくくった。

キュートなポップスとクールなロックがぶつかり合ったライブパート!

前の即興劇コーナーがあまりに盛り上がりすぎたため「こんなひどいコーナーの後、真面目な顔して唄うの無理だよー」とD/Zealの二人が口にする中、イベント後半戦のメインとなるライブコーナーがスタート。

先攻を務める近藤・小笠原・Machicoら「りるきゃん」の三人は「笑いすぎてノドがカラカラだよー」「みんなも声出す準備はできたよねー?」「みんな立って立ってー、おお成長期だねえ、みんな背が伸びた(笑)」と、会場の雰囲気をライブモードへと盛り上げていく。

こうして始まった一曲目は、女の子達の可愛らしい女子会の雰囲気を歌にした「ハルマチ女子」。曲の後のMCで「好きって気持ちがテーマ」「キャピキャピとした少女の心を出せるかがキモの曲」と語られたナンバーだけに、会場の空気もほっこりとした雰囲気に染め上げられていく。そんな空気感が二曲目の「彼氏になってよ。」でさらに高められ、冬の日に好きな相手に気持ちを伝えたくてとまどう女の子の心情を、三人はエモーショナルに歌い上げて、ライブの先陣を見事に締めくくった。

続いて暗転したステージに放たれた赤と青のスポットライトがライブ後攻の「D/Zeal」の姿を照らし出すと、客席も同じ赤と青のコンサートライトで染め上げられた。

そして始まった一曲目「ハーモニクス」は、激しいロックナンバーながらも息の合った愛美と田所のデュオとダンスが正にタイトル通りにハーモニーを奏でて客席を一気にヒートアップさせていった。そして激しく歌い上げた二人は当人ではなくジュリアと静香としてMCを始める。「私達のために集まって、かけがえのない時間を作ってくれてありがとう」「ジュリアさん最高です!」「静香も最高だよな」というやりとりにファンも盛り上がる。そんなやりとりに愛美から「ちょっと静香のテンションの解釈違くない?」とツッコミも入りつつ、二曲目の「餞の鳥」がスタート。こちらは一曲目と打って変わってアコースティックギターの演奏をベースにしたバラードナンバー。

鳥のように自由に羽ばたきたいという渇望を紡いだこの曲を、二人は力強いボーカルとハーモニーで聴かせていく。客席もコンサートライトを掲げながらもじっくりと聴き入る中、まばゆい照明の中に二人のシルエットが消えていく演出でライブを締めくくった。

バラエティに富んだ企画とライブで盛り上がったイベントもいよいよフィナーレだ。ステージには再び5人が勢ぞろいしてお互いのライブの感想を語り合い、さらに「りるきゃん」の両肘をくっつけながら腕全体でハートを作る振り付けにみんなでチャレンジするなどして盛り上がった。そして集まってくれたファンに感謝と次のライブでの再会を約束して、最後のシメにゲームのテーマソングでもある「Brand New Theater!」を5人で披露。客席とともに唄うコール&レスポンスもふんだんに盛り込まれたナンバーで会場全体が一体となって盛り上がり、最高のエンディングでイベントは締めくくられた。

2月27日(水)に発売された「MILLION THE@TER GENERATION 14 Charlotte・Charlotte」と、3月27日(水)発売予定の「MILLION THE@TER GENERATION 15 Jelly PoP Beans」の発売記念イベントも5月4日(土)に開催され、4月27日(土)からはいよいよ、「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!!」もスタートするなど、『アイドルマスター ミリオンライブ!』の盛り上がりには今後も注目だ。

取材・文:斉藤直樹

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