NIGHTMARE メンバー個々のバンドで出演したイベントでバンド復活を宣言、『伊達漢祭』完全レポート

2019/10/24
NIGHTMARE

little HERARTS.11th Anniversary Special LIVE「伊達漢祭」
2019.10.14 ZEPP Tokyo

アンコールでのこと。“NIGHTMARE”という文字がスクリーンに映し出され、「Quints」が大音量で流れるなか、バンド活休以来初めてYOMI(Vo)、柩( Gt)、咲人(Gt)、Ni~ya(Ba)、RUKA(Dr)の5人が同じステージに集まったものの、残念ながら集結するだけで終わってしまった2018年の『伊達漢祭』。あれから1年。10月14日、会場となった東京・ZEPP Tokyo には再び、NIGHTMAREのメンバー・ソロプロジェクト5組が一堂に集結。そのアンコールで、5人がついにNIGHTMAREとしてバンド復活を伝えた記念すべきイベント『little HERARTS.11th Anniversary Special LIVE「伊達漢祭」』。その模様の一部始終をレポートする。

■LSN

LSN

LSN

トップバッターを務めるのは、RUKAのソロプロジェクトであるLSNだ。昨年同様、1番手を狙うところはRUKAらしい。NIGHTMAREのメインコンポーザーらしく、5人のソロプロジェクトのなかではもっともダークでハードな歌ものサウンドを貫き、NIGHTMAREの遺伝子を色濃く匂わせるLSN。この日は髪を短く切ったRUKAを筆頭に、全員が真っ黒い衣装を着て登場。まずは挨拶代わりに「MODO NOSTRA」をじんわりと切り出し、ZEPP場内をどっぷりまっ暗闇へと飲み込んでいく。おなじみの「Cruel」ではヘドバンがあちこちに広がり、齋藤紳一郎(Gt)がハンドマイクでラップし、場内を盛り上げ、また、最新ミニアルバム『D.E.W』収録曲の「GAUDY」は、揺紗(Vo)が「声出せ!」、「はい、手拍子!」と歌の合間に叫んで、動作をガイドしながら観客をライブにどんどん引き込んでいった。そして「ZEPP TOKYO、盛り上がってる? このまま盛り上がった感じで」と揺紗が叫び「PARTY」からラストまで来場者とともに暗闇の快楽のパーティーでぶち上がる。「去年よりみなさんが協力的で楽しかったです」と揺紗がコメントしているなか、RUKAはジャケットを脱ぎながら真っ先にドラム台から立ち去っていった。
 

LSN

LSN

■BULL FIELD

BULL FIELD

BULL FIELD

NIGHTMAREとは真逆にあるような、爽快感たっぷりの明くて男らしいロックサウンドをストレートに打ち出し、昨年の『伊達漢祭』で大いに話題をさらったNi~ya率いる3ピースバンド、BULL FIELDがインスト曲「BIGINNING」で勢いよく舞台に登場。フロアの声援をあびながら「REV LIMIT」、「DRIVE ME CRAZY」とNi~yaがベースを弾きながら歌い出すと、暗闇にぬられたZEPPにたちまち爽やかな躍動感が広がる。Ni~yaは「去年もいったけど、俺はNIGHTMARE活休中ソロ活動はやらないっていってたけど、結果やっちまった」といってファンを笑わせたあと、そのお陰でベーシストとしてだけではなくベースをプレイしながら歌うこと、作詞作曲など様々な経験ができたことについて「とにかく音楽続けててよかった」と笑顔をうかべながら伝え、続けて新曲「BREAKAWAY」をアクト。曲中、歌わないときは積極的にフロントまで飛び出し、ベースソロを弾きながら観客を煽りまくるエモーショナルな「BATTLE FIELD」から、とびきりポップな「BRIGHT」へと流れる終盤などフロントマンとしての成長を感じさせるパフォーマンスで場内を楽しませた。演奏が終わると、Ni~yaのベースを(gremlinsのサポートBaをつとめる)Chiyuが受け取るというお約束の1幕で、最後まで観客を笑顔にしてステージを去っていった。
 

BULL FIELD

BULL FIELD

■TAKE NO BREAK

TAKE NO BREAK

TAKE NO BREAK

カラフルなレーザービームがこれでもかという勢いでバンバン飛び交う場内、EDMが爆音で鳴り響くと場内の雰囲気がガラッと変わる。続いてはYOMI改め“淳”が率いるTAKE NO BREAKが登場。真っ白いロングケーブルがついたマイクを持ち、ダメージジーンズにTシャツ、足元はスニーカーというヴィジュアル系とはまったくかけ離れたルックスの淳が、早速フロアにクラップを求め、ライブは「HUNGRY」の破壊力あるアッパーなビートで開幕。音とレーザービーム、照明が三位一体となってライブ空間を埋め尽くすなか、「Take my hand」では全員をジャンプへと導き、オーディエンスのテンションをどんどんあげていく。「今日を楽しみにしてました。最後まで楽しんでいこうぜ!」と淳が叫び、ミラーボールにレーザーをあて、きらびやかな空間を作って見せた「act in the dark」、タオルを回しダンサブルなミクスチャーサウンドで心地よく躍らせた「Jump in the Sound」とフロアを容赦なく盛り上げていったあと、最後にできたてホヤホヤの新曲「Never Leave You」を届けてライブを締めくくった。
 

TAKE NO BREAK

TAKE NO BREAK

■gremlins

ハロウィンのようなダークファンタジーなSEが流れるなか、ヘアやメイクまでキメキメの派手な和モダンファッションで着飾り、狐のお面をつけた柩とKNZ(Dr)が率いるgremlinsが姿を現わす。KENZOの前に柩と、2人が全幅の信頼を置くサポートメンバーの関西勢・Chiyu(Ba)と美月(Gt)がフロアに背中を向けて構え、4人でアイコンタクトを交わしたあと、「HUNGRY.」でこの日のショーは開幕。NIGHTMAREでは飛び道具的なポジションでエフェクティブな声で楽曲を盛り上げていた柩だが、「mischievous」では本気の歌でぐいぐい曲をリード、「耳心過.」ではアッパーなバンドのグルーヴを腰でとらえ、体をクネクネ動かす妖艶なパフォーマンスで観客をどんどんのせていく。そうして、出演者のなかで唯一メンバー紹介をして「以後、お見知り置きを」と丁寧な挨拶でそれを締めくくったあとは、サプライズでカウボーイなビートを轟かせる新曲「snatch」を初披露し、ファンを驚かせた。そうして、後半は「the brilliant world」、「FLYAWAY」、「Bacchus」とおしげもなく盛り上がりの曲をかっちりと揃えて、最後までgremlinsならではの明るくチャーミングで陽気なロックンロールでオーディエンスを魅了していった。
 

gremlins

gremlins

■JAKIGAN MEISTER

JAKIGAN MEISTER

JAKIGAN MEISTER

この日のトリをつとめたのは、咲人(Gt)率いるJAKIGAN MEISTER。中近東の匂いがたっぷり混ざったスパイシーなSEをバックに咲人(Gt&Vo)、Ni~ya(Ba)、Tooru Yoshida(Key)、HIRO(Dr)が真っ白い衣装で登場。咲人の耽美で端正な容姿が衣装でさらに際立ち、場内からは悲鳴が上がる。そんな美しさとは対照的な、キモカワな赤ちゃん顔形テルミン(目が光るとキモカワ度がさらに倍増!)を目の前に置いて、「DAWN」でライブはスタート。次はルーパーペダルでギターのリフを重ねながらファンキーなパーティーチューン「Crook」を披露し、オープニングから歌いながギタリストとしてどこまでチャレンジングなプレイができるのかというジャキガンならではこだわりのギター&ヴォーカルのあり方を、オーディエンスに徹底的にアピール。そんな咲人がボーカリストして大胆なファルセットにチャレンジした新曲「Halcyon」なども挟みながら、後半は「名状し難いほど有り余る邪気」までとことん一体感ある盛り上がりを作りだしていった。そうして、最後に「今日俺から伝えたいことはただ一つ。みんながつないでくれたその手は、俺たちは絶対に放しません」という言葉を残し、最後に「ワールズエンド」を演奏し、華麗に投げキッスをフロアにおくってこの日のイベントを締めくくった。
 

JAKIGAN MEISTER

JAKIGAN MEISTER

NIGHTMARE

NIGHTMARE

アンコール。スクリーンにはこれまでNIGHTMAREが行なってきたライブがモノクロの映像となってひっきりなしに流れていく。その上で数字を刻むカウンターが、2016.11.23のところでピタリと止まる。それは、NIGHTMAREの活動休止前のラストライブを行なった日だった。

そこから、再びカウンターが動き始める。シーンと静まり返り、固唾を呑む場内。そうして2019.10.14で再びカウンターがストップ。すると、幕がパーンと開き、照明がともると、“NIGHTMARE”のロゴを背負い、新衣装に身を包んだ5人が、NIGHTMAREとしてオンステージ。場内に絶叫が響き渡るなか、なんと去年と同じ「Quints」のイントロが流れ出す。

NIGHTMARE/YOMI(Vo)

NIGHTMARE/YOMI(Vo)

今年は、目の前にいる5人がそれを生演奏しているのだ。さっきまでの“淳”を脱ぎ捨て、裸足になり、髪型も髪色も変えてセンターに構えたYOMIが<夢見たこの場所はずっと夢見たあの場所か?>と歌い出した瞬間、ファンはたまらずボロボロと号泣。タオルで涙をぬぐい、泣きじゃくりながらステージの5人を見ながら手を掲げる。あのとき止まって以降、メンバーが、ファンがずっと夢見ていた場所。それが、目の前に広がっている。曲の終わりは、4人がRUKAに視線を集め、演奏を締めくくる。そんなシーンを見ただけで目頭がさらに熱くなる。

曲が終わり、絶叫するフロアに向けて耳に手を当て、さらなる歓声を求めるYOMI。その横で、咲人が両手を華麗に広げ、ポーズをとってみせる。YOMIが「ZEPP、そんなもんか?」「頭置いて帰れー! かかってこーい!!」と叫び、始まったのはNIGHTMAREの代名詞「極東乱心天国」だった。すぐさまフロアにはヘドバンが広がる。ステージを見ると、いつもよりも視線を上げ、場内も視野に入れながらプレイしているRUKAがいた。

NIGHTMARE/柩(Gt)

NIGHTMARE/柩(Gt)

NIGHTMARE/咲人(Gt)

NIGHTMARE/咲人(Gt)

柩とポジションチェンジをしようと移動をする咲人が、RUKAに目線を送ると、そのRUKAが珍しく微笑んだ。そのあとは、Ni~yaがいつものようにドラム台に片足をかけてベースを弾き、お立ち台のところでは柩とYOMIが向かい合って変顔合戦を繰り広げる。いつもの「極東~」の景色が、目の前に蘇る。そうして、4人がお立ち台に揃ったあとは、オーディエンスがいつもの大合唱をこの日ばかりは泣きながらメンバーに届ける。

そうして、大興奮のまま曲が終わり、YOMIが「みんな、また会おう!」と伝え、NIGHTMAREのライブは終了。と、同時にステージを後にするRUKA。手を振るNi~ya、投げキッスをする咲人、柩がYOMIのところに近寄って「よかったな」と耳打ちして抱き合い、余韻を楽しんだあとは、YOMIがナマ声で「ありがとー!」と叫び、この日のイベントはフィニッシュ。

NIGHTMARE/Ni~ya(Ba)

NIGHTMARE/Ni~ya(Ba)

NIGHTMARE/RUKA(Dr)

NIGHTMARE/RUKA(Dr)

その直後、スクリーンを通してNIGHTMARE が20周年のアニバーサリーライブ『NIGHTMARE 20th Anniversaryh SPECIAL LIVE GIANIZM~最惡~』を2020年2月11日に神奈川県・横浜アリーナで開催することを発表すると、観客はこの日最大の悲鳴をあげながらさらに号泣を続けた。

2016年11月23日、東京体育館でラストライブを行ない、活動を休止したNIGHTMAREが復活の場所に選んだのは、バンド史上過去最大規模となる横浜アリーナだ。活休中、各々がソロプロジェクトで培ってきたものをNIGHTMAREへフィードバックしたとき、はたしてバンドにどんな化学変化が起きるのか。2020年2月11日、横浜アリーナで見届けてもらいたい。暗黒の帝王、NIGHTMAREの伝説が、ここからまた新たに始まる――。


取材・文=東條祥恵

NIGHTMARE

NIGHTMARE

 

ライブ情報

NIGHTMARE 20th Anniversary SPECIAL LIVE GIANIZM ~再悪~
2020年2月11日(火) 横浜アリーナ 
開場15:00 /開演16:00 

<チケット料金>
伊達漢 VIP指定席¥44,000(消費税込み) 
伊達漢 指定席¥22,000(消費税込み) 
ロイヤルボックス 指定席 ¥22,000(消費税込み) 
指定席¥8,800(消費税込み) 
当日券: 指定席¥9,900(消費税込み)

<先行販売>
①ナイトメア・ファンクラブ「伊達漢」既存会員 通常認証 
【1】受付期間:10月14日(月) 22:00~ 10月21日(日) 23:00
伊達漢 VIP指定席 イープラス&EMTG電子

②ナイトメア・ファンクラブ「伊達漢」既存+新規入会受付 通常認証
【1】受付期間:10月14日(月) 22:00~ 10月27日(日) 23:00
伊達漢指定席、ボックス指定席、指定席 イープラス&EMTG電子
【2】受付期間:11月11日(月) 12:00~ 11月24日(日) 23:00(先着)
伊達漢指定席、ボックス指定席、指定席 イープラス&EMTG電子

②各モバイルサイト
【1】受付期間:10月14日(月) 22:00~ 10月27日(日) 23:00 
ロイヤルボックス指定席、指定席 イープラス&EMTG電子
【2】受付期間:11月11日(月) 12:00~ 11月24日(日) 23:00(先着)
ロイヤルボックス指定席、指定席 イープラス&EMTG電子

③イープラスプレオーダー 
【1】受付期間:10月15日(火) 10:00~ 10月28日(火) 23:00
ロイヤルボックス指定席、指定席 紙チケット 
【2】受付期間:11月5日(火) 10:00~ 11月12日(火) 23:00
ロイヤルボックス指定席、指定席 紙チケット 
【3】受付期間:11月15日(金) 18:00~ 11月25日(月) 23:00
ロイヤルボックス指定席、指定席 紙チケット

④オフィシャルウェブサイト・Twitter等 
【1】受付期間:10月14日(月) 22:00~ 11月4日(月) 23:00
ロイヤルボックス指定席、指定席 紙チケット

⑤EMTG 
【1】受付期間:11月25日(月) 12:00~ 12月2日(月) 23:00
ロイヤルボックス指定席、指定席 EMTG電子

⑤その他先行 11/25以降可能 指定席 紙チケット

<枚数制限>
伊達漢VIP指定席→1枚
伊達漢指定席→1枚
ロイヤルボックス指定席→3枚
指定席→4枚

一般発売日: 2019年12月14日(土)

LSNライブ情報

LSN TOUR 2019 「D.E.W」
2019年11月13日(水)大阪・梅田Zeela
2019年11月14日(木)名古屋・Heartland
2019年11月22日(金)仙台・spaceZero
2019年11月24日(日)東京・青山RizM

■LSN オフィシャルサイト http://lsn.tokyo/

BULL FIELDライブ情報

BULL FIELD 2ND ONEMAN LIVE
BRAVE FIELD

2019年11月27日(水)東京・青山RizM
OPEN 18:00 / START 18:30
青山RizM:03-6804-5925

■ナイトメアFC既存会員受付
[受付期間]2019年10月15日(火)18:00 ~ 2019年10月27日(日)23:00
[受付URL]https://eplus.jp/bf-fc/
※2019年10月14日(月)18:00時点で会員資格のある方が対象となります。
※2019年10月11日(金)12:00時点のID・パスワードが有効となります。
※ご自身のID・パスワードがご不明の方は、2019年10月23日(水)18:00までに
伊達漢宛にメール(dateotoko@nightmare-web.com)にてお問い合わせ下さい。
※お1人様4枚までのお申し込みとなります。

■オフィシャルHP先行予約受付
[受付期間]2019年10月15日(火)18:00 ~ 2019年10月28日(月)23:00
[受付URL]http://eplus.jp/bf-hp/
※お1人様4枚までのお申し込みとなります。

【一般発売】
2019年11月9日(土)

TAKE NO BREAKライブ情報

TAKE NO BREAK 東名阪Tour “Never Leave Me”
2020年1月12日(日)大阪 京橋Arc
2020年1月13日(月祝)名古屋 今池3STAR
2020年1月19日(日)東京 渋谷Glad

■TAKE NO BREAKオフィシャルサイト https://www.takenobreak.com/

gremlinsライブ情報

snatch of 「 」、首狩祭
2019年11月12日(火) 東京・青山RiZM 首狩祭
2019年11月13日(水) 東京・青山RiZM snatch of 「 」
 
2019年11月20日(水) 東京・青山RiZM 首狩祭
2019年11月21日(木) 東京・青山RiZM snatch of 「 」

■gremlins オフィシャルサイトhttp://hitsuuu.me/

JAKIGAN MEISTERライブ情報

JAKIGAN MEISTER TOUR 2019 Halcyon Days
2019年12月1日(日)東京・赤羽ReNY alpha
2019年12月6日(金)福岡・ INSA
2019年12月7日(土)広島・LIVE VANQUISH
2019年12月12日(木)札幌・ COLONY
2019年12月13日(金)札幌・ COLONY
2019年12月15日(日)仙台・CLUB JUNK BOX
2019年12月21日(土)名古屋・ ElectricLadyLand
2019年12月22日(日)大阪・umeda TRAD
2019年12月25日(水)東京・新宿 BLAZE

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