The Songbardsのメジャー初リリースツアー『CHOOSE LIFE Release Tour』ホームタウンで満員のファンと一緒に弾けた祝いの宴をレポート

2020/02/13
The Songbards

『CHOOSE LIFE Release Tour』2020.1.23(THU)神戸VARIT.

神戸発の4人組バンド・The Songbardsが、昨年11月にメジャーデビューアルバム『CHOOSE LIFE』をリリースし、対バンツアーの初日を、1月23日(木)にバンド結成の地である神戸のライブハウス、VARIT.で迎えた。対バンアーティストはKOTORIとおいしくるメロンパン。この2バンドを招き、彼らのホームタウンで満員のファンと一緒に弾けた祝いの宴をレポートする。

●KOTORI●

KOTORI

KOTORI

トップバッターはThe Songbardsと交流の深いKOTORI。「RED」でゆったりと幕を開けると、その中盤からはパワー全開で駆け抜ける。ポジティブな言葉、痛快なビート、荒ぶる歌声に煽られ、たくさんの拳が突き上がってテンションも上昇。「素晴らしい世界」では横山(Vo.Gt)のシャウトもシンガロングも轟き、メンバーも観客も息を切らす。だが勢いは衰えることなく「さよなら」では上坂(Gt.cho)も細川(Dr)も髪を振り乱して渾身のアクト。横山も声を枯らさんばかりだ。

KOTORI

KOTORI

そして終盤、メロディックな「1995」が響き出せば2階席の後方まで全員が跳ね、そこに「unity」の遊び心ある展開と聴きごたえあるバンドサウンドで畳みかけたかと思えば、次の「羽」のエモーショナルな質感で揺さぶるから、ファンも感情もむき出しになり横山と目を合わせるようにして歌う。またMCでは、かつてThe Songbardsと共に今日の会場で行ったライブを思い返し、「最初やった時は2階に人はいなかったけど(今日は満員)……。本当に夢あるなと思います」とグッとくるエピソードも披露。最後はその熱くて感傷的な空気を「トーキョーナイトダイブ」に託し、余熱を十分に残して4人は舞台をあとにした。

KOTORI

KOTORI

●おいしくるメロンパン●

おいしくるメロンパン 

おいしくるメロンパン 

今夜が神戸での初ライブという3人は、心地良いグルーヴとしなやかなハイトーンのボーカルが織り成す「caramel city」で瞬時にオーディエンスを引きつけると、スピードを上げて「泡と魔女」ではどこかミステリアスでもある彼ら独特の音世界で空間を満たし、一気に会場の集中を高める。曲後には緊張感も漂う静けさが訪れるほどだ。さらにシームレスに人気曲を続け、ひと筋縄ではいかない楽曲と緻密に計算されたサウンドが放つ焦燥感や熱量で背筋をゾクリとさせ、今度は人々をザワつかせる。

おいしくるメロンパン

おいしくるメロンパン

しかしその後も「candle tower」などをドラマチックかつ自由度高く鳴らして大小の音の波で襲い掛かり、全員の目と耳を釘付けに……。そしてラストに向けてスパートをかける「シュガーサーフ」では、その疾走感に解き放たれたように観客の手がヒラヒラと宙を舞い、それを「epilogue」の耳なじみのよさや中毒性で“回収”。わずかなMCと全8曲でストイックに組み立てた約35分間は、まさに圧巻のひと言だった。この日、神戸初登場の彼らのライブは初見の人も少なくなかったはずだが、そんな人たちの脳裏にその存在をしっかりと焼きつけたのは間違いない。

●The Songbards●

The Songbards

The Songbards

今夜の主役は新作『CHOOSE LIFE』の楽曲を軸に自身の最新の音楽を繰り広げる。まず作品同様1曲目は「ストリートアレイ」で、ワクワクするリズムや表情豊かなツインボーカル&ハーモニーなどでファンを笑顔で揺らし、お祝いムードも満点だ。またキャッチーなメロディやすがすがしい歌声が耳に残るナンバーを続ければ、観客は目を輝かせてリップシンク。甘酸っぱい青春の情景も浮かび上がる。

The Songbards

The Songbards

さらに「春の香りに包まれて」ではそのフォーキーで透明感ある響きはひと足早い春を呼び込み、うっとりとした表情の女性も! そんななか始まったMCでは、上野(Vo.Gt)がゲスト2組とのエピソードもお披露目。

The Songbards

The Songbards

途中、柴田(Ba.cho)のツッコミも入ってアットホームな時が流れる……が、後半戦に突入すれば今度はスペイシーでもサイケデリックでもある「Time or Money?」で空気感を変えてジワッと熱を上げ、松原(Gt.Vo)のホイッスルもバンドの一体感も楽しい「グッドラック・ドリー」や、印象的なイントロから多面的な魅力を発揮する「Othello」などでさらに高揚。そして再び「悪魔のささやき」のポップサイドでも魅了しながら最終の「太陽の憂鬱」へ突き進み、ファンと一つになって気分上々でゴールテープを切った。

The Songbards

The Songbards

ちなみにこの日のアンコールは「Inner Lights」で、曲名どおり光と温もりを感じるみずみずしい音色が会場を包み込みハッピーなラストシーンに。これには今後の彼らの活躍を予感せずにはいられなかった。3月6日(金)から始まるワンマンツアーにも期待が高まるばかりだ。

The Songbards

The Songbards

取材・文=服田昌子 撮影=中磯ヨシオ

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