「Coca-Cola presents unBORDE 5th Anniversary Fes 2016」熱狂ライブレポート!

2016/04/11
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きゃりーぱみゅぱみゅやRIP SLYME、高橋優、CAPSULEらが所属するWarner Music Japan内のレーベル「unBORDE(アンボルデ)」が、4月10日(日)、幕張メッセイベントホールでレーベル設立5周年を記念したイベント「Coca-Cola presents unBORDE 5th Anniversary Fes 2016」を行った。

これまではクリスマスの時期に合わせ、レーベル主催のイベントをライブハウスで開催してきたが、今年は「垣根を越え、音楽のパワーを音楽ファンに感じてもらいたい」というイベントの趣旨の下、世界屈指のブランド「コカ・コーラ」との強力タッグが実現。レーベル所属の12アーティストが「コカ・コーラ」のグローバルキャンペーン「Taste the Feeling」のテーマにインスパイアされた新曲「Feel」を制作し、気持ちをシェアするというコンセプトで各アーティストがコラボレーションしたスタンプボトルも発売。
オーディエンスは完全招待制とし、7000名の音楽ファンと15組のレーベル所属アーティストが、約9時間に渡るスペシャルなアニバーサリー・パーティーを楽しんだ。

“時代感”と”エッジ”のある”ONE&ONLY”なアーティストを、日本のみならず海外にも発信していくことを目指し、2010年12月21日に発足したunBORDE。MCのChigusa、スペシャルプレゼンターのスーパーササダンゴマシンに呼び込まれたレーベルヘッド・鈴木竜馬氏は「気付けば5周年。これもひとえに僕らが送り届けている音楽をみなさんが愛してくださっているおかげです。本当にありがとうございます!」と感謝の言葉を伝え、会場からの大きな拍手に笑顔で応えていた。


トップバッターはandrop

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オーディエンスのクラップと声を巻き込むアンセム感満載のナンバー「Voice」で力強くイベントの幕を開け、「今日はお祝いだから」(Vo.内澤崇仁)と、新曲「Astra Nova」を初披露。
MCではきゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」や高橋優の「福笑い」の一節を歌うなど、レーベルのフェスならではのサプライズも飛び出した。


神聖かまってちゃんは、このレーベルの第一弾アーティスト。

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「今日はお前らと一緒に歌いたいんだ!」(Vo.の子)と叫んで始まった「ロックンロールは鳴り止まないっ」は、これまでのunBORDEのイベントでも欠かさず歌われてきたナンバー。
もっと音楽を鳴らしたい、もっと解放したい、そんなピュアな思いが今年も真っ直ぐに響くステージだった。


3番手は、昨年末に日本武道館公演も成功させたパスピエ

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ONE&ONLYな個性とムードを放つ5人が音を奏で始めると、会場の空気が一瞬で彼らの世界観に染まっていく。中でも、Vo.大胡田なつきの歌声と存在感は圧巻。
「チャイナタウン」、「最終電車」など、オーディエンスの目も耳も心も惹き付けて離さないパフォーマンスで魅了した。


続いて登場したのは、超ミニの真っ赤なワンピで飛び出してきたVo.理姫率いるアカシック

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型にはまらない楽曲の世界観とパフォーマンスは、初めて見た人でも思わず引き込まれるインパクトだ。
エモーショナルに歌い上げた「今日から夜は家にいるよ」、ライブ感爆発の「サイノロジック」など、バラエティーに富んだ選曲で会場を盛り上げた。


「ウエルカム・ニュー・アーティスト」のlivetune+は、初音ミク旋風を牽引した音楽プロデューサーkzのソロプロジェクト「livetune」と、青文字系モデル/アーティストとして世界で活動中の「やのあんな」による新生ライブユニット。

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デビュー作となる1st E.P.「Sweet Clapper」が初披露され、キュートな歌声と高揚感たっぷりのサウンドが会場をカラフルに彩っていた。


同じく「ウエルカム・ニュー・アーティスト」の天才バンドは、奇妙礼太郎(Vo.G)、Sundayカミデ(P.Cho)、テシマコージ(Dr.)によるロックトリオ。

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興奮と衝動とポップなメロディーが融合して放たれる彼らのサウンドは、まさにONE&ONLYの存在感。自由奔放なステージングで、CMでもインパクトを残してきた「ダラダラ」など3曲を披露した。


続いては、unBORDEからデビューすることが決まったシンガーソングライター、あいみょん

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「どうせ死ぬなら二度寝で死にたいわ」というユニークな視点が光る「どうせ死ぬなら」、生と死を真っ直ぐに見つめた「生きていたんだよな」など、弾き語りによる堂々たる歌いっぷりにオーディエンスは釘付け。
新たに仲間入りした計り知れない才能に、会場からは惜しみない拍手が送られた。


森高千里や小室哲哉など数々のアーティストとコラボしてきたtofubeatsのステージは、神聖かまってちゃんのの子とmonoを迎えた「おしえて検索」からスタート。

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その後も名曲「水星」などを披露しつつ、ラストはなんと藤井隆が登場!オーディエンスに向かって「音楽やりたい人がいたら、Warner Music Japanにデモテープ送ってみれば!?」というtofubeatsの言葉を受け、藤井も「本当にいい会社です!」と断言。爆笑トークを繰り広げながら、最強のダンスチューン「ディスコの神様」を披露した。


会場がカラフルなサイリウムの光でいっぱいになったチームしゃちほこ

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レーベルの先輩でもあるRIP SLYMEのカバー「JOINT」では全員でタオルを回しながらひと足早い夏気分を満喫し、その盛り上がりのままハイテンションな「トリプルセブン」へ突入。全力の歌とダンスで声援に応えながら、ラストはどこか懐かしい可愛さを漂わせる新曲「Cherie!」をパフォーマンス。
「これからもunBORDE、そして私たちのことも可愛がってください!」と締めくくった。


イベント開始から5時間、10番目に登場したのはindigo la End

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「忘れて花束」からスタートし、切なさと疾走感が胸を締め付ける「悲しくなる前に」へと続いていく。良質なポップセンスとスリリングなバンドサウンドが融合し、彼らにしか描けない音の景色が生まれている。
川谷絵音(Vo,G)は「5周年、おめでとうございます。10周年でもこうしてイベントが出来るよう僕らも頑張ります」と言葉を添えていた。


きゃりーぱみゅぱみゅは、真っ赤なパンツスーツで登場。

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「CANDY CANDY」、「もんだいガール」など、どの曲もイントロから大きな歓声が上がる。「unBORDEも私も今年5周年。年々パワーアップしてるunBORDEの一員でいられるのはすごく幸せです!」と語り、最後は、現在「コカ・コーラ」スタンプボトルのCMで流れている新曲「最&高」を初披露。
デビュー5周年記念ソングでもある、この曲に込められたたくさんの「ありがとう」の気持ちが、会場にいるすべての人の心をあたたかく繋いでいた。


高橋優は、この日バンドで初披露するという「クラクション」からスタート。

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unBORDEは「目の前にストライクゾーンがあるのに、そこに放らないような面々ばかり」と笑いながらもレーベルへの感謝の気持ちを伝え、最新曲「さくらのうた」をしっとりと歌い上げた。「泣ぐ子はいねが」ではお客さん全員を巻き込んでのコール&レスポンスを繰り返し、ラストは「明日はきっといい日になる」。
ジャンルの垣根を超えていく音楽の力が、たくさんの笑顔を輝かせていた。


unBORDE主催のイベントは過去4回行われてきたが、意外にも今回が初参加となったCAPSULE

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中田ヤスタカの作り出すドラマチックで高揚感たっぷりのトラックと、こしじまとしこのポップなボーカルが会場を揺らし、アリーナは1曲目から巨大なダンスフロアに。
空間を最大限に使った照明効果や映像など、音楽を体全体で楽しめるステージングが繰り広げられた。


ひときわ大きな歓声で迎えられたゲスの極み乙女。は「サイデンティティ」からスタートし、「コカ・コーラ」ネームボトルキャンペーンのCMソングにもなった「私以外私じゃないの」で美しいメロディーを轟かす。

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アッパーなバンドサウンドで疾走する「餅ガール」、「ドレスを脱げ」と比較的初期のナンバーが続くと、会場の温度はさらに上昇。ラストの「キラーボール」でオーディエンスのテンションは最高潮に達し、熱っぽい拍手がいつまでも続いていた。


本編ラスト、イベントのトリを飾るのはRIP SLYME

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「5周年のお祝い。踊り倒そうと思ってるんですが、おつきあい願えますか!」というRYO-Zの呼びかけを受け、「楽園ベイべー」「熱帯夜」など会場がひとつになっての盛り上がりに。
最新曲「Take It Easy」も初披露されたこの日の最後は、タイトル通りのまっすぐな思いが込められた「この道を行こう」。
グループとして、レーベルとしてのこれからを照らすような光溢れるエンディングとなった。


そしていよいよアンコール。

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曲はもちろん、レーベル設立5周年を記念して作られたunBORDE all starsによる「Feel」だ。
CAPSULEの中田ヤスタカとRIP SLYMEのPESが中心となって作られたこの曲は音源としてもリリースされているが、ライブで披露されるのはもちろん今日が初めて。個性豊かな面々が次々とボーカルをとりながら、音楽でひとつにつながる瞬間の喜びを分かち合った。

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最後はみんな揃って「コカ・コーラ」で乾杯!9時間に渡るイベントをたくさんの笑顔で締めくくった。

PHOTO:橋本塁/鳥居洋介


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