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GEDDYさんのレビュー
客電が落ちると、スクリーンに映像が流されたあとで幕が開く。“しもべバンド”は下手側からGt.藤居諒、Bs.つよぽん、Ds.かんちゃん、Gt.堀真路。
セットリストは以下の通り。
・右手には愛の薔薇、左手には絶望の赤い糸
・DAYDREAM
⇒この曲の途中で2nd.Gt.の1弦が切れる。
【MC】「皆様ごきげんよう、矢島舞依です」、いつもの「サバトとは、闇に集い……」の間に藤居諒が舞台袖に駆け込むが、舞依様には見えていない。バンドもフロアも固唾を飲んで見守る中、舞依様が「Inferno!」と格好よく曲紹介をすると、ひと呼吸おいてかんちゃんがおずおずと
「舞依様、いまGt.のしもべがいなくなっております」
「なぜだ!」
フロアは爆笑。藤居諒がようやくステージに戻り、チューニングする間も「せっかく格好よく決めたのに、今日は笑わないぐらいのつもりだったのに……あとでお仕置きだ」と愚痴る舞依様。
・Inferno
⇒1st full album「Vampiress」から。
・陽炎
・Mother
⇒イントロで舞依様が美しいロングトーンを聴かせる。シャウトでないところに高い歌唱力があらわれている。
・マグノリア
【MC】
・Vermilion Crime
・キメラ
・深淵
【Intermission】スクリーンが降り、映像が投影される。炎と怒りの画像が、やがて降り注ぐ雨のイメージに遷り、「寄り添いたかった」という“Rain”の歌詞につながっていく。
・Rain
・Apocalypse
・CIRCUS
⇒クラウンの仮面をフロアに投げるパフォーマンス
・Second Dead
⇒「Vampiress」から。
【MC】舞依様が袖に引き上げるとコミカルなBGMが流れ、しもべバンドによるMCとグッズ紹介。途中で舞依様がステージに戻って軽妙な会話に加わり、メンバー紹介。
・理想郷-ユートピア-
⇒2nd. mini album「BLOODTHIRSTY」から、ライブで最も盛り上がる曲のひとつ。ところが途中で同期がおかしくなり(急に少し先に飛んだように聞こえた)、なんとか演奏を続けようとしたものの、結局途中で止まってしまう。フロアはencoreを求めるときのような手拍子で応援し、初めからやり直し。
・カリギュラ
⇒3rd. mini album「Innocent Emotion」から。
【MC】「今日はいつもと違うおいしいものを見られていると思います。これがライブです」「今日のライブで3部作が完結できました」「コロナは続いているけど、これからも歩みを止めずに行きます」
・PHOENIX
・Dominator
⇒Encoreを求める手拍子に応えて、再びステージへ。
【MC】過去のメロスピを集め、新曲を加えたフルアルバムを4月にリリースする予定。
【Encore】
・ヴァリアント
・BLOOD RESOLUTION
⇒やはりドラマチックなこの曲がラスト。
久しぶりにかんちゃんのドラムが聴けたのもうれしかった。どこがと言われると説明できないが、独特のノリと力強さがある。
今回は3部作ミニアルバムの集大成という位置づけから、選曲もそれに見合ったものになった。“覚醒JINX””必要悪サバト””Masquerade”といった初期の名曲も聴きたかったが、それはまたの機会に。
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- 2021/12/18 (土) 21:46
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