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BABYMETAL

巨大キツネ祭り in JAPAN

2017/09/26 (火) 19:00 開演 @さいたまスーパーアリーナ (埼玉県)

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️TMさんのレビュー

B、Aと順に柵のを通り抜ける度にチケットをチェックをされる。大箱で最前ブロックの10列目の上手に来る。
「こりゃスゲー!」
ステージとAブロック最前との間にカメラがレールで移動する割とゆったりとしたスペースが設けられていた。少しウザさがあるものの、大箱でこの距離感は素晴らしい。

入場開始は5時半だったが、若干前倒しスタートの割に開演は遅れた。早くから入場したのでたっぷり待つことになった。スタンド席は全席指定なので出足が遅く、まだまばらだった。BGMもジュダス、メイデン、ノット、アンスラ、パンテラ、メガデスと定番が続く。
ステージ後方の僕らの正面には巨大なドレープが掛かり、スピーカーを積み重ねた仕切りにより5等分に分けられていた。このドレープが巨大なスクリーンになる。
開演時間を10分超過して、ドレープ裏の非常灯が消え、拍手と歓声が起きる。続けて客電が落ちるでその声はウォー!と高まる。紙芝居が始まる。
五大キツネ祭りの黒、赤、金、銀、白のそれぞれのキツネ祭りが今夏行われた。その全てが結集したのがこの巨大キツネ祭りであることがナレーションで語られる。そして轟音の嵐と共に「BABYMETAL DEATH!」がはじまる。後ろから圧縮されてあっと言う間に五列目に来た。途端に体制が不安定になる。やはりデス始まりは良い。右手は体制維持に取られ片手しか動かせないけれど、この高揚感はたまらない。いよいよ巨大キツネ祭りが始まった!

可愛いイントロの 「ド・キ・ド・キ☆モーニング」がはじまる。しかしこの五列目の圧縮がかなりきついので三姫の姿がうまく見えない。強い圧縮は身の危険を感じる衝撃の強さだ。局所的な小さい波は何とか受け流すことが出来るが大波はヤバい。兎に角、大波は転倒しないようにだけ努めなければならない。そんなことを考えている内に早速後方で転倒が起こった。8列目くらいでどっと15人くらいが倒れた。周囲の観客が反射的に引き起こしたのでことなきを得た。流石に周囲も手馴れているのでちょっとした転倒は問題にはならないが、あまり他人任せに身を委ねるのもよく無いことがわかる。Aブロックの僕の周りでは度々、こうした転倒が繰り返された。

「メギツネ」のきつねのイントロが流れるとまた圧縮が起こる。興奮しすぎて超興奮状態の若者が前に突進してくる。興奮する気持ちはわかるが、強引に分け入られる側はかなりいい迷惑だ。エエ加減にセイヤ!と思っていると漁夫の利的棚ぼたで僕もいつの間にか前三列目にいた!前2人の間から観ると視界を遮るものはない。なんだろう?この感覚。SU-METALがお面に顔を隠し、MOA-METALに向けて変顔をやっている。(変顔自体は見えないが、MOA-METALがガン見しながら無表情に徹しているのが笑える。ヤバッ、これは神ポジ!前にもかなり近くまで行くことはあった。しかし、近ければ照明がきつく、視線も後方に行くことが多い。近いからと言って、それほど良く見えるかと言うと、そう言うわけではない。ココ SSAは最前と言えどもかなりステージは離れている。しかし、ステージが離れて高いからか、照明が目に入る事もなく、物凄く良く見える。大箱の3列目がこれほどのものだとは!A1009よセンキュウ!

巨大キツネ祭りの新しい変化はこの後に続く「神バンドソロ(新曲)」だった。暗闇の中の疾走とでも形容するにふさわしい、超高速な神ソロだった。音階の起伏は風の如し、目にも留まらぬ速さで小神様、大神様とバトンを繋ぐ。神バンド的にはまた一つハードルが上げた感じのソロになっている。ただ、この初日はBOH神のBASSソロがちょいちょいもたついていた。音場が悪いとは言え、ドラムの音と指が同調していない。ベースだし、相当無理なスピード感なはず。本当にチャレンジャーだ。相変わらず青山神のドラムソロは冴え渡り有終の美を飾ると、三姫が入場してYAVA!が続く。続いたのは「ヤバッ!!」であっては「あわだま・・」ではなかった。「YAVA!」は僕が初めてBABYMETALのライブに参戦した、あのメタル武道会幕張全ピットで初めて観た新曲で個人的に思い出の深い曲だ。あの時は真横から観るステージで三姫はほぼ見えなかった。今日のこの距離感はまるで奇跡だろう。再びステージが暗くなりしっとりと前奏が会場内に響き渡る。SU-METALの「Amore - 蒼星 -」だ。音場の関係で上手く聞こえないところもあったけれど、今回、ライブ用の耳栓を投入したおかげで、なんとかアニメ声にならずに聴けた。続いては「4の歌」。五大キツネ祭りの大阪銀キツネではブラックベビーメタルの曲は聞けていないかったから、待望の歌だった。続く「シンコペーション」は東京ドーム以来、糸巻き風のダンスが可愛い、「META!メタ太郎」の颯爽とした行進曲調のリズムに乗ってジャンプする。

くどいがこの距離感でセカンドの曲を聞けるのは至福だ。「イジメ、ダメ、ゼッタイ」WODだ!「KARATE」、「ヘドバンギャー!!」と怒涛の如くの嵐が吹き荒れ「Road of Resistance」で戦国WOD。初日はサークルモッシュには参加していないけれど、あの高揚感は格別だ。最後に「THE ONE -English ver.-」の締めだった。セカンドが主体になると最後がThe Oneになる為、三姫のSee Youが無くなる。一握の物足りなさは否めないが、セカンドを深めないとサードが出ない。やむを得まい。

ここで再び紙芝居が流れる。5つのスクリーンが扉となり、導入と同じような能書を語る。「新たなお告げの全貌」?「聖なる神のイニシエーション」?「あの聖地」?いきなり頭の中が飽和状態となる。舞台の上に吊るされていたあの三つの十字架は武道館の魔法陣の中央にある十字架に他ならない。
ベビーメタルが唯一、悔いを残すのが武道館公演の初日。それをリベンジ?イニシエーションってなんや?妄想が爆発したかのように展開する。

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  • 2018/02/12 (月) 11:01

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