あれから40年!! 誰もが知ってるサザンだけを期待してる方々には、このセトリを理解することは出来ないでしょう。それはサザンオールスターズの一面に過ぎないということ。 サザンのフロントマンとしてだけでなく、一大衆音楽ファンとしての桑田さんの洋楽エッセンスやアイディアが凝縮した、濃厚な約三時間だったじゃないですか。ズバリ『こんなサザンを待っていた!!!!!』 もちろん桑田さんの安心感抜群の歌唱は言うに及ばず、弘さん、ムクちゃん、原坊、毛ガニさん、それぞれのテクニカルな演奏は大映しされるモニターを見れば一目瞭然で圧巻だったし、遊び心満載の演出や映像技術の確かさ、サポートメンバーの技術力の高い演奏や歌唱にも「これぞサザンのクオリティ」と心から感動できました。 エバトダンシングチーム一人一人のプロフェッショナルなダンスだって、いつも以上に最高だった。これもサザンの一部ですよね。 特効も凄かったなぁ← 一回一回のライブにハイパフォーマンスを心がけているであろうことは、これまで過去に発売されたDVDやBlu-rayにも収録されたリハーサルの様子を見ていれば、容易に想像出来る筈。 つまらないと文句言ってる方──、は実は一見さんなのだなと思いました。 何を以て「40周年らしくない」のか、僕には理解出来ません。 一曲一曲に、これまで積み重ねてきた確かなものが見えましたよ。 『40年前の「勝手にシンドバッド」より昨日の「勝手にシンドバッド」の方がすべてにおいて上』といえば分かりやすいかな？ サザンオールスターズのファンで良かった!! と心底思える、そんな幸せなライブでした。今夜(二日目)のライブも楽しみにしています。 名古屋、東京で待ってる皆さん、棚のCDをもう一度総て聴きなおしましょか←