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潜潜ツアー東京公演(2日目)に続いて2回目のライブでした。 潜潜の時にも感じましたが、やはりACAねさんの声は音源とは完全に別物です。 音源のような綺麗な声質に、更に感情が上乗せされた、エモーショナルに叫ぶような歌声で終止鳥肌が立ちっぱなしでした。 特に"Dear Mr「F」"は全てが感情を揺さぶってきて、声と伴奏だけの曲ですが涙腺を破壊するのに十分すぎました。 他の曲も、普段音源で聴いているときには特に鳥肌が立たなかった部分でもずっと鳥肌が立ち続けました。 これがエモいということなんだと"解らせられた"感じです。 楽器隊も相変わらず超絶テクニックでした。 特にベースの二家本さん、ドラムのよっちさんは音源では決して感じられない、「体に響く感覚」を味わうことが出来て、こちらもまた鳥肌でした。 舞台の装飾や演出は謎めいていて掴みどころがありませんが、この不思議感と、前述したエモ、テクニカル感が合わさり、カオスな空間です。恐らくずとまよ。以外では体験することが出来ない感覚だと思います。 あとここからは個人的に嬉しかったことになりますが、生で聴きたかった「雲丹と栗」を聴けたのがとても満足でした。 ストーリー性のある歌詞と感情のこもった歌声とは裏腹に、キャッチーな手拍子を要求されて不思議な感覚でした。 また新曲の、しかもまだ音源すら公開されていない実写約ネバのタイアップ曲「正しくなれない」をフル尺で、生で聴けたのは感動しました。音源で聴き倒すよりも前に生で聴けるなんて、素晴らしく贅沢で貴重な体験でした。(実はサラウンドな「正しくなれない」を聴くためだけに映画館へ足を運ぼうとしていたのですが(アホ)、その必要が完全に消し飛びました) 総じて、まだ音源しか聴いたことがない人は「絶対に」ずとまよ。を見る目、聴く耳、ずとまよ。に対する価値観、世界観が全て変わると思うので、ライブは絶対に行って損はありません。