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昨日のロック大陸漫遊記で、「ライブの記憶がなくなる、どうしたらいいですか?」という質問に「メモを取るというのはどうでしょうか」というマサムネさんの答えを聞いて、早速ここにメモして残したいと思い立ちました。 スピッツ出番直前、後方、左右から人波がドーっと押し寄せて最前エリアは更にぎゅうぎゅうに。久々のSUGINAMI MELODYのオープニングでワクワクMAX。エスカルゴ→海とピンク→ハチの針、あぁライブハウスの縦ノリスピッツ、もみくちゃはキツイけどこの一体感がたまらない! カバー曲の「きらり」は、序盤の抑揚のあまりない低音が続く感じがとても新鮮で、大人な色気あるスピッツの曲になっていました! アンコールの一曲目、マサムネさんの右手が小刻みにギターを鳴らし、「つながっていた僕らはたぶんいつも それぞれ闇の奥にいた時でさえ」ジャジャジャン〜…(マサムネさんの口から言葉として出てくるのを目撃し、段々盛り上がる演奏に感動)…「生きていて良かったそんな夜を 探していくつもの夜更かしして やっと会えた朝」…コロナ禍を経てやっと以前のような密なライブハウスのイベントができるようになり、喜びをこの曲で分かち合えたようで感激でした。今後のライブでもどんどん演ってほしいです。 その他印象的だったこと(ニュアンス) ・コレクターズの「ガラクタ」カバーがコレクターズのものになっていて、カバーしてくれたことを忘れてしまいそうだった(マサムネさん) ・Peanut Buttersはキュートでポップな感じだと思っていたら、キュートでラウドだった(マサムネさん) ・秋山黄色君は若い!(マサムネさん)…激しくてかっこいいパフォーマンスでした。 ・ヒックスヴィルは、スピッツと活動歴がほぼ一緒、群青のテレビ出演のコーラスや、松本隆さんのイベント、レコーディングなどでもお世話になっている。…パワフルな歌唱とアコースティックで陽気な感じの演奏が素敵でした。 ・田村さんが曲の最中に、いたずらっ子みたいな顔でテっちゃんのマイクスタンドから黄色いピックを勝手に抜いて客席に投げた笑。 ・テっちゃんが「今日は満月の一つ前の月、月を見たら俺を思い出して下さい」…「月に帰る」の作曲も三輪テツヤ、月=テツヤですね。 ・﨑ちゃん、ドラムを叩きながら満面の笑み。楽しすぎて曲の入りを間違えそうになったそう。 ・クージー、リハーサルも楽屋フェスみたいで楽しかった! ・「この空気は誰一人欠けても作れなかった。生まれてきてくれてありがとうと一人ひとりに言いたい。」(マサムネさん)…ここ数年、ライブで伝えてくれるこのメッセージは、ライブ以外でもスピッツの曲を通して聴いてくれている人全員に伝えたいメッセージなのだろうなと感じます。 これまで大変なことも沢山あったけれど、大げさでなく生きていて良かったと思えた夜でした。

スピッツベルゲン30周年記念の、本当にスペシャルなゴースカでした。 1996年に誘ってもらったライブで衝撃を受け即スピッツベルゲン入会、それからこれまでずっと追いかけてきましたが、これまでのどのライブともどのゴースカとも違う、こんなの初めて!な演出がいっぱいでした。(他の方がレビューで書かれてますね。)ずっと進化し続け、どんどん曲も歌も演奏も磨きがかかり、何度ライブに足を運んでもまた行きたい!と思わせてくれるスピッツは、本当に偉大なバンドです。 アリーナを埋め尽くした全員がスピッツベルゲンの会員で、会報も愛読していて、スピッツの曲はもちろんだけれど、メンバーの人柄や他愛のないおしゃべりとかまで含めて「スピッツが好き!」なんじゃないかな。ライブハウスのようなメンバーとの近さはないけれど、1万人?のスピッツ大好き仲間の集い感があって、隣の席の方に「カメラ入ってますね!」「(開演前に流れていた曲)懐かしい曲ですね」とか、つい話しかけてしまいました。今回のSEは90年代ヒット曲で、ミスチルのinnocent worldや、UAのミルクティー、JUDY AND MARYのOver Driveなど。終演後も、LINDBERGの今すぐKiss Meとか流れてました。きっとメンバーセレクトかな。前回は70〜80年代の邦楽中心だったりして、ゴースカは開演前から終演後まで特別感あって楽しいです。 メンバー登場!テンションあがってライトバングルを着けた腕を激しく振ったせいか、なんとライトバングルがあっという間に点かなくなってしまいました…。センターステージでの4曲のライトの色指定、仲間に加われず哀しかったな…。でも、ライトとミラーボールのキラキラが幻想的で夢の世界にいるみたい!ほんとに「ちむどんどんな感じで」メンバーも楽しそうだし、観客も祭りみたいに盛り上がりました。 演奏してほしい曲の私のリクエストはマニアック過ぎて、やはりセットリストには入りませんでした。(さらばユニヴァース、虹を越えて、アナキスト…今のスピッツの生歌生演奏だと渋くて絶対カッコよさ倍増だろうな…。)でも、たまにしかライブで披露しないような名曲もいくつかあり、今の最強スピッツで聴けて感動でした。今の生スピッツは昔のライブや音源を超える魅力があるので、なかなか聴けなかった曲を聴けた時の感動が凄いのです。 それにしてもスピカの人気は凄い!第2回〜今回までずっと会場又は全体の3位以内で、どのゴースカでも聴けましたが、個人的に今回のスピカが断トツ響きました。コロナ禍で3年我慢した久々のライブだったことと、声と音がアリーナに伸びやかに広がっていく感じが最高でした。他にも歌い上げる系の曲がいくつか聴けましたが、そういう曲はライブハウスよりホールやアリーナの方が響きが素晴らしいと感じました。ぴあアリーナの音の響き方は「音を浴びる」という言葉がぴったりで、マサムネさんの生の力強い歌声が全身に降り注いで沁み渡ってくる感覚で、何度も涙腺が緩みそうになりました。 アンコール前の突然のサプライズ〜アンコールでの再登場、ここが今回のゴースカ最大のハイライトでした!ほんとスピッツはどこまでもファンを喜ばせてくれるなぁ…(映像化前なのでどこまで書いていいものか…)。ステージ背景のイラストといい、会報と連動していてファンクラブイベント感がより盛り上がりました。 ゴースカ恒例の新曲は明るめの心地よい曲調で、早く繰り返し聴きたいです♪歌詞の中に「横浜」という言葉が聴こえたような……空耳かな?「大宮サンセット」や「初夏の日」のようなご当地ソング??「けもの道」や「野生のポルカ」みたいに地名を入れ替えて歌う曲??一瞬そんな想像が巡ったけれど……全然違ったりして。 30年(結成35年)かけて築いてきた、スピッツと全国から集まったたくさんの熱いスピッツファンの愛と一体感が会場全体に溢れていて、物凄い多幸感!ほんとに夢のような世界でした。 収録が入ったので、BD・DVD化される日が待ち遠しい!写真撮影OKタイムなどはなかったけれど、あの時間を真空パックされた円盤が手元にあれば、いつでも幸せな気分になれそうです。 メンバー、クージーのおしゃべりもファンクラブならではのプライベート感があって面白かったので、それも楽しみです。DVDを観るファンへ呼びかけるシーンもありましたよ! ある曲の冒頭で演奏やり直したところもそのまま入るかな?8823ではマサムネさんずっと耳を押さえていて、音程取りづらそうでした。収録曲未定というのは、ここをどうするか検討中ということなのかな…。