音楽を目印にして2年8ヶ月ぶりに集まったBUMP OF CHICKENとリスナーの25周年記念ライブSilver jubilee初日のライブへ行ってきました。
ワンマンライブでは20周年記念ライブ以来のオープニングSE
ザ・フーの「A Quick One While He's Away」が流れるとリスナーのボルテージも上がっていき、大きな拍手の中、BUMP OF CHICKENが登場
1曲目の「アカシア」のイントロが流れ始めた時のリスナーの反応が大盛り上がりでした。
「アカシア」、「なないろ」、「クロノスタシス」などといった新曲、「ray」、「天体観測」、「メーデー」といったライブで盛り上がる楽曲、「乗車権」、「オンリーロンリーグローリー」(近年披露されたのは前回のアルバムツアーのライブハウス公演の日替わり曲)といったなかなか演奏されない盛り上がる楽曲
「allows」、「銀河鉄道」といったなかなか演奏されないコアな楽曲が並ぶセットリストはとても良かったです。(この2曲は歌い方といい、本当に良かったです…)
また照明演出もとても良く
「Hello,world!」ではレーザー光線が目まぐるしく変化する照明演出がとても良かったです。
「天体観測」では今回配布されたPixmobの光が楽曲の良さをさらに引き立てていました。
「なないろ」の照明演出は演奏を引き立てる良い照明演出でした。
「Aurora」ではステージ上空にオーロラを登場させる照明演出がとても良かったです。
「クロノスタシス」ではミラーボールを使った幻想的な演出がとても良かったです。
最初のMCはボーカル藤原さんが
「君たちが歌う部分はそのままにしておきます。いつか歌えるその時が来るまで空けておきます。小学校で例えると、クラスの唯一の友達がある日から学校に急に来れなくなった。その子の席はそのまま空けておきます。でも間違えて座ってしまうこともあるかもしれない。歌っても気にしないで」と今までのライブと違ってルールはあるけど、今までとやり方は変わらないとリスナーに対して安心させるように話しかけていたのが印象的でした。
ベースの直井さんはメンバー紹介で初めての挨拶をしました。
今までの行いに関して謝罪し、全身全霊で演奏しますと話すとリスナーから長い大きな拍手がおき、それに対して感謝の気持ちを表すかのようにお辞儀をしていました。
コーラス、ベースの演奏は今までとは違って楽しむというより、全身全霊感が凄く出ていて良かったです。
今までのライブでは直井さんが主に話していましたが、今回のライブは直井さんが話したのはこの部分だけで、主に藤原さんが話していました。
ギターの増川さんはステージに立ったら泣くかもしれないと思っていたけど、立ったら意外なほど泣くことなく演奏できていますと言ったりして、リラックスしている印象でした。
「宇宙飛行士への手紙」「Aurora」などギター演奏がとても良かったです。
ドラムの升さんはマイクが無くても大きな声で観客に叫んだり、「オンリーロンリーグローリー」の最初のドラムアレンジ、「メーデー」のドラムソロなどカッコイイ演奏がとても良かったです。
リスナーの方を向かなくて、メンバー4人が向き合って演奏する所がとても良かったです。
あと、「allows」「銀河鉄道」の演奏は個人的な感想もあるかもしれないですが、とても良かったです…
アンコールでは直近出した曲より前にできた新曲を披露していましたが、とても良かったです。(これに関しては自分が書いても良さは伝えることはできないので詳細は書きません)
6年ぶりに披露した「BUMP OF CHICKENのテーマ」ではイントロをミスる場面もありましたが、そういったハプニングも楽しそうにしているバンドの雰囲気が26年も続けてこれた理由なんだろうと思いました。
藤原さんのアンコールのMCで
「本当は去年このライブやりたかったし、今年の2月のもやりたかった。こうしてやっとライブが出来て嬉しい。」と嬉しそうに話している姿が印象的でした。
ステージ後ろにあるエンブレムを指差して、「この看板の誕生日にみんなを出席してもらいたかった」と話していた藤原さんのMCも良かったです。
新旧の楽曲が並ぶセットリスト、照明演出、リスナーの雰囲気、どれをとっても素晴らしいライブでした。
早く次のライブに行きたいと個人的には思いますが、
またリスナーに聴かせたいと思える楽曲が出来た時、自分達のペースで良いのでライブをして欲しいと思います。
素晴らしいライブをありがとうございました。