C&K結成の地横浜で、アリーナを満杯にした10周年ライブでした。
先のツアーでのCLIEVYさんの両足骨折後はじめてのライブで、どうなるのかと勝手に心配していましたが、さすがC&K。
「患者が病院から逃げ出す」という設定から始まったライブは、車椅子や装飾したセニアカー、神輿、肩車などあらゆる乗り物を足にして、楽しそうに元気いっぱいステージ中を駆け回っていました。座りながらとはとても思えない声量と歌声の迫力は圧巻でした。
KEENさんは、いつも以上に激しくたくさん踊りながら、こちらもさすがの歌声で、シビれる見せ場が山盛りでした。
10周年ライブということで、過去のツアーや演出のオマージュやメッセージが取り入れられているので、気づくとまるで隠れミッキーを見つけたような喜びと、そして懐かしさが(笑)わたしですらそうなのだから、長く応援している方々はひとしおなんだろうなぁと思いました。
九州男さん、元DAPUMP山根和馬さん、ボクシングチャンプの井上兄弟など、豪華ゲストが花を添えたステージは、まさにこの日だけのスペシャルすぎる舞台!!
大定番曲から、SunSonSound、ラブリーデイや交差点といった聞けてラッキーな曲まで、色とりどり、なんと3時間半もやりきるタフで要素山盛りな見応えあるステージでした。
まさかの最後、愛浴びでCLIEVYさんがそっとゆっくりと立ち上がった時は、アリーナが衝撃と感動に揺れました。
立ったCLIEVYさんが、KEENさんの肩を借りて、ゆっくりと歩みをすすめて袖にはけていくのは、二人の絆を見た感じがしてたまらない気持ちになりました。
10年を着実に、前に上に積み重ねてきたC&K、これからの10年がどうなるのか、これからの未来も楽しみです。「いつもステージから降りたくない」と彼らがうたうように、ずっとステージに立っていてほしいアーティストさんです。