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全曲新曲のオリジナルアルバム『miss you』を引っ提げたホールツアーで、ミスチルのホールツアーといえば2016〜2017年の時が思い返されますが…今回も中々チケットが取れませんでした。全公演完売となり諦めていた矢先、奄美大島での追加公演が発表され、奇跡的にチケットを取ることができました。 3月上旬の奄美大島の、気温は本州より高いものの風が強く、少し肌寒い気候でした。公演前日と当日は曇りで、時折小雨が降る中、桜井さんの「いもーれ!」と共に開演しました。 セットリストはmiss youの曲がメインでしたが、ライブ向けにバンドアレンジされた曲が印象的でした。 特に“アート=神の見えざる手”や“We have no time”のアレンジが素晴らしかったです。山本拓夫さんのブラスがより一層、miss youの世界観を引き立てていたかと思います。 “Are you sleeping well without me?”や“Party is over”のような、原曲に忠実なアレンジの曲も、またアルバムと違った印象に思えました。 アルバム聴いてるだけじゃ気付かなかったですが、田原さんのアコギ曲が多いんですね。“LOST”や“ケモノミチ”でアコギを掻き鳴らす姿がカッコよかったです。 miss you以外の曲もまたライブの世界観を引き立てていました。 序盤では“口がすべって”で現在の世界情勢を歌った後、“常套句”で「君に会いたい」という繋がりが印象的でした。 終盤では“声”で「たまらなく君に逢いたかった(≒miss you)」の後で“Your song”へと繋がり、ライブでの再会を会場全体で歓びました。 そして何より、3/8は桜井さんの誕生日ということで“Birthday”(これは狙った訳ではなく、特に予想してなかったとのこと)や、“The song of prise”といったライブ初披露曲も聴けて嬉しかったです。 ステージセットは前回のホールツアーのシンプルなセットと違い、ホール特有の客席との近さや、舞台の奥行きを有効活用したものでした。照明や映像も効果的に取り入れられ、聴覚的にも視覚的にも楽しめました。 桜井さんは奄美大島が2回目(初めては神戸から屋久島のクルーズ船で寄港)とのことですが、個人的には奄美大島には初めて来ました。ご飯がとても美味しく、海もエメラルドグリーンに輝いていて、また来てみたいと感じました。 (記憶上は)人生で初めて誕生日にライブをした桜井さん、アンコールで懸命にMCをしていた田原さん、公演前夜は17時半から飲み、20時で出来上がり、奄美の三味線と太鼓で沁みてしまったJENさん、また奄美に来ると言ったナカケーさん、皆さんとてもカッコよかったです。サポートのサニーさん、拓夫さんも素晴らしかったです。 またどこかでミスチルに逢えるまで、頑張ろうと思える奄美の夜でした。

約5年ぶりとなるスタジアムライブ。 とはいえ、そのブランクを感じさせることのない圧巻のステージでした。 初めて日産スタジアムに行きましたが、周辺道路は警察を動員して交通整理するなど、やはりアリーナやドームとはまた違う環境なのだと実感しました。 スタジアムライブというと近年は8月や9月に開催されることが多い中で、今回は6月開催ということで関東甲信越梅雨入り直後という中で、奇跡的に晴れてとても気持ちよかったです。(14時頃はゲリラ豪雨だったそうですが…) あと、6月開催の特徴といえば一年の中で一番日が長いということかなと思います。 9月のスタジアムだと中盤ぐらいで日が落ち暗くなってきますが、今回は晴天ということもあり終盤になってようやく暗くなる感じでした。 ドームだと最初から暗転した状態で始まる為、同じツアーでもまた違った発見があるのが面白いですね。 ただ、タガタメの映像やLOVEはじめましたの炎の演出の頃はまだ明るかったので、若干迫力に欠けるかなとも感じましたが… 今回のセットリストは、ドームのセットリストとはまた一風変わったものになっていましたが、これがまた凄かったです。 特に、彩りや口笛は青空と浮かぶ雲を見ながら聴いていましたが、あの至福の時間は中々感じれないと思いました。 是非またスタジアムライブに参加してみたいです。

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