"SAVE LIVE MUSIC RETURNS" HIROMI ~PIANO QUINTET~ 2020/12/30 (水) 17:00開演 @ Blue Note TOKYO(東京都) ひらりさん 音楽を始めとするエンタメのイベントが軒並み中止となった2020年、上原ひろみさんが Blue Note Tokyoで開催する「Save Live Music Returns」でライブ納めができることになりました。 2012年に初めて観た彼女のコンサート("The Trio Project"としての公演)に衝撃を受けて以来、回数を重ねた参戦は今夜で8回目を数えますが、弦楽四重奏を従えたピアノクインテットでの演奏を聴くのは今夜が初めて。 9月に同会場で開催された前回の「Save Live Music」は、彼女の従来の公演に少しだけ手を加えたようなプログラムでしたが、今夜を含む「~ Returns」は新作揃い。タイトルこそ前回公演の続きですが、楽曲やセットリスト、バンドメンバー等々、全てが新しいプログラムなので、期待が高まらない筈がありません。 果たして、その演奏は? 演奏された音楽の素晴らしさは言わずもがな。色々騒がしかった年でしたが、年の瀬に極上の音を浴びることが叶い、おかげさまで良い年越しができそうです。 いいね! 7 コメント 0 2020/12/31 (木) 16:41
Hiromi JAPAN TOUR 2019 "SPECTRUM" 2019/12/14 (土) 17:00開演 @ すみだトリフォニーホール 大ホール(東京都) ひらりさん 上原ひろみさんのピアノで今年のライブ納め。 座席は舞台から10列目、なんとも贅沢な師走の週末です。 2012年に初めて観た彼女のコンサート("The Trio Project"としての公演)に衝撃を受けて以来、回数を重ねた参戦は今夜で7回目を数えます。しかし、「ソロ公演」を拝むのはまだ2回目であることに加え、私事都合で前回の参戦からは3年も間を空けているとあって、私の期待は高まる一方なのでした。 全ての演奏を聴き終えて、やはり今回もその凄まじさに揺さぶられました。 「何がそんなに凄いのか」 近年のレビューではもはやそれらの言語化を諦めている私なので、今回も野暮は避けて「ぜひ一度、実際にお聴きになってください」とだけ記したいと思います。コンサートの入場料が高騰する近年において、尋常でない感動と興奮が約束された内容にして「7,100円」という破格の設定ですので。 おかげさまで良い年越しができそうです。 いいね! 6 コメント 0 2020/10/23 (金) 09:37
HIROMI UEHARA SOLO 2015/04/17 (金) 21:30開演 @ Blue Note TOKYO(東京都) ひらりさん ブルーノート東京でのハーブ・アルパート48年ぶりとなる来日公演。「さあライブまで1週間」となった矢先のこと、携帯電話に見知らぬ番号から着信がありました。「ブルーノート東京です、 ハーブ・アルパート急病のためライブは中止です」だとお。ショックが大き過ぎて激しく動揺する私でしたが、担当者様から「代替公演として上原ひろみのソロ公演を設けました」との一言が。予約していた指定席から座席プラン変更によりテーブル自由席に変わったものの、大好きなアーティストが奏でる音で最高の週末を過ごすことになりました。 ここ数年で6回目となる彼女のライブですが、ソロ公演を観るのは初めて。どんな演奏を今夜は披露してくれるんや、と私の期待感は尋常ではないのですが、そんな高くなったハードルを毎回大きく上回ってしまうんだよなあ、この人は。そう、もはや素晴らしい音楽体験は座席予約ができた時点で約束されているのです。 会場へ到着すると、1週間の集客期間にも関わらず会場は立錐の余地もないほどの超満員。演奏の詳細については書きますまい。とにかく「えげつない演奏だった」ということは間違いありません。公演1週間前という緊急事態にあえてビッグネームにオファーするブルーノートや、4日間×2ステージを快諾するひろみさんなど、たくさんのファインプレーがこの素晴らしい結果をもたらしたことに本当に胸が熱くなりました。いつも温かいホスピタリティに癒されるブルーノートですが、益々この会場が好きになりました。 いいね! 2 コメント 0 2020/10/23 (金) 20:17
Hiromi JAPAN TOUR 2019 "SPECTRUM" 2019/12/11 (水) 19:00開演 @ 日立システムズホール仙台 シアターホール(宮城県) 枕座禅さん 初めてひろみさんのライブに行きました。 会場に入るとステージにピアノが1台ぽつんとあるだけの発表会のような印象。 開演前はそんな雰囲気に似つかないThe Whoの曲が流れてました。 だがライブが始まると彼女の凄まじい エネルギーに会場が包み込まれ、 フルオーケストラのコンサートのような ダイナミズムには目を見開いて茫然となりそのパフォーマンスに圧倒されるばかり!1人で演奏してるとはとても信じられません。 楽器は違えど全盛期のJimi Hendrixを思いだしました。途中、超絶テクでリフを繰り返す場面はFrank Zappaさながら。 インプロビゼーションも冴えわたりプレイ中何度もトランス状態。 ピアノと彼女の境目は消え やがて「ひとつ」に。 30分以上に及んだ 組曲「Shde of Blue」が 特に凄かった! 終わると会場は スタンディングオベーション! まさに「喝采」となりました。 ライブ終わりに会場出るさい、 みんな口々に 「右手と左手が別人みたい!」 「凄すぎる!」 「1人オーケストラだよ、あれ」 「左指のアタックが あんなに強い人見たことない」 など大絶賛の嵐。 わたしも何十年と 色々なライブに行きましたが ここまでの衝撃は初めて。 ライブ終わりは 普段お腹いっぱいになるのですが、 今すぐあの感動を、もう一度味わいたい。 Spectrumアルバムを 遥か上回るテクニックと ものすごいエネルギーが炸裂した 素晴らしいライブでした。 映像化がほんと待ち遠しいです。 いいね! 1 コメント 0 2019/12/12 (木) 14:53