サザンオールスターズ のライブレビュー (307件)

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サザンオールスターズ 「真夏の大感謝祭」 30周年記念LIVE

2008/08/24 (日) @ 日産スタジアム(神奈川県)

うーじさん

新型コロナのステイホームの一環で、WOWOWで12時間、サザンや桑田さんのライブ映像が流されましたが、一発目がこのライブでした。いろんな事を思い出したので書きとめようと思います。 2007年は桑田さんのソロワークが充実し、若い方にも支持された「明日晴れるかな」という名曲が生まれました。年末の桑田佳祐SHOWがまたスゴいライブであり、ソロの可能性を広げたと思いました。 よって、2008年の周年には私は否定的に思っており、ソロワークでフェスを席巻し、またツアーもなんて考えてもいました。桑田さんも多分、周年祭りにはこの時期は否定的だったと思っています。今はサザンではない、と。でも、間違いなくソロワークよりサザンの周年の方がインパクトがあるわけで、そういう会社サイドの考えが、活動休止に繋がったような気がするのです。キラーストリートがある意味区切りで、DIRTY OLD MANのテレビ出演のは良かったのに、2006年の夢人島フェスのライブはあまり良くなかったんです。燃え尽きた感でしたよね。ソロワークを止めて周年というのは反対だったんじゃないですかね。ある程度自由に活動していきたいので、だから、サザンは区切りたい、と思ったと勝手に想像しています。 活動休止っていうのが、いかにも解散みたいな感じで捉えられていて、まぁ、その可能性もあったのかも知れませんが、世間が大変な事になってしまいましたよね。サザンが終わる、みたいな。私は、KAMAKURA後みんなのうたまでの約3年の部分と同じように考えていました。あの間の活動も素晴らしかったので、それはそれでと思ってました。 このライブは、区切りの部分が強かったため、懐かしメニューのオンパレードでした。どしゃ降りでしたし日産スタジアムで前から4番目でしたので間違いなくテンションは上がりました。やはりハイライトはエリー→真夏の果実→TSUNAMIの3連発でしょう。この流れはこのライブのカラーがまさに区切りという部分がふさわしい流れだったと思いますね。 でも、1番切なかったのはやはりI AM YOUR SINGERでした。これは切なかった。これと原坊の涙は、やはり区切り=解散みたいと捉えるには十分でした。桑田さんが私たちにサザンの屋号を預けたんですが、桑田さんは活動をやめないと思っていたので、ついていくだけですよね。サザンが復活したなら、それも嬉しいですが、とにかくついていきます、と強く認識したライブでした。 ちなみに、このライブが現在、TSUNAMIの演奏された最後のライブなんです。そう、想い出はいつの日も雨だったんです。次はいつなんだろうか?この曲の運命の皮肉さを憂いています。また、いつか・・・。

うーじさん

初日ですが、やはり新鮮です。ラララ→ロッキン→紅白と、選曲がいわゆる王道だったので、今回は当然裏を返すと想定できましたが、貴重で、でも心地良い裏選曲だったと思います。 演奏回数の少ない曲ながらも多分桑田さん好みの、また当分やらないであろうという選曲がなされ、貴重さは十分だと思います。 彩はみん好きツアーで演奏しなかったのでライブではレアアイテムになっていました。普段はよく聴いていますが、非常に新鮮に聞こえました。古戦場やジャパネゲエは35年選手の曲ですが新しく感じ、ゆけ力道山は横浜で8万人を引かせた曲ですが、これがまた格好いい。グランディこけら落としの時に鳴り響いたCRY哀CRYは和の美しさ、小林克也も登場したコービーは楽しく叫べ、25周年の横浜以来のレイドバッグは何故か涙腺を刺激したり、なかなか聞けない楽曲が揃った、かなり貴重な凄いLIVEだと思います。ファンには必聴の曲が多いので、じっくり聴きましょう。特にレア感満載だったのは「HAIR」と「女神達への情歌」ですね。しびれました。 しかし、「I AM YOUR SINGER」は非常に切ない。切なすぎますね。どーしても11年前の活動休止の光景が思い出されて、切なくなります。でも前回はオケでしたが今回は演奏。雰囲気は全く違いました。しかし踊りはなき物?私は踊っていましたが。このアンコール以降は神に感じる、これも桑田さん好みのアンコールであるような気がしますね(旅姿は違うかも知れませんが)。 新曲も久しぶりのラブソングですね。一発ファンのパワーで大ヒットさせたいものですね。頑張りましょう。

うーじさん

NHKホール当たらなかったのでライブビューイングでした。周年ですので、古い曲想像をしましたがオープニングが最古の曲から始まったという、手堅い感じのスタートでしたね。まぁ、地味と言えば地味ですけど。 しかし、Dirty Old Manのレアさ加減が意外ですがレアっぽかったです。ラジオで桑田さんがやる発言していたので若干期待してましたが、確かに夢人島フェスだけしかやっていなかったのですが、さほど古い曲でもないのにレアっぽい。ノリも中途半端なんですが何か良いですね。夢人島のとき必死に覚えた踊りも覚えてました。会場ではなかったので何とも言えませんか、踊っている人が少なく、桑田さんもあれっ?的な感じでしたね。これも私当たらなかったのですが、2014年のひつじライブでの「愛と欲望の日々」もバックステージ見る限り、踊っている人が少なく、あれっ?と思ったものです。やはり、一見さんが多くなっているということなんでしょう。悪いことではないですが、今回は桑田さんが、みんな踊りを覚えていてくれるから、ということでDirty Old Manを演奏してくれたということなので、ちょっと淋しがらせてしまったかも知れません。一見さん、参加するなら予習はしてほしい気がします。 新曲はやはり良かった。アルバムも欲しいとこですね。春まで頑張って新曲たくさんよろしくお願いします

うーじさん

今ツアー5本目ですが、西武ドームから1ヶ月‥完成していました。小ネタからアレンジから、確実にツアーは進化するものと思います。それはサザンメンバーだけでなく、演者全てが進化をするということであり、ホントに素晴らしいものでありました。 今ツアーでは曲の入れ替わりは1曲、ナゴヤの2日目に1回入れ替えたのは結局横浜アリーナ以降のリストで最後も落ち着いていました。こうなると、無性にロックンロールスーパーマンが聴きたくなる衝動に駆られましたので、帰りのクルマでリピートさせて聴きました。 選曲はいろいろ意見もあろうかと思いますが、いつもド定番でも困るというのが率直な感想で、たまに参加する人たちから言わせればド定番が欲しいのは確かです。山下達郎さんなんかはクリスマスイブは絶対歌う、それは誰しもが知る名曲。歌わない手はないと思ったからだそうです。 でも、桑田さんについてはド定番は多すぎて、ね。現に今回も希望の轍やLOVE AFFAIRなども演奏しているし、シンドバッドも追加しました。全てド定番で固めるのが周年なのかも知れませんが、周年イベントを嫌いツアーにした桑田さんには桑田さんなりの考えがあったと思うのですよ。2018年がド定番モードだったので、裏を返すという。以前から桑田さんにはそういう傾向があるので、分かる気がします。しかし、さほど裏という風には感じず、多分、桑田さん自体が好きな歌だったと感じてます。シンドバッドについては最終日の完成度たるや凄いことになっておりまして、やはり不滅の名曲ですね。でも、ロックンロールスーパーマンも良かったなぁ。 やはり今回はその好きだと思われる楽曲に力が入っていたと思うのですが、CRY哀CRYが最終的には印象に残りました。ゆけ力道山からCRY哀CRY、そしてHAIRへの流れの世界観が凄かったと感じました。あと、はっぴいえんどのドームツアー以降の柔らかさというかファミリー感と言うか、ホントに最高に素敵な楽曲だと感じました。 次のツアーはアルバムツアーなのか、それともソロなのか、もう次が待たれますが、全く演奏したことのないレアアイテムでLIVEなんてどうでしょか?私のプレイリストには桑田さんのエロ曲コレクションを作ってますがエロ曲ばかりのLIVEなんてのも良いですね。とにかく、こんなに長く、好きなミュージシャンが活躍している喜びを、今回も感じさせていただきました。今回も堪能させて頂き、ありがとうございました。

うーじさん

何故、今渚園のレビューをやろうと思ったのか、それはこの渚園ライブで演奏された「旅姿六人衆」に対しての思い入れです。 1983年リリースのこの曲、最初に演奏されたのが83年の綺麗の騙されたツアー。以降は、個人名が入っているので照れもある、という桑田さんを大森さんが良い曲だからやろう、と進言して93年のしじみのお味噌汁で10年振りに演奏、その後は98年渚園で、今回20年振りに2019年ツアーで演奏されたのです。 たまたま昨日、2019年ライブのBlu-rayが届き、鑑賞していました。 ライブに行ったときにも若干違和感として残っていたのが、旅姿六人衆の雰囲気です。キーが低いですよね、オリジナルより。桑田さんはこのキーが出ない訳では無いと思います。無論ホントの理由は本人にしか分かり得ませんが、私の勝手な予想として、過去の旅姿六人衆とは雰囲気を変えたかった部分があるのでしょうと予想しています。 それは、6人でなくなったということも大きかったのかも知れませんが、やはり40周年の旅姿は、アダルトの旅姿にしたかったのではないでしょうかね。歌詞も変えているわけですし、以前の旅姿ではないぞ、と。でも、旅姿は旅姿なのです。 この曲の本当の良さを出しているのが、この渚園ライブの演奏だったのではないでしょうか。それも二日目。 初日も良かったのですが、20周年を祝う電光板が出たのは二日目だけ。それを見た後の桑田さんのシャウトはスゴい物があり、まさに魂で歌い上げた旅姿六人衆だったと思います。やはりオリジナルキーがかっこいいのは明らかで、今回の2019年よりも熱量が違うのです。比べてみてみてください。 40代前半と60代を比べるなよ、20年経っているんだぞ、と言われるかも知れないですが、シンドバッドや希望の轍は熱量かわってますか?変わってませんよね。旅姿六人衆はこうであってほしい、桑田さんはアダルトになって欲しくないと思います。あと、オリジナルキーは維持して欲しいと思うし、出ない訳では無いと思うのですが、もしシンドイのなら、封印が良いと思いますけどね。 でも、いつか聴ける日が来るまで、楽しみにしています。また歌ってくださいね。

LIVE TOUR 2015 「おいしい葡萄の旅」

2015/05/02 (土) 18:00開演 @ 朱鷺メッセ(新潟県)

まさやさん

突然すみません、語りたいことをふと思い出しパソコンを立ち上げました。 今日は天気も良くなく、ユニクロのスエットのままゴロゴロ…。 そんな中過去に録りだめた番組を遡って再生。 そこに出てきたのは、いつかのMステにサザンが出てた時のものが。 歌ってた楽曲は『イヤなことだらけの世の中で』。 そうそう、これについてはこの時のライブでとても語りたいことが! 僕、この歌(『イヤな~』)が大好きなんです。 CD全盛期に出せばどれだけヒットしただろうと。 Aメロ、Bメロの漂う哀愁感、 そこからのサビのメジャーコードの展開、 『世に万葉の〜』を製作する頃に読んだという万葉集を彷彿させる言葉選びと京都の風景、 間奏で叫ぶシャウトが「ええオンナ」という桑田ワード、 2番のサビの最後の「いつか地獄の底で待ってる」のおぞましさ、 「嘘ばかりつく女 それを真に受けた男」で「俺みたいなね笑」と言わんばかりの桑田ジョーク…、 挙げたらきりがないこの歌の魅力。 その歌をこの時生で聴けたのはもちろん幸せなこと。 でもね、まぁそこそこサザンが好きな私として、桑田佳祐やサザンの”セットリスト癖”っていうのがもうある程度読めるようになったんですよ(笑) 1~3曲目はまぁツカミ、ご挨拶ゾーン。過去には1曲目は『Big Star Blues~』やることが多いなと。 この時は意表を突いて『Tarako』。この時30歳の私、初めて知った曲だけどめっちゃかっこよくて好きになりました。 んで個人的に好きなのは、2曲目のチョイス。この時は『ミス・ブランニューデイ~』でグワッと持っていくわけですよ。 語りますけど、例えばX JAPANが『rusty~』を1曲目にやるみたいに、だれもが聴きたい、誰もが盛り上がるような楽曲をこの冒頭3曲に持ってくるのって滅茶苦茶かっこいいんですよね。なぜなら「俺たち今日はこれで盛り上げるつもりないんで」という感じがあり、今日はどんなライブになるんだろうというワクワク感が出るわけですよ。 話はサザンに戻しますが、2曲目については2013年の灼熱のマンピーの時も、『yaya~』で心が静かに深いところに落ちていったなと思ったらライブ定番曲の『My Foreplay~』で急浮上! んでさらに3曲目はさらにでグッと持っていく役割。サザンのレビューには何度か書いてますが、「ちゃちゃっと感」をつけてやることが多いんですよね。暮れのサナカのときの『マンピー~』の感じ好きなんだよな~(ジーン)。んでこの時は『Rock'n Roll~』。いつもは最後のほうでやることが多いこの楽曲も、3番目でやるとまた違う印象に。 んでもってMCを挟むわけですよ。「こんばんはぁ~」なんてね。 そのMCが終わると、4曲目~は、アルバムツアーであればアルバム曲に入るんですよね。 前置きが長くなりましたが私が語りたいのはここから! この大好きな『イヤな~』が5曲目だったのがちょっと残念という…。(こだわりすぎ?笑) このね、MC明け4~6曲目の歌って、何を持ってくるか読みやすいんですよね笑 実際に、今回のふざけるなツアーも私予想立ててたんです、この部分は『彩』と『戦う戦士~』を持ってくるなと。 そしたらビンゴでしたしね(笑) でもここのあたりは、「とりあえずやっとくか感」があるんですよね。(気を悪くされる方がいらっしゃったらすみません…) そこにこの『イヤな~』があったのがとても残念でして…。 この曲はね、4曲目あたりの「とりあえずアルバム曲でもやっとくか」ゾーンで数曲やり、プチ盛り上げ曲もあり、そのあとにバラードゾーンがあって、バラードでひとしきりオーディエンスの心を持って行ったあとに、さあちょいとクライマックスに向かいますか感を出して、雰囲気のあるSEからのあのイントロでやってほしかったんですよ!笑 オーロラビジョンに京都の風景映像でも数十秒流してね。 (すみません、変態っすよね…笑) そういうもっていき方からこの曲は「待ってました!!」との気持ちで聴きたかったんだよなぁ…。笑(贅沢の極み) すみません、語りすぎてしまいました・・・。 でも、それ以外に関していえば、ライブ全体としては結構贅沢だったんですよね。 もしかしたらご本人たちも「最後の全国ツアー」なんて思ってたんじゃないかなっていう楽曲のラインナップ。 前述したとおり『Tarako』というサプライズからはじまり、『真夏の果実』や『栞のテーマ』のベスト盤感もある中で、ご無沙汰の『あなただけを~』でもサプライズ感を演出。 クライマックスは定番の盛り上げ方。 でも、『おいしいね~』『Soul Bomber~』『01(アルバムver.)』でコアファンもくすぐり、『Computer~』あたりで『KAMAKURA』世代もくすぐって。しっかり最新アルバム『葡萄』もやって。 これ、今振り返れば贅沢すぎですね。 クライマックスの盛り上げを振り返れば、これはWOWOWの放送で観たやつですが、 『マチルダ~』のAメロで炎の特効が熱かったのか、「あついよあついよ」と替え歌(笑) あれは久々に腹を抱えて笑った(笑)こんなこと言ったら怒られますが、昔と比べるとギャグセンスもやや右肩下がりなくわっちょでしたが、この時だけは「そうそう!この人のコメディアンっぷりはこれよ!!」なんて思ってしまってね(笑) 私が高校生の頃にみた映像というのもありますが、ホタルカリフォルニアではサプライズで1曲目が西城秀樹さん(お若かったなぁ)の『YMCA』で盛り上げた後に、原チャにまたがったバイキンマンのくわっちょ。『いなせ~』のAメロをスローなピアノ伴奏で歌った後にドラムが入り一気に盛り上げてイントロがスタート。銀テープが舞い上がったと思ったらくわっちょはステージの端の方に走って行って、曲もEメジャーでAメロに入るゾってタイミングの時にくわっちょはYMCAの振り付けを一生懸命やってて(笑) その時の腹を抱えて笑った感じがこの時久しぶりにあったんですよね。 『マチルダ』のあついよあついよだけではないんです。そのあとの『エロティカ』では前川清風にいきなり歌い始めてさ(笑)ありゃ大爆笑!!んでたしかアウトロあたりで「チョークスリーパー」でしょ(笑) いやいや振り返ればこのツアー、最高傑作だったんだよな(笑) もうこの文章書き終えたらすぐAmazon開いて注文だわ。 あの興奮をもう一度!! (御礼:長文にお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m)

間違いなく2019年1番のライブだった。過言ではない。やはりアリーナ席はイヤでも雰囲気違う。周りがガチな人ばかり。まぁ、それは置いといて。 誰も待ってはないだろうけど、勝手にライブレポ書いていきます。ツアーが終わったので多大なるネタバレと自分語りを含みます。また、ファン以外を置き去りにします。それくらい熱量が高いですが、バカにしないで、それくらいガチです。 2019年6月16日 梅雨の候いかがお過ごしでしょうか?という時候の挨拶から行ってみようか。3月末から始まった全11会場22公演のツアーの千穐楽。北は北海道から南は九州まで。そして東京2日目。チケットが取れた1月末から4ヶ月あまり。どれほど心待ちにしていたことか。西武ドーム公演にも行っただろというのはごめんね。ただ嫌でも最終日は思い入れが深くなりますよね。 17時。客電がかかり、イントロ。幕に映された5人の姿。手を掲げ、声をあげ、心のスイッチは入った。東京VICTORY。今までの公演ではそれぞれの会場に替え歌バージョンで歌っていたが、歌詞通り。そりゃそうだよね、東京だもん。正直この歌あんまり好きじゃなかったんです。ライブ前までは。ファンの人にしか通じないだろうけど、マチルダ→ミスブラの流れが見たいのに、ミスブラの前にこの歌来ちゃうんですもん。ただ、この1曲目という演出には度肝も心も抜かれた。この歌でこんなに鳥肌立つと思わなかった。そして、壮年JUMP。まさか最新アルバムのリード曲2曲をここで使い切り。3曲目、希望の轍。はいもう最高。イントロクイズで出題されたら瞬殺ですよね。ふざけましたけど、やっぱりライブのこの歌の役割は大きい。一瞬にして空気感を変え、55000人をサザンのモードへ切り替えたはず。そこからMC。本当は言いたいことあるけど、割愛します。闘う戦士たちへ愛を込めて→SAUDADE→彩→神の島遥か国と最新アルバムからの披露。個人的には彩が聞けたのが本当に嬉しかった。初めてサザンで買ったCD。こんなに良い歌があるのかとずっと聴いてた時を思い返していた。まぁ言うて小1の時だから15年ほど前だけど…いやもうそんなに経ってるんだな。レポへ戻ろう。そこから青春番外地→欲しくて欲しくてたまらない→Moon Light Lover→赤い炎の女→北鎌倉の思い出。Moon Light LoverはプチトマトをCDコンポに突っ込んで壊した時に救出されたCDに入っている歌。正直その事件の記憶はもうないのですが、深層心理に刻まれてるのでしょうか。いや、おそらくこれはトラウマですね。そして個人的にこのライブ最大の出会いが、欲しくて欲しくてたまらない。KAMAKURAに入ってる歌で、正直聴かず嫌いをしていた歌でもあったけど、前の公演で一瞬でハマった。そこからヘビロテ。やや中毒性があるのがKAMAKURAなのかな。今くらいの年齢になって少しずつ良さに気付けているのかもしれない。メンバー紹介もごめんなさい、字数の関係で割愛します、ラッパー、良かったよ。古戦場で濡れん坊は昭和のHero→JAPANAGGAE→慕情。慕情は、これまた思い出があるんです。保育園に通っていた時、将来の夢を桑田佳祐のような歌手になることと書いた私は、好きな歌を担任の先生に聞かれたんですね。その時に答えたのが、慕情。知ってて当然という幼心満載で答えて、先生がキョトンとしていた顔が今でも思い浮かびます。おそらく私が1番最初に好きになった歌はエロティカセブンなんですけど、その次が慕情だと思います。Happyのディスク3を聴きまくっていた影響ですね。このHappyのディスク3は昔乗っていた車のCDチェンジャーに挟まれて今となっては永遠に聞けなくなってしまった心の底から1番好きだったCDでした。さぁ、寄り道ばかりのレポでごめんなさい。戻ります。新曲。愛はスローにちょっとずつ。雰囲気は桑田さんのソロっぽいけど、どこか葡萄の曲っぽさも。サビのOh yeahのところがすごく好きなメロディですね。早く円盤化してほしいものです。ゆけ‼︎力道山→CRY 哀 CRY→HAIRは完全に初見ファンはキョトンですよね。まぁ恒例のお休みタイムですかね。個人的に良かったですけどね。Hey!Ryudo!あたりも歌ってくれたら最高でした。ここからエンジンかかり始めますよ。当たって砕けろ→東京シャッフル→DJ・コービーの伝説。これはたまらなかったですね。即プレイリストにしたいくらいの流れ。やっぱりイントロ強めの歌はライブ映えしますわ。コービーすごい良かった、本当に良かった。さぁそこからわすれじのレイド・バック→思い過ごしも恋のうち→はっぴいえんど。アップテンポとミディアムテンポのナンバーをうまく織り交ぜ、絶妙な緩急だと素人目にもわかる。これなんだろうな、長く活躍している秘訣というのは。さぁここからはお家芸。シュラバ☆ラ☆バンバ→マチルダBABY→ミス・ブランニュー・デイ→イエローマン→マンピーのG★スポット。もう正直語ることないよね。この流れ見てもらえれば。確かにボディスペとか聞きたかったという思いもあるけど、まぁそんなに無理しなくても…と思う自分もいますよね。もう酸欠でした。さぁここからアンコール。1曲目I AM YOUR SINGER。1番聞きたかった。最後に聞いたのは2008年。自分が好きな曲は?と聞かれていたら長くこの歌を選んでいました。それくらい好きだった歌。だけどこの歌には良い思い出がない。そりゃそうですよね、活動休止前の歌なのだから。ただ11年前のあの時とは違う。今目の前にある姿が事実であり、この歌が悲しみと共に思い出になることはない。ちょっと言い回しがクドいかもしれないが、それくらいこの歌が今聞けて良かった。今回を逃したらもう聞けないかもしれないと思う曲でもあるしね。ただ、一つだけ残念だったのがなんで11年前のダンスを廃止しちゃったんですか!あのダンス好きですごく踊ってたのに…まぁいいや。この歌は本当に聞けて良かった。嬉し涙でした。そこからLove Affair→栄光の男。まぁ盛り上がりますよね。栄光の男は多分、桑田さん好きなんだろうな。頻繁に歌っているイメージしかないです。さぁ、銀テープの出番ですよ。勝手にシンドバッド。この歌41年前の歌なんですよ。まぁそうは思わないほど、色褪せない名曲。ファンという色眼鏡を掛けているけど、それでも名曲。ラララに存在意義をもたらした曲ですよね。そしてこれにはパーカッションが欠かせない。楽しかったなぁ。おかげで脱水症状だったけど。アリーナ編はロックンロール・スーパーマンだったらしいけど、やっぱりこの歌は映える。特にドーム規模ではまぁ映える。そして締め。エリーかな?Ya Yaかな?その思いはこの歌の前に打ちひしがれた。毎日違う顔に出会う〜。まさかこの歌詞が聞けると思わなかった。今のサザンが旅姿六人衆(今回は旅姿四十周年)を歌うと思わなかった。人生で唯一変わらないもの。これからも音楽の神様が微笑んでくれますよう。今の想い、永遠なる想いを最後に告げてこのレポートを締めさせていただこう。サザンが目の前にいるならいい。ステキな今宵を分け合えりゃ。読んでいただきありがとうございました。

まさやさん

いやいや、ただただ涙。 3/31の宮城公演に参加した者です。 WOWOWで千秋楽観てます(外出してたので録画ね)。 40周年という重みがあまりにも重すぎたか、私も「桑田佳祐、どう攻めてくる!?」なんて気持ちで3月の宮城公演を参加してしまったので、「賛否両論のセットリスト」だの「演出があーだこーだ」なんて感想をここに書いてしまったけど、改めて今WOWOWを観ていたら、ただただ「オレの人生を楽しくしてくれたのはこの人たちなんだ」って気持ちでいっぱい。 一曲目の『東京VICTORY』なんて、発売してからこの映像を観るまで、世間が言うほどいい曲とも思ってなかった。桑田さんがビジネスで書いた曲って程度の位置付けだった。でもWOWOWで改めて観るとなんだから心がふわふわっとしてきて、目頭が熱くなってきて、「多くの人を勇気付ける曲だな」なんて気持ちに。 二曲目の『壮年JUMP』も、ダンサー付けずにテンポも早めて冒頭三曲の〝チャチャっと感〟があって最高。 セットリストもヘビー級だったけど、あれを全部好きって人はマイノリティかもしれないけど、どれか一曲に対して「この曲は好きなんだ」って人は多くいたかもしれない。そんな人にとってはその楽曲が流れたときの高揚感や多幸感はとてつもないもんなんだろうななんて想像しちゃったしね(東京シャッフルをやったときのお客さんの手を叩いてはしゃいでる姿を観てそんな風に思っちゃいました)。 最近やっと渚園の20周年のDVDをAmazonで買って観たから「あの頃のバッキバキの桑田佳祐が一番!」なんて気持ちでいたけど、こうやってファンのために長くステージに立ってくれる姿に今回は価値を感じちゃいましたね。 これからもこの人からハッピーをもらえる人生、楽しんでいきたいな。 てかおいっ!マンピーのAメロで無駄にキックボード転がすな笑笑 ツボったじゃないか!!笑 よかった、ギャグセンス衰えてなくて笑 ----- おっと、今また涙。オーディエンスの涙でもらい泣き。なんでこうもトップアーティストなのに高飛車にならず、ありきたりな言葉で勇気付けるのではなく、庶民の気持ちなんかも歌詞にしちゃうんだろう…、桑田佳祐という『栄光の男』に感謝。 明日も仕事頑張ろう。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018

2018/08/12 (日) 18:00出演 @ GRASS STAGE at 国営ひたち海浜公園(茨城県)

去年のソロではあまり評判が良くなかったとか…おいおいどういうことだと思っていましたが今年のサザンはこれぞThe Southern All Starsというライブを見せてくれたのではないでしょうか。 追加発表でサザンが発表された時今年一、いやここ3年間で1番高いジャンプを繰り広げた私ですが今日のライブはもう誰からも文句のつけようがないんじゃないと思っています。フェスというのは本来のファン以外の人も観に来るため、有名曲をやる分だけ評価は必然的に上がります。いやもう有名曲どころか全国民知ってるレベルの君が代に次ぐ(言い過ぎかもしれませんが許してください…)名曲の数々。しかも1曲目が伝説の茅ヶ崎ライブを彷彿とさせる希望の轍から、どれだけ好カードを切っても切っても有り余るほどの楽曲の層の厚さを感じさせるセットリスト。キックオフライブの時とは明らかに違う野外ならではの演出。水をかけられる位置で見ていた私はただただもう感動と興奮が入り混じり乱れた感情を抱いてました。一緒に行った人はサザンをそんなに知らないと言っていたのですが、終わった後聞いたら「ほとんど知ってる歌だったよー!」と言われるくらい。これぞサザンの真骨頂。国民的バンドの40年はこれだけのものだと言わんばかりの曲の数々。てか、そもそも15曲+アンコール2曲で計69,000人を沸かせたサザンオールスターズ。まだまだ現役でゾンビのように続けてください。無理だけはしないように、ファンはいつでも待ってますから。ありがとうサザン、ありがとうロッキン!!

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