COLDPLAY『A HEAD FULL OF DREAMS TOUR』 2017/04/19 (水) 19:10出演 @ 東京ドーム(東京都) ひらりさん Coldplayのライブを観るのは2009年の来日公演以来。そのキャリアは当時よりますます輝かしいものに上書きされていて、今夜のパフォーマンスにも当然ながら期待が高まります。いざ入場すると、さっそくスタッフから発光型のリストバンドが手渡されました。5万人規模の光で埋めつくされる場内がどのような景色になるのか。2年前の「ポール・マッカートニー武道館公演」でこの演出に大いに感動した私は、自らの想像に興奮し、座席へ向かう足取りもつい早歩きに。ライトポール際の内野席はステージの右真横に位置し、主催者より「一部演出が見えづらい」との注釈がありましたが、全く問題無いですね。 オ-プニングは唐突に。照明が落ちないままMaria Callasが歌う"O mio babbino caro"が流れ、場内に荘厳な空気感が漂ったところで、今回のツアーで彼らが巡ってきた国々の地図と、カウントダウンの数字が巨大なスクリーンに映されます。そして、次第に大きくなる観衆の大歓声がゼロを数えたところで場内が暗転するという、なんともドラマチックな幕開けでした。 最新アルバムの名を冠したワールド・ツアーとあって、24曲中6曲はここからチョイスされていましたが、彼らの代表曲が万遍なく披露され、壮大なスケール感を持つ彼らの楽曲が巨大な会場に大きく広がっていく様が、本当に心地良く体全体を包み込んでくれるかのよう。ストリングス1本を弾いたときに鳴る音一つを聴いても、「これぞコールドプレイ」って音が随所に散りばめられていて、期待していたパフォーマンスを存分に堪能できました。ここに「光の洪水」とでも言うべき視覚面の演出が加わって、非日常の世界へ2時間もトリップさせられるのですから、終演後も現実世界に戻るまでには時間を要してしまいますよね。 そんな隙のない構成において、唯一大笑いしたのが新曲"All I Can Think About Is You"でのハプニング。歌い出しの際、なんとクリスがサブステージからマイクを持ってくるのを忘れてしまい、まさかのやり直しに。「これはシンガーにとってありえない、お願いだからYoutubeにあげないでー」って、焦っている姿は滑稽ながらもラブリーでした。 荒々しさとは無縁のロックを長年に渡って研ぎすましてきた彼ら。その集大成を余すところなく披露して、1夜限りの来日公演は幕を閉じました。これからも進化する音を私たちに届けてくれることでしょう。大いに期待しています。 いいね! 21 コメント 0 2020/10/25 (日) 00:19
Viva La Vida Tour 2009/02/12 (木) @ さいたまスーパーアリーナ(埼玉県) ひらりさん 最高でした。 なんて綺麗で深遠な音を鳴らすんだよ。歪んだリフが効いたギター、ズシリとくるドラム、泣けるクリスの声とピアノ等々。彼らの魅力を存分に撒き散らしたステージに拍手を。 いいね! 2 コメント 0 2020/10/23 (金) 16:12
COLDPLAY『A HEAD FULL OF DREAMS TOUR』 2017/04/19 (水) 19:10出演 @ 東京ドーム(東京都) taku0917さん あっという間の2時間に凝縮された音と光の乱反射。 キャリア初となる東京ドームでの公演は、セットリスト、演奏から、演出の細部に至るまで全てが計算つくされたベストアクトとなったと思う。 まるで、今回のセットリストが1枚のアルバムかと錯覚するくらいに。 ライブのピークがどこかと問われれば、どれもがピークであり、それすらも、『至って普通の状態』といっても過言ではないくらい、多幸感に包まれた時間だった。 来ているファンも性別、年齢、国籍を越えて、彼らの奏でる音楽に身を委ね、踊っていた。 音楽は、世界を変えることができる。 それを証明した素晴らしいライブだった。 いいね! 10 コメント 0 2017/04/20 (木) 23:09
COLDPLAY『A HEAD FULL OF DREAMS TOUR』 2017/04/19 (水) 19:10出演 @ 東京ドーム(東京都) ゲストさん 一気に駆け抜ける120分。AHFODからの曲、定番曲、新曲全て網羅されている上に、ドームの環境下で最大限の演出。クリスマーティンのMCもわかりやすい英語な上に、世界中から駆けつけたファンの国籍も様々で、YouTubeで繰り返し再生したステージに自分を置くことができた夢のような時間でした。 いいね! 16 コメント 0 2017/04/20 (木) 00:27