ヒロトのハープが鳴り響き マーシーのギターが応えるように唸り出す 本当にノンストップの90分間 問答無用のどストレートなロックンロールショー 不満もストレスもあるはずがない コロナ禍だ制限だ全て吹き飛ばし忘れさせる圧倒感 こんなの一切罪に問われない完全犯罪だろ 久しぶりの千葉市民会館 運良くヒロト&マーシーの間、こんなに近くで拝見するのはいつ以来だろう 後ろを見るとほぼ満席 すぐ後ろに高齢のご夫婦と小学生くらいのお孫さんだろうか、年齢層も幅広い 前列にはお姉さまグループが盛り上がり、出来ればその間に挟んでほしいくらい 「よく来たな！楽しんでってくれよ！」 まともな挨拶これくらい(いつもだけど) 間を開けずにCDと(クロマニヨンズの場合レコードと言った方がいいのか)同じペースで再生されるが如く、セットリストが進んで行く 息つく暇もないくらい　楽しい！ ずっとこのままロックンロールの渦の中に巻き込まれていたい！ ホールでこんなに良い席、初めてかも せっかくなので、じっくり拝見させて頂いた ドライブGO!からずっと、ただただカッコいい！ あぁ　ひたすらにカッコいいが続いていく 「もぐらとボンゴ」ヒロトはダンスも上手い！ノリで動いているのかと思ったら、ちゃんと(？)フリがある！ ひたすらにカワイイ！ 前半が終わるとステージ後方の幕が上がる 市民会館のステージそのまま裏方丸見え、なんの飾りもない けど、クロマニヨンズはそれがいい 爆音と光と、熱気と熱狂だけでいい 今までだってずっと、そのままだった これからもずっと、変わらないのだろう そこにはロックンロールだけ鳴り響いていればいい ヒロトのベルト 「ロックンロール！」の文字 スタッズが打ち込まれている 後ろの席だったら見えなかっただろう アンコール前 メンバー全員でタオルを掲げる この時間が結構長くて、マーシーが何度も「まだ？」って感じでヒロトの顔を確認する ヒロトはヒロトで気絶したように微動だにしない(笑) この時間っていわばCDでいうシークレットトラックまでのサイレントな時間経過なんだろうな アンコールは定番曲で一気に駆け抜ける Ａ面からひっくり返してＢ面 隠しトラックまで一気にぶっ飛ばして 再生した感じ なんだ、今までと何も変わらない 唯一無二の最高のステージじゃないか 最近どのバンドもライブでしゃべり過ぎ 世間話し聞きに来たんじゃねーんだよ あなたたちの素晴らしい楽曲で、つまらない日常をぶっ飛ばしてほしいんだよ クロマニヨンズのライブを見習ってほしい あっという間の90分 何も無駄がない シンプルだけど骨太で、どストレートなロックンロールがそこに鳴り響くだけ なんて素敵なひととき はぁ～ひたすら最高 今日は最高の気分だぁー！ また行きたい！ 行かせてください！ ロックンロール！