桑田佳祐 LIVE TOUR 2022「お互い元気に頑張りましょう」 のライブレビュー (5件)

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桑田佳祐

桑田佳祐 LIVE TOUR 2022「お互い元気に頑張りましょう」

2022/12/11 (日) 17:30 開演 @東京ドーム (東京都)

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うーじさん

LIVEとしては皆さん書いているように、ベストアルバム中心で構成された、とても素敵なLIVEでした。桑田さんの声の調子が心配されましたが、完調とは思えない(白い恋人達で判断してます)のですが、やはりスゴイとは思います。 ドームツアーは、1人4枚まで取れるのですが、確かに4枚にしないと、フルハウスにするのは難しいのかも知れません。実際に福岡と札幌については、どのミュージシャンも埋めるのがかなり厳しいと聞きます。桑田さんも、例えば東京を2枚にすると、2DAYSのフルハウスは厳しいのかなとも思います。難しいところで、アリーナでは狭く、ドームでは広いので4枚にするのでしょう。 しかしながら、そうなると客層が厳しくなります。いつの頃からか、高齢化が進んでいると顕著に感じるようになりました。まぁ、私もその1人だと思うのですが、いわゆる員数合わせの人が来るのが1人4枚なのです。別に昔から員数合わせはありますが、何というか昔とは質が違う気がするのです。 その顕著な部分は「つまらなそう」な人が多いのがドームの特徴です。面白くないなら来なければ良いのに、ホントつまらなそうな人が3割はいます。アリーナツアーではそんなには感じないんですよね。とにかく、面白くなさそうな人がトイレばかり行っていると、本当に来なければ良いのにと思います。 LIVEは最高なので始まれば忘れる、でも無いんですよね。席にいても移動が激しく案外落ち着きません。本当に勘弁してもらいたいものです。LIVE満足度は5なんですがね。こういう文句は本当に言いたくないのですが、ね。

桑田佳祐ライブツアー「お互い元気に頑張りましょう」@東京ドーム 今回の感想をあえて一言でまとめるなら、桑田ソロの集大成かつ今後の活動に対するファンへの期待感の煽りだった。 と言ってみたものの、あまり慣れないことをしたので、ここからは、いつも通り自分の感情のまま書いていきます。 今回も長く、ネタバレも多くごめんなさい。良かったら読んでください。 すっかり冬本番の今日この頃。 なんかサザンって夏のイメージだけど、桑田ソロは冬のライブって感じがするのは僕だけだろうか。あ、個人的に2022年ライブ納めなんだけどね。 17:30、定刻過ぎ、SEからのミニ演劇。冒頭早々に郁実さんが出てくると思わなかったけど。 みんなが期待した1曲目「こんな僕で良かったら」。演劇の演出と、何しろ桑田さんの登場の仕方が憎い。あんなのカッコいいに決まってるじゃない。 2曲目、「若い広場」いいね。桑田のライブってこんな感じの、ストレートに言うならスロースタートな感じ。思い出してきた。 朝ドラのタイアップ曲をライブの2曲目にやる楽曲の厚さたるやだけど。 3曲目、コーラスが来た。やばい、泣きそうだ。あの曲が来る。「炎の聖歌隊[Choir]」前回のツアーと同じ3曲目だけど、なんかここのおさまりがいいのと、やはり「開演お待ちどうさん、ご来場大変ご足労さん」がもう、なんか自分がライブの主人公になった気分がして。勿論桑田さんが主人公なのは承知してるけど、桑田さんのライブ来たんだな、と思う1曲。 MCを挟んで4曲目、ベルのSEから「MERRY CHRISTMAS IN SUMMER」個人的に今回のライブの1曲目はこの歌だろうと予測してたけど、ここで来た。もう盛り上がるしかないイントロだよね。 5曲目、個人的なMVP「可愛いミーナ」今まで桑田ソロのライブは3回程度行かせて頂いたものの、一度も生で聴けずで、生で聴いてみたかった曲。最高だった。ラスト大サビの「帰らぬ夏の思い出に〜」のところが大好きなんだけど、誰か共感してくれる人いません? 6曲目「真夜中のダンディー」え?ここで来るの?ダンディーが。もう終わるの?このライブ。と思うくらい前半で来た。今回のセトリすごくないか?と。相変わらずカッコよかったけど。 次、「明日晴れるかな」本当にもう終わるんじゃない??まだ1時間やってないけど。って不安になりそうなくらい、不意をつかれたセトリだった。久々に聴いた気がしたけど、やっぱりこの歌は良いし、この歌を聴くとプロポーズ大作戦を見たくなる。そんなことどうでも良いか、脱線が多くてすみません。 「いつも何処かで(I FEEL THE ECHO)」からの、第2の個人的MVP、「ダーリン」。良いねぇ、最高。 ダーリンも生で聴いたことがなく、聴きたかった曲の一つ。あのメロディがまた冬にマッチして最高。 やばいこのペースでやってるとキリがないので少しテンポアップしようか、このレポ。 そこから「NUMBER WONDER GIRL〜恋するワンダ〜」→MC→東京音頭からの「SMILE〜晴れ渡る空のように」。SMILEもまぁライブ映えするよねぇ。好きだけど。 そこからアコースティックコーナー。「鏡」→「BAN BAN BAN」→「BLUE〜こんな夜には踊れない」。BAN BAN BANがアコースティック調になると思わなかったし、BLUEがまたカッコよかった。めちゃくちゃカッコよかった。 そこから新曲ゾーン、「なぎさホテル」→「平和の街」。齢66で、まだ新曲生み出せるってやっぱりすごいなと。どちらもCMタイアップソングだけど、曲調はまるで違くて。でもなんか根っこの部分は、こんな年齢でも、日常を切り取っているポップソングな気がして。そんな日常を歌ってくれるから、いつまでも寄り添ってくれる感じがして、付いて行きたいと思うのだろう。 ここから後半に向けて盛り上がるのかと思いきや、「現代東京奇譚」→「ほととぎす[杜鵑草]」。まだ歌ってくれるの、元気すぎない?こちらの後期高齢者。(失礼な言い方、許してください、すみません。) 現代東京奇譚サビの「寂しくて寂しくて 魂に死化粧」とか、メロディ含めめちゃくちゃカッコよくない? さぁ終盤。「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」→「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」→「ヨシ子さん」→(真赤な太陽)波乗りジョニー。 はい、誰がなんと言おうと優勝です。これで最高の2022年のライブ納めができる。そんな気がして。 ライブで聞く悲しい気持ちって、最高すぎるのよ。あの、大サビ前のチャンチャンチャンチャンでギター2人と桑田さんが斜め向くところとかイントロ最後でクルって回るところも含めて。あぁ、今思い出しても最高だ。 あの盛り上がりこそ、桑田ライブたらしめるポイントだと思うし、確かにサザンとパターンが似てると言う人もいるかもしれないけど、あの多幸感がなければ、桑田ライブに行く気はない。そう思う部分なんだと思う。 さぁ、満足感も高いものの、まだあの曲を歌っていない。白いやつね。 en1「ROCK AND ROLL HERO」。あ、この曲もあった。またライブの空間を桑田色に染め上げた。2曲目「銀河の星屑」。唯一今回のライブでワガママを言うのであれば、やっぱりこの曲は、金原さんいて欲しいなぁ。バイオリンが入ってる良さを知ってるからこそバンドアレンジも悪くないけど…次回はぜひ! 3曲目、SEから「白い恋人達」。来た。正直歌って欲しかったけど、でも歌わないのではないかと思ってた。だってこの曲…難しすぎない?キー高いし。 歌っていてキツそうなところも正直あったけど、66歳の白い恋人達、めちゃくちゃ泣けた。本当に。 その後、桑田さんがよくわからないMCを。「腕前なバンドメンバーが生演奏でお届けします。」いや、今までもそうだったじゃん。でもイントロでわかった。あー、そう言うことか。 「100万年の幸せ‼︎」。確かに少し前のツアーで途中から演奏放棄して楽しんでたわ。そして今回も。 この歌のなんかハッピー感ってすごいね。 もう今はちびまる子ちゃんのエンディングでは無くなってしまったけど、この歌の時、よく観てたなぁ、なんて少し昔を思い返してみたり。 しっとりと終わらせずに、あえて盛り上げて終わらせるところが、サザンライブとは違うところかもしれない。 そんな27曲、2時間半は幕を閉じた。 もう正直、言いたいことはそれほどない。 と言うか、あの空間にいれて幸せだった、その一言に尽きる。 思いたくもないけど、彼がいなくなったら自分の人生はどうなってしまうのだろうか、と思う日もたまにあるけど、楽しめる今を心の底から楽しんでおくしかないのだと思う。 ベストアルバムの曲が大半を占めるという、桑田佳祐のライブのセトリとしては珍しいのかもしれないけど、「TOP OF THE POPS」の異名に負けないライブだった。 また行きたい、叶うとするなら。 そんな最高な時間でした。本当にありがとう。 そして音楽の神様に乾杯。 また明日からも頑張ろう。 間違えた、桑田さんの曲と共に、今日も生きよう。 長文読んで頂き、ありがとうございました。

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