新体制での初ライブでグループ史上最大規模を更新

ネクストステージに突入

2018年6月に結成された“プリティッシュガールズロック”グループ、WILL-O’が、グループ史上最大規模となるマイナビブリッツ赤坂で3rdワンマンライブ『O’riginate』を開催。新メンバー・佐伯つみきにとって初ワンマンライブとなった本公演は、WILL-O’がネクストステージに突入したことを証明するものとなった。

ハードで性急なビートが印象的な1stシングル「感情線染ヒカリエモーション」でライブの幕は切って落とされた。神崎ののが「今夜は最後までぶっ飛ばしていくぞ!」と叫ぶと、歪んだギターが轟き「Last Dance」へとなだれ込んだ。「Jump!」ではオーディエンスもこぶしを突き上げジャンプをして、5人の熱いパフォーマンスに応戦。

最初のMCで、小森うずらが「4月26日のワンマンでは(観客フロアが)ガラガラで、ブリッツでのワンマンを発表するのをためらった」と胸の内を吐露したが、5人の不安をよそに、この日はフロア後方まで観客が詰めかけていた。新生WILL-O’への期待値の大きさがうかがえる。

自己紹介の後に、間髪入れずに人気が高い「Stardust Memories」のイントロが流れ、歓声が起こった。星印を描くパフォーマンスも鮮やかに決まったのだった。中盤のMCでは、桐乃みゆと神崎ののが、これまでのキャリアを振り返る一幕も。

「たくさんのアイドルがいる中で、このライブに来てくださりありがとうございます。1年1か月、普通に生きていたらできない経験ができています。いろんな方々に支えられて、今ここにいることができます」と桐乃が言えば、神崎は、「アイドルを続けて6年。ずっとブリッツでワンマンしたいと思っていて、夢が叶いました。ここから新体制がはじまります」と決意を新たにしていた。

夢に向かっていく強さを込めた「Innovator」で、オーディエンスの熱量もますます高まり、何度もジャンプすることで互いの思いを分かち合った。かと思えば、「un chain」では、印象的なリフに合わせてパワフルにペンライトを振り、5人のパフォーマンスを色鮮やかに彩った。

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