アース・ウィンド&ファイアー、圧巻ライヴでサマソニ会場を巨大ディスコに!

2013/08/12

EWF(C) Mitch Ikeda / courtesy of SUMMER SONIC 2013

結成40年を超えるバンド、アース・ウインド&ファイアーが8月10日(大阪会場)、11日(東京会場)にサマーソニックに初登場し、「セプテンバー」、「宇宙のファンタジー」、「レッツ・グルーヴ」など大ヒット曲を連発して、会場を一瞬で巨大なディスコ状態に変えた。今年のサマーソニックはすさまじい猛暑に襲われたが、彼らはそれをものともせず、歌と演奏で会場を更に熱く盛り上げた。

中心メンバーの3人:フィリップ・ベイリー(vo/perc)、ヴァーディン・ホワイト(b)、ラルフ・ジョンソン(vo/perc)は、全員1951年生まれの62歳だが、まったく老けた様子は感じられない。ライヴはオープニングの「ブギー・ワンダーランド」からラストまで、ほぼノンストップで歌い、演奏し、踊りきった。巨大な幕張メッセのマウンテン・ステージは、一番後ろまでオーディエンスで埋め尽くされ、手拍子とダンスのステップが途切れることが無い状態が続いた。東京公演では4曲目で披露された新曲「マイ・プロミス」も、70年代の名曲群と一緒に聴いても何ら違和感を覚えさせないクオリティの高さ。ライヴの後半は、お馴染のディスコ・クラシック「宇宙のファンタジー」、「セプテンバー」、「レッツ・グルーヴ」で、会場の興奮が最高潮に。イントロが流れるやいなや大歓声が上がり、オーディエンス全員が腕を上げ踊り、そのグルーヴに酔いしれた。

ライヴが終わり、ステージから降りたメンバーは口々に「なんでこんなに若い子たちがいるんだ?」、「一番後ろまで踊ってた!」と大興奮。東京公演は、通常の単独公演より短い70分という濃縮された内容ではあったが、多くのオーディエンスから「今年のサマソニのベスト・アクトだ!」との声が上がるほどに素晴らしいライヴであった。

彼ら自身が黄金期と認める70年代への原点回帰をテーマに制作された、8年ぶりのニュー・アルバム『フォーエヴァー』のリリースが9月11日にに控えており、早くも再来日を望む声が上がりそうだ。

【サマーソニック2013・8月11日東京公演(マウンテン・ステージ)セットリスト】
https://www.livefans.jp/events/158017

(※曲はメドレーになっていた箇所あり)


メンバー
Philip Bailey (vo/perc)
Verdine White (b)
Ralph Johnson (vo/perc)
----------------------------
Myron McKinley (key)
Greg Moore (g)
Morris O’Connor (g)
David Whitworth (vo)
Philip Bailey Jr. (vo)
John Paris (ds)
Gary Bias (sax)
Reggie Young (trombone)
Robert Burns (tp)

【商品情報】
9月11日発売
『フォーエヴァー』アース・ウインド&ファイアー
“NOW, THEN & FOREVER” – EARTH, WIND & FIRE
【デラックス・エディション】 SICP-3535~6(2CD)¥3,150(税込)
【スタンダード・エディション】 SICP-3537 ¥2,520(税込)
●日本盤ボーナス・トラック収録
●デラックス版)DISC-2:選者によるコメント付き
●解説:林剛/歌詞・対訳付き

《収録曲》 ※スタンダード版(SICP-3537)及び デラックス版のDISC-1(SICP-3535)
1. サイン・オン / SIGN ON feat. Daniel McClain 2. ラヴ・イズ・ロー / LOVE IS LAW 3. マイ・プロミス / MY PROMISE 《先行シングル》
4. ガイディング・ライツ / GUIDING LIGHTS
5. ガット・トゥ・ビー・ラヴ / GOT TO BE LOVE
6. ベロオリゾンテ / BELO HORIZONTE
7. ダンス・フロア / DANCE FLOOR
8. スプラッシーズ / SPLASHES
9. ナイト・オブ・マイ・ライフ / NIGHT OF MY LIFE
10. ザ・ラッシュ / THE RUSH
〈日本盤ボーナス・トラック〉
11. ヒーロー・アズ・ヒー・ローズ / HERO AS HE ROSE
12. つむじ風 / WHIRLWIND

※デラックス版のみ
1. 旋風(かぜ)の使者 / Can't Let Go [Chosen by Maurice White]
2. ランニン / Runnin' [Chosen by Pharrell]
3. シャイニング・スター / Shining Star [Chosen by The Roots]
4. 勝利へのターン / Turn It Into Something Good [Chosen by Lenny Kravitz]
5. 全能なる力 / Power [Chosen by Clive Davis]
6. ユー・アンド・アイ / You And I [Chosen by Raphael Saadiq]
7. 宇宙のファンタジー / Fantasy [Chosen by André 3000 of OUTKAST]
※日本盤ボーナスが数曲収録予定です。

【バイオグラフィ】
モーリス・ホワイト(1941年生)を中心にシカゴで結成され、1971年にデビュー。
翌年、米コロンビア(現Sony Music Entertainment)に移籍、ディスコ・ブームにも乗って、「セプテンバー」、「宇宙のファンタジー」、「レッツ・グルーヴ」などのヒットを放つ。
強力でキャッチーなファンク・サウンドと、美しいヴォーカルの掛け合いは、ワン&オンリーの存在感。
メンバーは、ヴァーディン・ホワイト(b/1951年生)、フィリップ・ベイリー(vo/perc/1951年生)、ラルフ・ジョンソン(vo/perc/1951年生)。
※モーリス・ホワイトは病気療養中のため、この作品の制作には参加していません。

【WEBリンク】
公式WEBサイト:http://www.sonymusic.co.jp/artist/EarthWindandFire/
新曲「マイ・プロミス」の試聴:http://youtu.be/PyV4iMKxjl8

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■ Live Fansのアーティスト情報ページ
[Earth, Wind & Fire] https://www.livefans.jp/artists/12185

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