【ライブレポート】打首獄門同好会が炎天下でセトリ変更しての夏先取りパフォーマンス!<JAPAN JAM 2022>

2022/05/12

2022年5月1日(日)・3日(火・祝)・4日(水・祝)・5日(木・祝)・7日(土)の5日間、株式会社ロッキング・オン・ジャパン企画制作の国内最大級のGWフェス「JAPAN JAM 2022」が千葉市蘇我スポーツ公園にて開催された。

入場ゲートでは手指消毒・検温を実施するなど「JAPAN JAM 2022」は感染症対策に万全の対応を取りつつ実施された。



本記事では、5月5日(木・祝)に出演した打首獄門同好会のライブレポートをお届けする。

【ライブレポート】打首獄門同好会が炎天下でセトリ変更しての夏先取りパフォーマンス!<JAPAN JAM 2022>
オープニング曲とともに彼らがステージに入場すると、会場は一斉に拍手で迎える。これまで半年ほど休養していた河本あす香(Dr./Vo.)もにこやかに元気な顔を見せている。ステージに立ったjunko(Ba./Vo.)は、さっそく拍手喝采の客席をあおり、オープニングをさらに盛り上げた。

1曲目に披露されたのは『新型コロナウイルスが憎い』。この曲は毎回、時事ネタを取り入れ少しずつ歌詞が変わるのが楽しみのひとつでもあるが、今回も「(新型コロナが)今年こそ何とかなるんじゃないかな ※個人の感想です」とスクリーンに映し出し、会場を沸き立たせた。

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そのままの勢いで曲は『足の筋肉の衰えヤバイ』と続き、コロナ禍の悩みや苦労を吹き飛ばすかのようにステージを盛り上げると「やってきましたJAPAN JAM。まだ早い時間、みんなでスクワットをやろうじゃないか!」大澤敦史(Gu./Vo.)のシャウトで『筋肉マイフレンド』へ。間奏パートでは、すでにお約束となっている会場一体となってのスクワット。SUNSET STAGEの会場が一体となってスクワットをするという彼らのライブならではの光景が繰り広げられた。

「いいですねぇゴールデンウィーク。人によっては10連休…おっとあまり共感いただけないようですかね。今日は10連休の7日目じゃないなら、みんなに贈る曲が変わってくるな…」と披露されたのは『はたらきたくない』。「明日はゴールデンウィークでも何でもない、ただの平日です!」大澤の会場中を現実に引き戻すかのようなMCに乗って「はたらきたくない」とオーディエンスが拳を上げる様子も、打首獄門同好会ライブならではのワンシーンだ。

5曲目では、さらに現実に引きずり戻されつつ、最後には夏が待ちきれなくなる『地味な生活』。サンバ調のビートが弾けるサウンドに載せて「JAPAN JAM行きたい!」とアドリブを盛り込んで会場を沸かせた。

続いては昨年リリースされた『カンガルーはどこに行ったのか』。2021年にリリースされた新しい曲だが、サビの部分では手拍子が沸き起こり、曲のラストのメンバーがハモるパートでは、自然に会場中が左右に手を振るほど曲が浸透しているのが印象的だった。

「JAPAN JAMとってもいいんですけど…暑くないですか? これ夏フェスの暑さですよねぇ。ということで我々もセットリストを変更することになりました」打首獄門同好会が登場したのは真っ昼間のタイミング。大澤はステージ裏の温度計が31℃を指していたと話し、本来演るはずだった『牛乳推奨月間』から『なつのうた』にセットリストを急遽変更する一幕も。急きょ演奏されたこの曲で、大澤の爽やかなギターリフと柔らかなボーカルによるリゾートサウンドが会場に響き渡った。

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ここからはライブ後半戦。「激しいのいくぜ!」大澤のシャウトで始まった『きのこたけのこ戦争』ではjunkoがステージを駆け抜け、『島国DNA』では会場中から拳が上がる。これぞ打首獄門同好会ライブのヘビーで熱い一面だ。

ラストは彼らを代表する『日本の米は世界一』。シャウトできないのが歯がゆいところではあるが、いつものように今年の豊作と音楽シーンの復興を祈りつつ、ステージ上のメンバーが叫び、会場は拳とジャンプでそれに応えるクライマックスで打首獄門同好会の熱いライブは締めくくられた。

(取材・テキスト:バッキー☆大坂)

JAPAN JAM2022 5月5日 打首獄門同好会 セットリスト
M01:新型コロナウイルスが憎い
M02:足の筋肉の衰えヤバイ
M03:筋肉マイフレンド
M04:はたらきたくない
M05:地味な生活
M06:カンガルーはどこに行ったのか
M07:なつのうた
M08:きのこたけのこ戦争
M09:島国DNA
M10:日本の米は世界一


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