ゲストさんのレビュー
沢田研二さんのコンサートに初めて行きました。
なんだかモヤモヤが残ったコンサートでした。
歳を重ねて見た目が変わってしまうのはどの人でもあることですし、
致し方ないと思います。
でも、なんだかなぁ。
プロ意識を感じなかったんです。
例えば声。
最初の2,3曲は声がガラガラで全然出ていませんでした。
小唄をしている母も、歳を取ると最初は全然声が出ない、あとになって出てくる、と言うので、加齢のせいでもあると思います。
でも、それならコンサート直前までに何曲か歌っておいて、コンサートが始まったら1曲目から最高の状態で歌うのがプロではないでしょうか。
例えば郷ひろみなどプロ意識の高い人が1曲目からガラガラ声で歌うなんて想像つきません。
母の小唄ごときの習い事の発表会でもあるまいし、プロとしての気合が入っていないんじゃないの?と感じます。
衣装にしても、今回ピエロの衣装の後、スカートに履き替える、というなんだか面白い衣装でした。
自分はもう見た目ではないんだ、ピエロなんだ、歌で聴かせるんだ、と思われているのかもしれませんが、それなら1曲目から最高の歌声で聴かせてほしかった。
見た目は捨てられたのかもしれません。しかし、清潔感は出してほしい。
沢田さんの顔の表情がわかる程の席で観ていましたが、なんだかボサボサ感がにじみ出ている。
生活臭というか、家でジャージで寝ている旦那が起きてきた感じ。
「緊張感がない」という感じなのです。
帽子が最高に似合っていた昔のジュリーを観たい!と厚かましいことを言っているのではありません。
人に見られる時にはそれなりのエチケットがあるでしょ、と思う。
それでも、隣にすわっている往年のジュリーファンであろうおば様たちは
「ジュリーかっこいい!」「ジュリー最高!」と叫んでいらっしゃったので、
コアなファンの人達はどんな姿であってもジュリーが存在しさえすれば良いのかもしれません。
そういうコアファンが逃げない、というのを知っているので沢田研二はあんなに
なってしまったのかな、と。
「ファンに甘えさせてもらいました」と言った沢田研二ですが、その通り、
おかあちゃんに甘えるように、ファンに甘えて緊張感のないコンサートを
「それで良し」と思ってやっているように感じます。
惰性でやっているというか。
心がこもっていないというか。
俺様、なんでしょうか。
いつものコンサートは違うかもしれません。
でも今回のコンサートはこのように感じました。
そして今回のコンサートが私にとって沢田研二の初めてのコンサートでした。
そんな人も多いはずです。
今回はハズレをひいたんでしょうかね。
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- コメント 2
- 2019/01/10 (木) 11:46
去年のツアーはヒット曲、1番だけを50曲聴かせてもらって、満足しました。でも今年のツアーは昔のヒット曲がほとんど聴けないようで、かなり評価が割れていますね。
初めてのジュリーが今年だと、そのような感想は仕方ないと思います。せめて昔のヒット曲が聴けるライブでしたらね。
ゆーきちん
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顔の表情が分かるお席なんて、羨ましい…
ー嵌ったのが9月終わりで双眼鏡使わないと どこも豆粒ジュリーでしたよ。
でもとーっても楽しかったです。
ゲスト
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