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たっちゅうさんのレビュー
令和元年7月8日
Official髭男dism one-man tour 2019 at日本武道館
今の日本の音楽シーン。ポップミュージックの担い手として沢山のアーティストが存在するが、sumikaそしてこのヒゲダンは外すことのないバンドだと思う。ポップミュージックの定義って広くて、「これが厳密なポップや」というものが存在しないものだけど今の世界線、時代線に合った耳馴染みのいいメロディに人間のちょっとした毒や苦味をちりばめた歌詞を紡げるアーティストとしてこの2組は外すことがないと思う。
その中でも最近成長著しいヒゲダン。まだ完全にみんなが名前を知っていなかった少し前から飛躍的に知名度を上げ嬉しい限り。そんな彼らのキャリア初武道館ライブ。正直ライブ前は低評価。あまりにもグッズの売り切れが多すぎるよー。悲しみ。ただライブではそんな悲しみも吹っ飛ばしてくれたのかな。
1曲目から自分的に飛ばしてた。「115万キロのフィルム」。僕がハマったきっかけの唄。ヒゲダンのライブに来た感があったね。そこから今日のハイライトは「コーヒーとシロップ」。ここ7ヶ月、大切な時の前にずっと聞いてたある意味特別な曲。PVをね、見てもらえれば意味がわかってもらえると思うよ。
「Rolling」から新曲「宿命」までの畳み掛けは圧巻。最近のキラーチューンも加わって流石としか言えない流れ。まぁみんなここが聴きたくて来てるんだろうから思う存分楽しめたと思います。
アンコールも2曲ではあったけど良い意味で余韻を残してくれるフィニッシュ。初の武道館ライブは十分成功と言えるのではないでしょうか?
確かに少しマイナーな曲をせっかくならやって欲しかった気もするけど、それは今度のお楽しみにしておきます。
2012年7月7日に初ライブを行ったヒゲダン。そこから7年と1日の月日をかけ今日のステージに立った4人の姿は本当にカッコよく、これからのポップミュージックシーンを担ってくれる覚悟を感じた気がした。ヒゲダンの曲に出会えて良かったと改めて思えた2時間だった。次はひたちなかで会えることを心待ちにしてます!
今回は短めのレビューでした。読んでいただきありがとうございました。
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- 2019/07/08 (月) 23:43
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