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Christopher Cross

2015/04/30 (木) 21:30 開演 @Billboard Live TOKYO (東京都)

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ひらりさんのレビュー

ステージ背後のカーテンが外の景色を遮蔽し終えると、控室からバンドのメンバーがリラックスした雰囲気で登場。その後少しの間をおいて、ギターを抱えながらハンチング姿のクリスが舞台に上がりました。繊細な歌声から受けるイメージとは異なり、大柄な体に抱えたギターが小さく見えます。

序盤は昨年発表した新作と、デビュー作からの楽曲を交互に披露してくれましたが、やはり私が反応してしまうのは、リアルタイムで聴いていた後者。特に"Sailing"はキーボードとストリングスの奏でる音色が当時感じたままに美しく、良い曲というのは時を経ても色褪せないものだなあと、つくづく感心させられた次第です。面白いと感じたのは、バンドメンバーの紹介について。各メンバーの楽器やコーラスを強調するアレンジを施した曲がそれぞれ準備され、この夜は "Sailing"でのキーボード、"I Don’t See It Your Way"でのサックスなど、卓越した演奏テクニックがメンバーの印象をより強く残す、とても良いアイデアでした。

終盤はお馴染みの有名曲が次々と。邦題の「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」との紹介から始まった"Arthur’s Theme"から、ウェスタン映画をスクリーンに映し、よりハードに演奏した"Ride Like The Wind"へ。予想してはいたけれどこの流れにはやっぱり興奮したなぁ、だって本当に良い曲だもの。その興奮を冷ますように、クリスとアコースティック担当の計3名をステージに残し、しっとりとしたアレンジの"V"を最後に演奏して、楽しかったライブは終幕となりました。

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  • 2020/10/23 (金) 20:23

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