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saiyoさんのレビュー
w-inds.としては初めての両国国技館で(それを記念して湯飲みや座布団など国技をイメージしたライブグッズが登場したり物販に幟が立ち並ぶ等遊び心も満載だった),全方位型のセンターステージ。
360度ファンに囲まれ,その一体感がスゴい。
「音楽のタイムトリップ」と銘打ち,セットリスト全楽曲がシングル曲で構成され,まさに生のオールシングルコレクションアルバムと言えよう。
常に変化を求め続けるw-inds.なだけに近年は昔の楽曲をキーやアレンジを変えて歌うことが多いのだが,今回は振付をほぼ当時のままに,すべての楽曲をオリジナルキーで披露するという,それもある意味チャレンジャーな。(変声期前の楽曲まで…!!!)
それにしても,昔の振付を今のw-inds.が再現すれば,所作の実に美しいこと!(例えて言うならヒラヒラと舞う桜吹雪のよう。)
今なお現役ファンも,かつてファンだった人も,各々が楽曲に自身の当時の思い出を重ね合わせたであろう。
随所でメンバーがお互い笑顔で肩組み合ったりする場面もあり,15年間築き上げてきた絆の深さが垣間見れた。
3月14日という記念日をファンと共に迎えることのできた喜びにも溢れていたと思う。
(それは5年前の10周年記念ライブが震災の影響で記念日当日に行えなかったのも大きいかもしれない。)
昨年夏ツアーの時はどういうわけか15周年を迎えることに対する不安を溢してたw-inds.であったが,ここにきて次の20周年に向けて余裕を見せていた。
一体この数ヵ月の変化は何だろう。
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- 2016/03/16 (水) 13:42
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