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フィジーさんのレビュー
まず五十嵐宏治のサウンドプロデュースが素晴らしかった。例えば恒例のアイドルソングカバーは今年はAKB48の曲だったが、ジャジーな「フライングゲット」に仕上がっていたし、「あの人からの手紙」もかぐや姫のものとは別の曲のようだった。「あの人からの手紙」は彼女が今年、広島でのコンサート「いのちのうた2017」で南こうせつと同じ舞台に立ったので、その時にインスパイアされたのかとも思った。ちなみに「長崎の鐘」もその広島でのコンサートで披露していた。
新妻聖子の歌唱はカラオケ対決のテレビ番組のリアル版だ。オリジナル曲はもちろん、ミュージカルの劇中歌、映画の主題歌、歌謡曲を自在に歌いこなした。
特筆すべきは「美女と野獣」。このデュエット曲を新妻が1人で歌い始め、ビーストのボーカルは誰なのかと思わせると、割って入った甘い声はドラムスのマイク・モーリントンであった。
新妻がアンコールの「誰も寝てはならぬ」を歌い上げると、会場全体がスタンディングオベーションで讃えた。
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- コメント 1
- 2017/10/19 (木) 21:53
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私もこのコンサートに行ってました‼️
ゲスト
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