ミスチルのライブとしては昨年のThanks givingツアー、ap bank fesとしては2012年のつま恋2日目以来の参加となりました。
ちょうど、その2012年以来のつま恋での開催とあって、桜井さんはBank BandのステージでもMr.Childrenのステージでも節々に「やっぱり良いよ、この景色!」と、ステージから眺める光景を懐かしんでました。
そんな懐かしのステージに選んだ楽曲は、過去のapで思い出深い曲たち。06年の1曲目と同じ「HERO」で始まり、08年と12年の同じく2曲目に演奏した「HANABI」、11年の「youthful days」、そして06年のapで初披露した「彩り」と続きます。
「彩り」の前のMCでは「このステージからの景色はこれまでみんなが積み上げてきたものなのよ。他のフェスだと黒いTシャツ一色に染まったりするけど、こんなにもカラフルな服を着た人たちが集まるのはここだけ」と、いま目の前に広がる景色とのシンクロを語り、「元々つま恋で演奏するために作った曲です」と紹介していました。つま恋の景色にもっとも似合う曲なんだろうなと感じました。
そんな"原点回帰"といえる曲が並ぶなか、後半には当然つま恋では初披露となる直近のナンバー「himawari」と「here comes my love」も披露し、新しいミスチルのパワーも魅せてくれました。早くもニューアルバムや次のツアーにも期待してしまいます。
そして最後は08年と同じく「GIFT」で締め。この曲は昨年のThanksgivingツアーでテーマ曲のような位置付けで紹介していたので、apの場でも演奏するとは予想していませんでしたが、またつま恋の場で演奏できる喜びや感謝を伝えたかったのかもしれません。
炎天下でバテてしまうような暑さのフェスでの終盤近い登場でしたが、とにかくあっという間の50分でした。
つま恋でのap、やっぱり良いよ!