本日の戦場はJ:COMホール八王子にて #でんぱ組.inc ツアー「ONE NATION UNDER THE DEMPA TOUR」初日。単独公演としては現体制初の声出し現場でもあり、モチベーションの高さが随所から窺えます。
会場BGMが持ち曲ではなくマクロスFを初めとする名曲群であったことについては、後日の解説を待ちたいところです。さて定刻となりテーマである「萌えとエモを取り戻す」ことに関するストーリーが投影され、新衣装に身を包んだ各メンバーの紹介も映し出されます。緞帳が上がると、指を突き出す特徴的な振り付けで、大きな旗を背にスタンバイする皆さんがオレンジの光に照らされています。
高まりでお馴染みの「バリ3共和国」から始まるセットリストは、新曲・現体制初出し作品も交えつつ、基本的にアップテンポで興奮と熱気を誘う楽曲が太宗です。ほぼ唯一スローテンポな「あした地球がこなごなになっても」では、星空がまたたく演出が施されています。本作を含め、宇宙や星にまつわる楽曲が多いと感じることも特徴です。
アンコールでは、萌えの街秋葉原を歌う「アキハバライフ♪」で始まり、MCでは「失われた日々」を取り戻せたことへの安堵と、付いて来てくれた皆への感謝の言葉が述べられます。締めは「ORANGE RIUM」。夕日の色に染まりつつ、かつて現場に響き渡った口上が今一度蘇っています。#軍記 #ワンネーションでんぱ