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ツアー終盤なので演者ものびのびと演奏している印象。 ホールも美しく音響も良く気持ちの良い空間だった。 特殊なライブ形式ではあるが、周知されている様で演者と観客の温度差はあまり感じなかった。 キモの貴重なバックトラックと共に贅沢な演奏を聴かせ魅せると言う効果が存分に機能していた。この仕組みが理解出来ないと楽しめないツアーなのだが流石鹿児島!4年前のVol.1や昨年の宮崎福岡で経験済みの観客が多かったのと、九州人特有のオープンマインドで全て包み込んで全力で楽しんでいた。演者も煽られてかグイグイと来ていたのがとても嬉しかった。 9月限定と言っていた曲も、南九州のマレビト伝説に因んだ曲や、音霊ではおなじみのあの曲も。アンコールではチームサプライズの参戦で空気が一気に変わる。かなりエキサイティングなステージだった。 惜しむらくは、会場の使用時間が完全撤収22時だったらしく、MCも若干巻き仕様だったのが悔やまれる。 十分過ぎる内容ではあったが長尺にこちら側が慣れ過ぎてしまった様だ。 他ミュージシャンよりも曲数も寧ろ多いくらい。よくこの濃度でこの時間に収められるものだとただただ感服する。残り3公演息切れもせずに突っ走る姿しか見えない。 我々は彼の背中を見失わない様、追いかけ続ける。