RIRI

INTERVIEW

映画『ライオン・キング』
日本版オフィシャルソングも好評!
二十歳を目前に今、思うこと

世界中の人々から愛され、今年の夏に公開された“超実写版”も大きな話題を集めた映画『ライオン・キング』。その日本版オフィシャルソング「サークル・オブ・ライフ」の歌唱アーティストに抜擢され、ますます注目されている女性R&BシンガーのRIRIが、二十歳の誕生日を2日後に控えた11月3日に、1日限りのバースデーパーティーイベント『W.W.W 20th Bday ★ Circle Of RIRItter」』を行うことを発表した。

今年の年頭に開催された初の全国ツアーでは本格的なダンスパフォーマンスを披露するなど、ライブでも著しい進化と成長を続ける彼女は、二十歳を迎える今、どんなことを思っているのか。幼い頃からの夢であるグラミー賞に一歩近づけたと語る「サークル・オブ・ライフ」にまつわるエピソードや、これまでの印象深いライブ、重大発表もあるというバースデーライブへの思いなど、たっぷり語ってもらった。


『ライオン・キング』日本版オフィシャルソングを歌唱。
「歌える機会がこんなに早く来るとは思わなかった」

「サークル・オブ・ライフ」は楽曲の壮大な世界観に引けを取らないRIRIさんのパワフルでエモーショナルな歌声が堪能できるバラードでした。まずはこの曲を歌うことが決まったときの気持ちから教えてください。

RIRI:小さい頃からディズニー作品はたくさん観てきたし、ディズニーの楽曲がすごく好きだったから、「いつか一緒にやれたらいいな」とずっと思っていたんです。今回はオフィシャルソングのオーディションがあることを伺ってチャレンジしたんですが、光栄にも選んでいただけて。歌える機会がこんなに早く来るとは思わなかったし、夢のようでした。

起用の知らせは、いつ、どんな場面で聞いたんですか?

RIRI:レコード会社の会議室でスタッフの方と別のミーティングをしているときに教えてもらったんです。突然「ライオン・キングの話……決まりました!」みたいな感じで言われて「キャーッ」って。そのときは会議だったから喜びを抑えめにしてましたけど、家に帰ったあと、ひとりで「よっしゃ!」って、ずっとピョンピョン飛び跳ねてました(笑)。

日本公開に先駆けて、ロサンゼルスでジョン・ファヴロー監督と主人公のシンバ役の声優を務めたドナルド・グローヴァーと初対面しましたが、そのときの印象は?

RIRI:世界で活躍されている方に会える機会はなかなかないと思うし、その場でいくつか質問もさせて頂いたんですが、一つひとつに丁寧に答えてくれる優しい方たちでした。そのときにアカペラで「サークル・オブ・ライフ」を歌わせてもらったんですけど、歌い終わったときに大きな拍手もしてくれて。少し話しただけでもパワーをもらえた感じでした。

ドナルド・グローヴァーはチャイルディッシュ・ガンビーノという名前でラッパーとしても活躍していて、今年、「This Is America」という楽曲でグラミー賞の主要2部門を受賞しました。グラミー賞受賞アーティストに接することができて、RIRIさんが公言しているグラミー賞という目標に一歩近づけたような感覚もあったんじゃないですか?

RIRI:それはすごく感じました。グラミー賞を獲っている方と話す機会を頂けたのはチャンスだと思ったし、さらに今回の『ライオン・キング』は私が昔からすごく大好きなビヨンセがナラ役で参加していて。幼い頃からの憧れの人が携わっている作品に関われたっていうのは人生的にも大きな転機だと思ったし、運命めいたものも感じました。

ビヨンセとはニアミスだったとTwitterに書いてましたよね?

RIRI:そうなんです! 台湾で別仕事があって、プレミア上映会が終わるころにLAに着いたんです。ギリギリ間に合わなくて、「残念だったなぁ」と思いながらホテルに宿泊したんです。で、あとから聞いたら、自分が泊まっていたホテルの隣の建物にビヨンセが宿泊していたらしくて、「えーっ」と思って。「ワンチャン会えたかもしれないじゃん!」って。もう、かなりキツいニアミスだなって。

ファン心理として、大好き過ぎて会いたくないという方もいますよね。

RIRI:その気持ちもわかるけど、私は会ってみたいです。でも、どうだろう……会ったら会ったでおかしくなりそう(笑)。

今回のニアミスは音楽の神様が与えた試練かもしれないですね。ビヨンセに会うにはもうちょっと頑張りましょう、みたいな。

RIRI:そう思います。まだまだ私はこれからだから。今のタイミングで会っちゃうのもちょっと寂しい気もするし、頑張れーって言われてるんだと思います。

「サークル・オブ・ライフ」をレコーディングするときは、楽曲にどのように向き合いましたか?

RIRI:サバンナを思わせるような壮大な世界観の楽曲ですし、生命の輪、みんなが愛で繋がっているんだっていうことをコンセプトにしている楽曲だと思ったので、プライドロックから見渡す壮大な風景や、太陽が地平線から昇っていくような風景をイメージしながらレコーディングしました。

レコーディングで大変だった部分は?

RIRI:今回の日本版オフィシャルソングは原曲をアレンジしてつくっていて、大サビのところで普段私が使わないようなコーラスやハーモニーがたくさん入っているんです。そのメロディーがすごく複雑で苦戦しました。
あと、今回の楽曲はほとんど日本語なので、日本語でどうエモーショナルに、グルーブ感を失わずに表現するか。そこは発声の仕方から考えて、自分なりに事前練習してから本番に臨みました。

今回の楽曲を通じてリスナーに感じてもらいたいことは?

RIRI:『ライオン・キング』はシンバが辛い思いをしながら鍛えられていって最終的に王になるという使命を果たすストーリーなので、生き抜く力強さや、夢を諦めない心を伝えられたら。仲間との出会いや絆も描かれた作品なので、そういう部分も私の歌を通じて感じてもらえたら嬉しいです。

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2019.5.22 on saleSummertime EP

CD:AICL-3629/¥1,700(tax in)

<CD>
1. Summertime / RIRI, KEIJU, 小袋成彬
2. Better Days
3. luv luv feat. Junoflo
4. HONEY (BUNNY Remix)
5. Dilemma (Produced by DJ CHARI & DJ TATSUKI) / JP THE WAVY & RIRI

MOVIE

LiveFans

世界での活躍を照準に据え、弱冠16歳にしてLAでの音楽制作をスタートさせたRIRI。言語や国籍を超えて心に響いてくるその力強い歌声はZEDDやMarshmelloなど、世界の有名プロデューサー/DJからも高い評価を得ています。抜群の歌唱力はもちろんのこと、2019年2月に行われた初のワンマンツアーでは本格的なダンスパフォーマンスも披露!しかもMVやライブでのファッションやメイクがめちゃめちゃキュートでカワイイんです!(インスタ要チェックですよ)ワールドワイドでブレイク待ったなし!な大注目シンガーです!

PROFILE

RIRI

1999年生まれ19歳。Pop/R&Bシンガー。

日本人初のグラミー4大部門受賞を目標とし、16歳からLAで数々のプロデューサーと制作を始める。

インディーズ期に発売した「RUSH」が各ストリーミングサービスの注目新人にピックアップされ、iTunesチャートで1位を記録。
1st AL「RIRI」を携え、2018年2月メジャーデビュー。新人としては異例となる全国47局パワープレイ等に選出され、リリース記念ライブも完売となる。

更には、世界的DJ/プロデューサーであるゼットから、自身最大のヒット曲「ステイ」の日本語カヴァーリクエストを受け、生配信サービスでは共演を果たす。

11月には2ndアルバム「NEO」を発売、2019年1月~2月自身初となる全国8か所のツアーを開催した。

4月には、2019年 資生堂『アネッサ』CMソング「Summertime」を"RIRI, KEIJU, 小袋成彬"名義にてリリースし、8月にはディズニー映画「ライオンキング」超実写版の日本版オフィシャルテーマソングを担当。

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