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HAN-KUN @ TOKYO DOME CITY HALL(東京都)

2022/02/26 (土) 18:30開演

MCやライブ内容の概要です。 ・カバーした「LA・LA・LA LOVE SONG」を歌った久保田利伸さんをInstagramでフォローし,熟考したDMを本人に送ったが残念ながら返事は来ず,コロナが明けたら実際にお会いして挨拶しようと思ったという話。 ・前回のカバーアルバムでカバーした「離したくはない」を歌ったT-BOLANの森友嵐士さんとご飯に行く機会があり,森友さんが(前回のライブを)見に来てくれることになっていたが,スケジュールが合わず見に来れなくなってしまったこと,しかし本番ではなくリハーサルを見に来てくれることになり,誰もいない客席に森友さんがただ1人座ってHAN-KUNが「離したくはない」を歌うのをじっくり聞いてくれたことに緊張した話,歌い終わると森友さんが「ブラボー」「じゃあ本番頑張って」とだけ残して去っていったのを見て「ビッグマンでオーラが違う」「俺もあんな風になりてえな」と思った話 ・優里さんの「ドライフラワー」がいい歌だからライブでも歌いたいと思い,バンドメンバーに頼んだが,頼んだ後に歌詞を覚えていないことに気づき,バンド形式では初めて歌詞を見ながら歌いました。「皆さん,HAN-KUN(歌詞を)読んでます!胸張って言います,読んでます!笑」 ・「ずっと」をTEEが自身のライブで1人で(全パート)歌っているというのを聞き,それならHAN-KUNも1人で両方のパート歌ってやる!・・・となりかけましたが,実際はTEEがゲストとして登場し,2人で歌唱しました。 ・今回は前回のライブではなかったクレーンカメラまで導入していたので,おそらくどこかのタイミングでDVDになると思います。 ・前回は無かったバンドメンバーの紹介が今回はありました(アンコールのメドレー中)。 ・「ハナミズキ」の最後のサビのアレンジがCDとは異なり,しんみりとした曲のはずが,一気にレゲエ色が強い曲になっていました(近くにいたファンが偶然「ハナミズキがめっちゃノリノリな曲になってた」と言っているのも聞きました)。 ・現在の世界情勢を鑑みてか,Bob Marleyの「ONE LOVE」を歌う場面もありました。 間違いなしの名曲たちをHAN-KUNがカバーしたこのライブですが,かなり満足度が高かったです。

杉山清貴 @ KT Zepp Yokohama(神奈川県)

2021/11/14 (日) 17:00開演

Sugiyama Kiyotaka Band Tour 2021-Solo Debut 35th Anniversary-の初日・KT Zepp Yokohama公演です。 セットリストも同時に投稿しましたので,ネタバレOKな方はご覧ください。 最初のMCで「最近やっていなかった80年代の曲をやってもいいかなと」と仰ったように,確かに渋い選曲が目立ちました。 バンドメンバーを紹介した後「肌の色艶が違うだろう?(笑)」と言う通り,KTを入れたバンドの平均年齢は35と,かなり若いメンバー中心のバンドでした。 「今日は初日。それもここは僕のホールでして・・・(笑)」と切り出し,KTがなぜKTと呼ばれる(自称する)ようになったのかというエピソードに続いて「そしてついに今日,自分のホールが出来ました(笑)」と笑いを誘いました。その際、バンドメンバーが拍手してくれたのに対し「拍手してくれてありがとう。若い子は気を使ってくれるんすよ!(笑)」と言うと会場からはどっと笑いが。 こんな感じで偶然KTが名前につくZepp YokohamaならではのMCも聞けました。 さらには昔の曲をやるということで,若かりし頃を回想しながら,「今だから言いますけどね,あの頃は怖いものなんてなかったです。『この業界は俺が動かしてる!』とか思ってて(笑)。ありがたいことにタイアップの話もいただいてね。」なんて,ブイブイいわせてた時代を振り返っていました。 「Omotesando'83」前のMCでは「『月に口づけ』,そして,『そして...』(笑)『月に口づけ』,そして,『そして...夏の雨に』(笑)曲名がややこしいですね(笑)。 最近はオメガトライブの復活ライブをやってて、心はすっかりそっちにいってたんですけど、『ソロもやらなきゃ』と思って昔の曲をほじくり返してきました。」 「Rainbow Planet」後のMCでは「この詞を最初もらったときは,春先のアルバムなのに『クリスマス』とか『叶わなかった夢たちを』とか出てくるなあと思ったんですよ。これはもしかすると"あの曲"のアンサーソングなのかなあと思ったわけですよ(笑)。それでは...(笑)季節も季節でございます。じゃあ本日締めの曲はその曲でいきましょうか。」と『最後のHoly night』に入っていくのは,ほぼ確実に歌うであろうことわかっていても「おお〜」となりました。 まして今回のツアーはピッタリクリスマスに講演がありますから,当該講演に行ける人は是非素敵なクリスマスをお過ごしください。 ところで,「bound for RIVER's ISLAND」がもともとは「bound for road island」というタイトルだったけれど,オメガトライブのアルバム「RIVER'S ISLAND」を名前に入れたほうがオメガのファンも引っ張ってこれるんじゃないかという目論見でタイトルを変更したという話は初耳でした。 wikipediaのRIVER'S ISLANDのページに「関連性はない」と書いてあったので,ただの偶然かと思っていました。 終演後の第一声は「楽しかった!」でした。 会場は少し前までのライブと異なり席と席の間を空けず,基本的に満員まで入れているようでした(当日券の販売はありました)。 初日なのにKTとバンドメンバーの息がかなり合っていて,ツアーファイナルと言われても驚かない演奏でした。 とにかくバンドが上手く,パワフルです。歌声はもちろん最高なのですが,それだけでなくバンドサウンドにも注目したいツアーとなりそうです。 構成としては序盤はかなり飛ばし気味でスタンディングが長いです。 しかし,中盤はバラードやミディアム中心で座って聞ける時間が長いです。 後半はまた,バンドツアーならではのノリノリな感じで一気に突っ走って終わります。 総合的にソロ35周年にふさわしいライブだと思います。 MCで「楽しい。だからこの仕事はやめられませんわ。ていうか仕事と思ってないです(笑)」とおっしゃった通り,こちらからも楽しそうな様子が伝わってきました。 これまた個人的な感想になってしまいますが,30年以上前のソロデビューアルバム等の初期作品の曲をキーを変えず,テンポも変えず(moving my heartに関しては原曲よりテンポが少し速い気さえしました)歌えるって,さらっと歌ってしまうからそれが当たり前のように思えますが,すごいことですよね。 サックスとかパーカッションは今回入っていないですし,オメガのときとは異なりギターも1人(ただしキーボードとシンセサイザーは1人ずつ合計2人で◎)です。 しかし,それで「音が薄っぺらい」とか,「なんか物足りない」ということが全く無いんです。 むしろギターが1人なぶんだけ音が大きく,ミュートを変幻自在に用いた演奏がよく聞こえます。 80年代の曲って(そもそもオメガや杉山さん初期作品は今聞いても古臭くないけれど)現代の技術で演奏されるとこんなにかっこいいんだと思いました。 演奏陣は技術がある上に,結構原曲に忠実に演奏してくれるので,変なアレンジが嫌いな私としては最高でした。 シングル曲が好きな人はぜひアルバム曲も予習していくとより楽しめるかと思います。 ちなみに、Moving my heartの2番のサビ入りを「つつつ つまづいたまま」と歌うところが好き(笑)

定員の半分以下にしなければならないという規制のもと払い戻しをしたところ,半数以上が払い戻しをしてしまい,当日券が発売された静岡公演です。 「GOOD SAVAGE」のあとのMC第一声はやはり「はい,ごきげんよう!」。「今日はもう,歓声はいいですから(笑)皆さんのお気持ちはもう・・・心の耳に届いています。皆まで言うな,何にも言うなってね(笑)。どうにか皆様半分以下にしてくれってお願いしちゃったら半分以上削れちゃったもんだから当日,ちょっと足しましたけど・・・。」 「今日でこのコンサート,半分くらいになりました。だいぶ脂ものって,調子も良くなってきましたんで。」 「いつもは歓声と大騒ぎで・・・,そりゃそれでいいんですけど,(今回は)じっくり演奏を聞きながら,そうすると『吉川晃司,思ってたより歌が上手いじゃないか』という感想も出てくるわけですよ(笑)」 続いてメンバー紹介ですが,ウエノさん→生形さん→湊さん→ホッピー神山さん→エマさんの順で紹介。 湊さんを紹介したあとに「最近この後ろふたりがね~(湊さんと神山さん)がなんか企んでるのよ。後で見えると思いますけど。」 長老こと神山さんについては「よく見ると5cmくらい浮いてるんですよ(笑)よく見ないとわかんないんですけど(笑)」。 「サバンナの夜」のあとのMCでは 「今日は田子の浦をうろついて・・・。お願いだけど後ろから追っかけてこないように!あと,待ち伏せもなし!(笑)」 「田子の浦とね・・・三保の松原に行こうと思って,ちょっとやめたんですよ。」 「三保の松原に行こうと思った理由は,ここは(清水)次郎長の(地元)ですけど,黒駒勝蔵っていう,山梨の親分が落語だっけか浪曲だったかで,悪者になってるじゃないですか。まあ次郎長の地元で言っても・・・って,次郎長さん皆さんあんま知らないですか!?あー,シーンとしてるわ(笑)」→歓声の代わりに拍手が起こるも「慰めの拍手はいらない!」とバッサリ。 「まあ,任侠好きでね。で,行こうと思ったんだけどこれは(ファンが)来るなと思って(笑)」 「あそこで泳いでもいいかなと思ったんですけど,まあ叱られるかなと思ってね・・・」 「大体,コンサートやる前は2km泳ぐとか,5km走るとか,身体をほぐして会場に入るのが声を出すのにちょうどいいわけですよ。」 「でも三保の松原で,『遊泳禁止(のところ)で泳いでたおっさん捕まえました』って(会場に)たどり着けないってのもまじいんでね・・・」 「だから山に登ってね。あれ,賤機山(しずはたやま)。どうやっても『せんき(やま)』でしょ!!頑張って読んでも『がっき』だと思うんだよね。」 「それで浅間神社。あの商店街のところをなん往復か走っての,会場入りですよ!途中,ボクシングジムがあったんで,ちょっと振っていこうと思ったんですけど(笑)」 ここで湊さんがバスドラでドンドコ「話が長い!」と催促。「湊くんが『話が長い!』ってうるさいんで,歌います!」と急に次の曲へ(笑)。 「プリティ・デイト」のあとのMCでは汗がマイクに入って「水没」したとのことでマイクを交換。その間エマさんに「繋ぎでなんかやっといて」とお願い。 エマさん「久しぶりに吉川晃司のツアーに参加しております!(ここでエマさんの後ろをうろちょろする吉川さん)前のツアーでここに・・・」 吉川さん「はい!」と遮る。 エマさん「最後まで言わせてくださいよ!(笑)前のツアーのときに,ここ(静岡)に見に来たんですよ!」 吉川さん「そうそう。見に来てくれたんだよね。」 続く「太陽もひとりぼっち」について,「次はバラードなんで,座っていただいても・・・まあ立ってもどちらでも・・・。」 ここで湊さんとホッピーさんがふざけて音を鳴らす。 吉川さん「やかましいよ,だから!(笑)ロックバンドなの!僕たちはロックバンド。ギャグバンドじゃないってのに(笑)こういう状況から歌い出す曲じゃないってのにね(笑)まあいいか。いくよ。」 「BOMBERS」では生形さんが強くエフェクターか何かを踏み,機材トラブル。そのため機材が治るまでMC。 心臓の手術をしてから水分をたくさん取れと怒られるという話, 主治医に「吉川さんはレーシングカー。チューンアップしてあるからすごい速い。だからレース場では速い。でも普通車のほうが長生きするんですよ!」と言われた話, 手術後にアクション映画を撮影していて「ウッ」なんて言うと,スタッフに「(まさか心臓が!?)」と心配された話 ウエノさん「本来であれば『さわやか』でも食べて帰りたかったんですが。。。このまま新幹線で帰ります。」 ウエノさん「ウブ(生形さん),今日ギャラないよ(笑)」 吉川さん「ウブ,ギャラないの?(笑)誰のとこにいくんですか?アンタ?なんで?(笑)」 ウエノさん「喋ったもん!喋りは別ギャラなんで!(笑)」 吉川さん「別ギャラなんかい!高いんじゃ!(笑)」 というおもしろMCも聞けました。 直後の「Fame & Money」のイントロでは「こんだけ暑かったら楽器も壊れるわ。それじゃあ張り切っていきましょー。」 「モニカ」のあとの最後のMCでは,第一声が「ありゃたーす」でしたが,流石に息が切れたのか絞り出すような声で言ったため若干客席から笑いが聞こえました。内容としては,会場の静岡市民文化会館が近々改装して空調も新しくなり快適になるなあという話, 再度メンバー紹介, エマさん「難しいのよ,あなたの曲!」 吉川さん「スピード感出すために歌詞を詰め込んでとかね。ブレスする暇がない!」 エマさん「あと,裏と表が逆。」 吉川さん「敢えてそう創ったんですよ。洋楽チックにね。なのに人の心を理解しない人たちも世の中にはいて,失礼しちゃうわよねえ(笑)別に何歌ってるかわかんなくていいですよ。別に心の・・・(ここで噛む)。ここで噛むなよそこでお前!俺か(笑)心の耳で聞きなさいよ!」 最後の「a day・good night」の演奏後はいつもの「じゃあまた会う日まで。ごきげんよう。」と渋く終わり・・・かと思いきや生形さんも促されて「ごきげんよう(笑)」。 MCはだいたいこんなところでした。私自身は35th anniversary in 静岡以来2度めの吉川でしたが,相変わらずド迫力でした。曲によってはトリプルギターまで炸裂して,余裕で音源を超えていくのは圧巻です。 歌って踊ってギターまで弾いてシンバルキックもやり...とても年相応には見えません。ちなみに今回はシンバルキックで失敗することもありましたが,再トライして無事成功しました。 熱海の災害についても温かいお言葉をいただきまして,感謝感謝です。 恋をとめないでのイントロが始まる際に「1・2・3 ハイッ」と言うところがおもしろかったですw

DEEN @ Zepp DiverCity(東京都)

2021/04/22 (木) 18:30開演

DEENと言えば一時代を築いたバンドのひとつですが,ライブには初めて参加しました。 今回は今年1月発売のカバーアルバム『POP IN CITY ~for covers only~』を引っさげてのツアーの初日です。 私は20代前半なので当該アルバムの曲に「懐かしい」という印象はまるでないのですが,アルバムが好きなので行ってみたくなりました。 セットリストとしては,てっきりカバーアルバムの曲を全て演奏して,アンコールで自分たちの曲を数曲やるのかと思っていましたが,そういうわけではなく,カバー曲と自分たちの曲を交互に演奏する形でした。 やはりツアー初日・初めて公演を行う会場ということもあってか,『バカンスはいつも雨』の後からハウリングが頻繁に発生するなど,機材のトラブルが続きました。 池森さんはあまりのハウリングに「おっと?UFOか?UFOじゃ無いね?(笑)大丈夫か?各セクション。」などと最初のMCで発言しておりました。 次のMCでは軽く挨拶,メンバー紹介などするも,やはりハウリングが治らず。 スタッフから代わりのマイクを渡されるも,あまり改善されず。 池森さん「私,ワイヤード(有線のマイク)でも良いけど・・・。明日自分の卓(PA卓)持ってこようか。」 山根さん「じゃあコレ(山根さんのマイク)使う?(笑)」 池森さん「最悪,それでも・・・(笑)」 池森さん「マイクと,その・・・歌う人の声質って本当に・・・相性があるんです。みなさんもカラオケとか行って,『この店だと上手く歌える気がするけど他のところだと...』みたいなことあると思います。」 そんな会話をしながら待つも,まったく治らず, 山根さん「おい,これ永ちゃんなら全員クビだぞ!(笑)」 池森さん「いやいや,そういう言い方は・・・。人為的なミスじゃないから・・・。デジタルはね,トラブるとこうなるんだよね。アナログなら・・・」 山根さん「これね・・・すみません。ほんとに,ごめんなさいいいい!(と言いながら土下座までする)」 山下達郎さんのファンクラブ会報誌に,DEENが彼の作った曲をカバーしたことについて触れてくれたこと,かつて山下達郎さんのライブを見に行って勉強させてもらった話,公演の2日前に放送された「家事ヤロウ!!!」池森さん出演回についての話,蕎麦について,グッズの紹介(蕎麦とパンフレット以外は完売とのこと)などをしても治らず,ついには治るまでメンバーが皆捌けることになりました。結果として30分ほど公演が中断されました。 池森さん「僕らデビューして,にじゅう・・・8年?ですけれども,こんなの初めてです。」 確かに,私も様々なアーティストのライブに行きますが,少しハウることがあっても,あれほど長くハウるのは初めてでした(公演が中断されるのも初めての経験でした)。 ガイドラインで「公演時間は約90分」と決められていたため,お客さんの中には「これ,中断した分延長するのかな?」「いや~90分で終わるでしょ。」といった会話をする方々もいらっしゃいました。 しかし結果的には(おそらく)予定通りの曲目を演奏し終わり,20時終演予定だったのが20時40分少し前に終わりました。 そういったアクシデントもありましたが,初めてのDEENのライブは全体として非常に満足しました。 初期のころの大ヒット曲も,カバーアルバムからの曲も,比較的新しい曲も,バランスよく演奏していただき,まったく飽きませんでした。 もちろん30年近く前の曲を昔のままのキーで歌うのは苦しそうなところもありましたが,良い歳のとり方をされていますね。 表現力のある歌い方,味のある声,選曲・・・何をとっても満点のライブでした。 90分という制約のためか,真夜中のドアと恋するカレンという聞きたかった曲たちが演奏されなかったのはやや残念でした。 なかなかこの先演奏する機会もないと思いますから...(ただ,カバー曲はそこそこに,DEENオリジナルの曲を聞きたいんだよというファンもいるでしょうから難しいところですね)。 個人的に好きな場面 ・『バカンスはいつも雨』の最後,「ごらん君の真上に かかったレインボー」のところのライティングが虹色になるところ ・同じく『バカンスはいつも雨』のアウトロの「LIVE JOYへようこそ!!」 ・『悲しみがとまらない』〜『君は1000%』〜『Dance with my Music featuring JtoS』〜『瞳そらさないで』〜『ひとりじゃない』の怒涛のメドレー

HAN-KUN @ EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2020/07/11 (土) 18:00開演

EX THEATER 六本木のNew style test case第一弾として登場したHAN-KUN。 入場の際には体温測定をされ,マスク着用が必須,席は1席飛ばしで,公演中も極力声を出さないようにと事前に通達されるという,これまでにない形でのライブとなった。 曲中だけでなくMCの際もコール&レスポンスを頻繁に行うHAN-KUNだが,発生を控えるように要請された本ライブでは発声の代わりに拍手を行うという,やはりこれも新しい試みとなった。 さらに事前・当日のリクエストをもとにセットリストを組むというスタイルもHAN-KUN史上初であり,「サンクチュアリ」〜「#IROIRO」までが10位〜4位 ,「Don't Give Up Yourself!!」から「With me」までが3位〜1位である。ランキングが下位のものから上位にかけてランキング順に披露された。 「#IROIRO」の後の「サマバイ」はランキング外であったが,事前にYouTube Liveで行われた新曲製作企画で出来た本曲がBEST 3の曲披露の前にセットリストに組み込まれた。 本ライブは曲数少なめ・アンコール無しであったが,曲と曲の間にそれぞれの曲についてこれまで語られたことのないエピソードを詳細に聞くことが出来た。 ランキングに入った曲の半数は比較的初期のものであること,ほとんど披露されたことがなく配信も限定的にしか行われなかった「WHAT'CHA GONNA DO?」がランキング入りすることから,それだけコアなファンが多かったことが予想される。そういったファンには他では聞くことの出来ないそれぞれの曲についてのエピソードを聞くことができる機会は大変貴重であったと言えよう。 MCで語られた事柄の中で特に印象に残っていること ・Bang Bangの冒頭の声はHAN-KUN本人の声でターバンターバン...と言っている。この曲に込めた思いは...「ただターバンって言いたかっただけ(笑)」 ・当時,覇王樹でレコード会社と契約してもらって,次の作品が売れなかったら契約が打ち切られるかもしれないとなったときに,レゲエをとるか?それとも大衆受けを狙ってレゲエを捨ててでも売れそうな曲を作るか?と悩み,時にHAN-KUN対他3人で喧嘩になることもあったが,結局1年かけて作り上げた純恋歌が大ヒットし,それで自分たちのことを知ってくれる人が増えたから良かった...けれど当時はかなり葛藤があって,レゲエじゃないと言われるのに反発する気持ちで作った曲が10位のサンクチュアリ。 ・当時某アーティストにフィーチャリングを頼まれて,一度は受けたものの,良さげなメロディが頭に降ってきて,そのアーティストに曲をあげるのをやめることにしたTouch the sky。 ・レゲエを愛する気持ちを女性に例えて作ったTrust me。 ・BKがHAN-KUNの曲でめちゃくちゃ好きだというUnder the moonlight。

過去のヒット曲あり,最新アルバムの曲ありのライブです。 MCは故郷・静岡ということで超がつくほどローカルな話題。 「学生服のやまだ」という静岡ではそのCM含め有名な洋服店を静岡駅から会場に来る途中で見つけ,昔そこで自分も制服を買ったので懐かしくなった話 高校時代に図書館で受験勉強した話 近くの進学塾に通っていた(その塾の一期生)話 「すいません。ちょっとトークショーみたいになってきましたけど(笑)しょうがないです地元ですから(笑)」 好きな女の子を自転車の後ろに乗せて北街道(という静岡市にある通り)を走った話 高校時代,部活(野球部)の先輩に「今日成人映画見に行くぞ」と言われ,七間町の映画館に,大人っぽく見える服に着替えて先輩と共に行って,チケットを買ってこいと言われチケットカウンターに行くも,思わず「学割」の文字を見つけ,高校の学生証をサッと見せたらカウンターのお姉さんに優しく断られ,その後先輩に怒られた話(本人曰く「七間町にはいっぱい思い出があるけど一番酸っぱい思い出です(笑)」) アルバム「Beautiful People」のジャケットは本人が希望したものではなくデザイナーが提案したもので 最初は1~2cm(CDのジャケット用)だからいいかと思っていたらやがてポスターになり(約6倍の大きさ) やがてツアーの11トントラックに大きくプリントされることになったが,街によっては「風紀を乱す」恐れがあるということで NOW ON SALEの文字を本人に重ねて(Sの文字あたり)対策したという話 などなど...

HAN-KUN @ TOKYO DOME CITY HALL(東京都)

2019/05/31 (金) 19:30開演

 HAN-KUNはレゲエというジャンルの曲を歌っている為,広義では昔からカバーをしているようなものですが,J-POPの曲をカバーするという試みはソロ活動を10年やってきて初です。  そして今回のライブはライブ2日前にリリースしたばかりのカバーアルバム『Musical Ambassador』のリリース記念ライブで,ツアーではなく,あくまでスペシャルライブであり,一度きりの実施です。  MC内容は以下にまとめてあります。 ・「ひまわりの約束」直後のMCにて。(ひまわりの約束が)「いい曲じゃない?マジ。ドラえも~~ん!て感じ笑」 「ドラえもんに頼んで、この日本にめちゃくちゃレゲエが広まるようにしたいね。」 「『どこでもレゲエ~~~!』って感じで笑 ウケる笑」 ・HAN-KUNによくしてくれていた叔母さんがいつも「あんた、ガチャガチャうるさいのもいいけど、歌謡曲やりなさいよ。小田和正みたいな。」と言っていた話。 ・そんな叔母さんのことを思いながらカバーアルバムを作っていたけどふと気づくと「小田和正(の曲がアルバムに)入ってねぇ~~!って笑」というエピソード。 ・「上を向いて歩こう」前のMCにおいてHAN-KUNがファンにライトを点けるように言い,その景色を見たドラムのパブロが「サイコウ!」と叫び,それに対してHAN-KUN「パブロも思いっきり日本語で『サイコー』って言ってるよ笑」 ・「あなたに」前のMCにおいては 「みんな見えてるよ 嘘だけど笑 でも大丈夫だよな、心で繋がってるから」  さて,セットリストは投稿したものの通りですが,当然カバーアルバムの曲は全て演奏...したのですが,この"本編"が終わったのが開演からおよそ1時間経過したころでした。HAN-KUNとバンドメンバーが捌けた後,通常のコンサートであれば照明が落ち,ファンのアンコールのコールが始まるのですが照明がついたまま。もしや,カバーアルバムのリリース記念だからって律儀にカバー曲だけ歌って終わり? 周りのファンからも 「アンコール無いんじゃない?」という声がちらほらと聞こえてきました。 「以上をもちまして,本日の公演はすべて終了となります。どなた様もお忘れ物の無いよう...」というアナウンスが入ると会場全体 「え~~」 「アンコールやってよ~」 と落胆する声が上がりましたが... HAN-KUN「ちょっちょっちょっちょっと待って」 「『どなた様も』じゃなくて笑」 「これだけじゃ終われなくない?」 「なんか『いつもタンクトップと短パンなのにスーツ着て頑張ってました』みたいな」 「前半戦も最高だったけど後半戦、Dancehall山盛りでいかせていただきます!!」 BIG IT UP!!において,恒例のファンを座らせて徐々に立たせるアレでは 「ついに歴史が生まれました。東京ドームシティホール 初めてお客さんが椅子より下に座る笑 やってやったぜ。マジで。皆のおかげだぜ。やっぱ一番はいいよな。」 「年々ターバン、深くなってるけど、その分心は広くなってるってことで。」 「本当に10周年、振り返ればあっと言う間。湘南乃風ってグループやらせてもらって15週年。俺のお兄ちゃんたちでもあり、家族でもある。いろいろあるけど15周年、突っ走ってきてこれたのも、何度も言うようで悪いけれど、皆のおかげ。おかげさまで、その中で俺も、自分の夢、レゲエ。それをこうやって楽しみながら一緒になって遊んでくれてるしね。」 ファンから「ありがとう」と声があがると 「本当にこちらこそありがとうだよマジで。全員に言って帰りたい。ありがとう。皆にもありがとう。」 「この先も俺のこと、俺たちのことを、信じてくれる、信じ続けてくれる、仲間だけもう一度だけ悪いけど。ちょっとダサいけど、ハートマークくれる?笑」  メドレー後のMCでは,セットリストには載せてありませんが,「友達」と「TRUST ME」のサビを歌いました。  アンコールは,これまたセットリストに載せた通り,怒涛のメドレーを演奏しました。その後,2曲歌い,最後に写真・動画撮影をして終演しました。  公演時間は2時間弱でしたが,非常に密度の濃いライブであると感じました。 HAN-KUNの声と歌唱力があれば,どんな曲を歌っても上手く聞こえるのでしょうが,それでもオリジナルを凌駕するようなクオリティ,さらにはその中にもオリジナリティを組み込んだ素晴らしいアレンジで,カバー曲なんだけれども,知らずに聞いたらHAN-KUNの,自分の曲かと見紛うほどの完成度でした。  HAN-KUNも40歳を迎えましたが,まったく声・歌唱力・パフォーマンスが衰えておらず,改めて「すごい」と素直に思いました。 ソロ活動10周年を期にJ-POPのカバーという新しい境地に挑戦し,見事な歌唱でファンを魅了してくれたライブでした。

KT「おひさしゅうございます(笑)」「日が増していけばいくほど楽屋が、どんどん『ガキの楽屋』になってます(笑)」 「来年ツアーに行こうなんて思ってた人もいて、そしたら俺たち解散しちゃうという(笑)」 「それでそういう人たちの思いも野音なんかでやると伝わってきて、本当にこう『受け入れられてる感』がとても嬉しく、気持ちよく思っています。」 「僕はオメガ解散した後もソロでやってたりしてたんですけど、メンバーの記憶の中では、当時はファンは女子高生とかばっかりだったのに、今では『男の人がたくさんいる!』って驚いて。」 本日のMCのお題は「大阪といえば?」 吉田さん「私にとって大阪といえば阪神タイガースですね。横浜生まれ横浜育ちでありながら子供のころから阪神タイガースファンで、周りの子が皆巨人の帽子を被っている中、一人だけタイガースの帽子を被るというね。今でも大好きです。今年は(阪神が)矢野監督になって。頑張ろうと。まあ阪神の話はこの辺にしといて。」 「オメガが昔、大阪でラジオ番組をやらせてもらってたんです。」 KT「もうデビュー当時だよね」 吉田さん「東京じゃないんですよ。大阪なもんですから。東京で聞けないので僕たちもハジけた感じになっちゃって。で、そうなったもんだから大阪の人たちは『オメガってこんなバンドなんだ』って知っていただけて。」 「はじめはもう(オメガの楽曲が)”素晴らしい詞の世界”なもんですから、うちらも多少気取ってないといけないんですよ。当時、『朝ごはん何食べましたか』なんてインタビューされると。」 「納豆と味噌汁は駄目、と。NGで。『カフェオレとクロワッサンって(言えって)(笑)』」 KT「言えつわれたって言えねーよな(笑)食べたことないんだもん」 吉田さん「うん。食べたことないんだもん。ほんとだよ!?」 続いて当日の朝マッサージ店をスマホで探しながら歩いていて、おまわりさんの眼の前でクルッと逆方向に歩きだしたら職質をされた大島さんのMC 「前回のツアーのときに大阪のマッサージ店をまたもや探していた際にはポン引きのお兄さんに『そこのお兄さん!なんとかこうとかやねん!』みたいに呼ばれて。その当時40過ぎてたんで『もうお兄さんじゃないです』って言ったらすぐ『よっ!そこのナイスミドル!』って言われて(笑)」 次の西原俊次コーナーが終わった後 KT「巨匠・西原俊次!」と紹介。 西原さん「僕、杉山くんが解散した後も田原のトシちゃんのサポートやったりカルロスオメガやったりで、かれこれ20年くらい大阪に来てて。」「焼き肉を...これカルオメかな?」 KT「俺たちそんな良いもん食わせてもらえなかったもん(笑)居酒屋でおにぎりとか...(笑)それカルオメだよ(笑)」 西原さん「じゃあダメかコレ(笑)」「大阪って一方通行が多いじゃないですか...つまんねえな俺の話は(笑)」 「普段、僕あんま喋んないんですよ。こんなに。でも大阪の方ってMCのときに笑ってくれるのでよく話しちゃう。まあ今は(観客が)笑ってないですけど(笑)」 廣石さんはやっぱり...「食い倒れですよね」 「最近は無くなったんですけど、前は仕事で来て帰るってなったとき、取り敢えず新大阪まで来て、荷物預けて、地下鉄乗って新世界まで行くっていう。それで電車の時間は決まってるんでそれまで飲むっていう。最後は新大阪の居酒屋で飲んで。」 KT「廣石って今はこんなですけど、オメガのときは一番痩せてたんですよ。”カリッカリ”で(笑)それなのに食うわ食うわ。夜中にステーキ400gとか。『よく食うな』って。『よく太んねえな』って。そしたら...(笑)溜め込んだないろいろ(笑)」 高島さんはカルロスオメガの後、表舞台からは引退して、TUBEのAD→ディレクターになった話、東京と大阪で8プログラム同時進行を任されて東京で2週間、大阪で3週間暮らす生活をしていた話など 「そのとき皆さん知っている人いるかもしれない。北堀江にあるGIZAという会社ででして。知らないですね(笑)北堀江はわかりますよね....?(シーン)何にも知りませんね!(笑)」 「その社員寮みたいなところの『主』みたいになって。シャンプーとか買ってたんですよ僕が。当時二重生活で貧乏で。100均のシャンプーとか...100均って知りませんね。何にも知りませんね!(笑)」 「ある日大阪に着いたらですね。見慣れないシャンプーがあって。その当時多分出はじめだったのかな。椿というシャンプーで。随分裕福な奴がいるんだなあって。」 「同僚に電話したら『これ使っていいのかな』って。」 「後でわかったことなんですけど、そのシャンプーの持ち主が、今『家売るオンナ』に出ている...」 (\\\ええ!?///) 「KKさん(北川景子さん)」 (\\\ええ!?///) 「と、結婚された」 (\\\ああ~(笑)///) 「DIGさん(DAIGOさん)だった、という話でした(笑)」 KT「いやでも高島信二が世間ではライバルと言われているTUBEのディレクターやってたとは知りませんでしたよ(笑)」 高島さん「僕、彼らより5個くらい年上なんですけど、スタッフだから。敬語なんですよ(笑)前田さん!って(笑)」 KT「苦労したな(笑)」 高島さん「苦労しました(笑)」 今回は非常にMCがおもしろく、さらに演奏も初日のド緊張していた時よりは幾分柔らかくなってきたなと感じました。 曲順の変更は、やはり4曲続けて歌って、さらにはその最後がUMIKAZE TSUSHINだと疲れるからかな?なんて思ったり。 三島ではSCRAMBLE CROSSは演りませんでしたので、今回聞けて良かったですね。 2日連続でライブをやっているようには思えない、杉山さんの力強いボーカルにまたもや圧倒されました。

2019年2月2日 三島市民文化会館(静岡県三島市) 杉山清貴 & オメガトライブ 2019 Last Live Tour 2019の初日です。 初日ながら、流石はプロ。歌詞間違え無し、フルコーラス歌唱で、まさに満足度が高いライブでした。 セットリストは投稿したものの通りです。 MCは安定しておもしろく、自分たちでMCが長いと言っている割に手短にまとめてあるという印象です。 公演時間について、開演の17時を3分ほどすぎたあたりで照明が落ち、SEが始まりました。 アンコールが全て終わって会場を出たのが19時30分ごろですから、アンコールを待つ約3分を除いて、公演時間はおよそ2時間20分です。 グッズはパンフレット、キーホルダー、サーモラウンドタンブラーは売り切れました。 KTが描いた似顔絵が載っているライトを持っている方はチラホラでした。 ところで会場ごとの楽しみとしては、「メンバーによるグッズの紹介」でしょうか。 三島での公演では KT:ライト 高島さん:ポロシャツ 吉田さん:パンフレット 大島さん:キーホルダー 廣石さん:タオル 西原さん:サーモラウンドタンブラー を各々紹介する、というのをMCでやりました。 KTに拠ると、「毎回紹介するグッズが変わる」「本番入ると(その日メンバーが紹介するグッズが)置いてある」 とのことで、喋りが苦手な(笑)大島さんは今日もKTに「今日は孝夫をいっぱい喋らそっと」とイジられていました。 そんな大島さんはキーホルダーを紹介する際、「私だけこの企画をやるって聞いてなくて今日初めて聞いてですね」「私ピアスしているんで...でもピアスにすると耳がちぎれそう」「じゃあ指輪は...っていうとこれ(尖っている部分)が危ない」「他には例えばトイレ入った時にトイレのドアのノブにかけておくとか」 KT「使用中って(意味)?(笑)」と面白MCをされていました。 他にも触れたいところはありますが、やはり感動したのはオメガトライブメンバーが演奏し、KTが歌う「さよならのオーシャン」です。 前回FIRST FINALE 2を行った際はおふざけで1986オメガトライブの君は1000%を冒頭だけ演奏して 「これフルで歌ったらどうなるか聞いてみたかったな」と思っていたのですが、 それとは別に「KTのソロの曲をオメガトライブが弾いてくれるなんてことは...ないだろうな」と思っていましたので いい意味で期待を裏切られました。 ツインギター、ツインシンセ、サックスありのフルバンドで演奏するさよならのオーシャンは、オメガのメンバーが演奏しているということも加味して素晴らしかったです。 30年以上前に活動していた頃は一度もLIVEで演奏したことがなかった曲を演奏したり、オメガトライブのメンバーが演奏してKTが自身のソロ曲を歌ったりと、貴重なLIVEでした。 Last Live Tourと銘打っていますが、年齢的にもこれが最後のツアーであるであろうことは想像に難くありません。 完売の公演がいくつも出ていますが、少しでもファンなら、あとから行けばよかったと後悔するなら、まだチケットが残っている会場がありますから、是非ご参加ください。