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EGO-WRAPPIN' @ 熊本B.9 V1(熊本県)

2019/08/25 (日) 18:00開演

エゴラッピンの音には、綺麗な舗装路より石畳の道が似合う。 スカッと晴れた昼間より雨上がりの夜が似合う。 大きなアリーナよりライブバーが相応しい。 小雨混じりの中ライブ会場の外で待ちながら頭の中では「色彩のブルース」が流れていた。 開場を待ちわびる観客は、お洒落な女性が多めだった。エゴラッピンの音を愛する彼女達の身形は彼女達なりの解釈が表現されていた。 ライブは新作のCDプロモートを兼ねた内容だった。 スカとブルースを基調にジャージーなリズムにロックぽいギターのバッキングと歯切れの良いホーンが絡む。 どことなく昭和の香りする歌唱、ノスタルジックで背徳感のある曲調と歌詞。 ゴスロリ風の黒に赤アクセントラインのあるミニドレスを纏った中納良恵のボーカルは、艶やかで艶めかしくも歯切れ良い。 しかし、そのアクションはまんま体育会系のノリで大阪の元気なお姉さんだ。会場もそのノリに負けじとノリノリの展開。 ステージ後半で「くちばしにチェリー」のイントロが流れると最高潮の盛り上がり。 会場に降りてきた「女神」を観客が担ぎ上げての歌唱には観客は大喝采で応えた。 会場一体のアンコールには「女神」も満足そうな満面の笑みで応えてくれた。 一緒に行ったカミさんは「予想以上の盛り上がりで又行きたい」と満足していた。 ライブ会場を出ると外の雨は上がっていた。 暗がりの路地を歩きながら「色彩のブルース」が頭の中では流れていた。

日曜日に行った山下達郎さんのライブリポートです。 11年続けたライブツアーを来年は休止すると言うこともあってかかなり気合が入った熱々ライブでした。 昨秋のライブと重ならない様に上手く選曲されていましたが本人曰く「結局、自分がやりたい曲をやっています」と笑いながら話す姿が素敵です。 定番の「スパークル」でスタート 昨秋のライブで聴けなかった「蒼氓」をメドレーで展開。彼が注目されるキッカケになった「BOMBER」や亡き盟友大瀧詠一さんの「君は天然色」日本にアカペラを定着させた「オンザストリートコーナー」から1人アカペラを展開した後には夏寸前と言うのに「クリスマスイブ」で唸らせてくれます。ライブ定番の「let's dance baby」のコード進行に乗せて奥さんの竹内まりやメドレーを展開、受け狙いと言いながら「ハイティーンブギ」を楽しそうに歌う姿には元気をもらいました。「アトムの子」では「アンパンマーチ」を挟んで歌われたのですが彼の顔が何故か「アンパン」に見えました。 アンコールは「ライドオンタイム」を含む4曲オマケにソロで2曲も歌ってくれました。会場は大いに湧き上がりました。 個人的には「ペーパードール」はギターソロまでとってくれて嬉しかった やはりステージでの達郎は「無双」でした

MISIA @ 福岡サンパレス(福岡県)

2019/03/23 (土) 19:00開演

歌姫はアクセル全開! Misiaの星空ライブXの千秋楽へ参加して来ました。 地元福岡でのライブとあって本人もバックメンバーもオーディエンスもオープニング早々にアクセル全開のライブとなりました。 ラテン系のアップナンバーの連続でノリノリの後は、彼女の代表的なバラードナンバーが続けて披露されるとその圧倒的なパフォーマンスに感嘆の溜息と喝采に包まれました。 MCで「もう明日のことなんてな〜んも考えとらんもんねぇ〜」と完全燃焼宣言!大いに会場を沸かして歌も演奏もヒートアップしっぱなしのライブとなりました。 バックメンバーも凄腕揃いでソロで活動されている方々ですからその個々のパフォーマンスを生かしたメンバー紹介も一つのショーになります。 しかも彼女もそれに乗っかって好きに歌うという奔放さに会場からも歓声と歌声が沸きました。 無邪気に微笑みながら歌い踊るその姿は、彼女が身につけている独特の衣装と合わさってまるで天真爛漫な金魚の様で可愛らしく艶かしく見えました。 アンコールでは、熱唱の果てにヘタリ込むほどの完全燃焼! 「アイノカタチ」で締めくくられたライブにオーディエンスは満足面持ちでステージに手を振り終わりました。 彼女がデビューした頃からいつかは生で聴きたいと思っていただけに感慨深いライブ参加となりました。

先日、初めてアルフィーのコンサートに参加して来ました。 因みに私はアルフィーのファンでは有りません。 カミさんが見てみたいというので興味本意で一緒に行って来ました。 観客の層は、主に40〜60代中心にタマに30代、稀にその以下の世代という感じでした。 女性が60%? 皆様方、落ち着いた出で立ちでライブハウスとか立ちっぱなしのコンサートへ行かれる様には見えません。 アルフィーメンバーの登場 真っ暗なステージに洋風のお城を見立てたセットの中央の扉から光を浴びて3人が登場。 観客席ほぼ総立ちで拍手(私達は二階最後尾の立見席で観戦) 割れんばかりの黄色い声が響いたかと思うと高見沢氏のギンギンのギターサウンドから始まるハードナンバーはまんまメタルサウンド。それに会場に詰めてる観客は、とてもそのお年とは思えないノリで一斉にコブシを振りかざしてまんまライブハウスの様なノリノリのスタート。 どう見てもメタル系のライブに足を運んでおられる様な方々は、見かけませんでしたので、オーディエンス(ファン)の熱量にビックリでした。 アルフィーメンバーのパフォーマンスは、 歌や演奏そのものよりもオーディエンスを楽しませたいという心意気が溢れていました。 ライブ前までのアルフィーに抱いていたのは、桜井氏、坂崎氏のボーカルを中心に3人のコーラスを活かしたわかりやすいメロディーをロック色のサウンドで奏でる歌謡曲的J-pop・・ しかし違っていました。 前半は高見沢氏のギターを中心にほぼメタルロック! 中盤に3人のコーラスを生かしたバンドサウンド。 その後さらに凝りまくった構成のロックナンバーが続きました。 後半は、殆ど高見沢氏の好き放題なステージが繰り広げられていきます。 衣装は宝塚か?ジャニーズか?ってくらいの派手さに動きまくりです。観客も負けじにノリノリ。隣のオバさんも前のオジさんもコブシを振り続けてます。 極め付けは、派手な和服に着替えての「昭和歌謡三兄弟」でアンコール突入! いや〜恐れ入りました。 ココまでやるかのファンサービス! 最初から最後まで良い意味で期待を裏切り続けてくれたライブでした。 (で)、また行きたいか?って聞かれると 「行きたい」かなぁ〜笑笑