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【ライブレポート】Superflyが9年振りにROCK IN JAPAN FESTIVALに登場! 『やさしい気持ちで』『マニフェスト』のニューアレンジで会場のド肝を抜く!<ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018>

2018/08/18

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018の最終日、Superflyがなんと9年振りの登場を果たした。満面の笑みでGRASS STAGEに現れると、ステージ中央で気持ちを整えるかのように目を閉じてから、1曲目『Beautiful』がスタート。歌い終わると会場の雰囲気を全身に浴びるかのように両手を拡げた。2曲目はピアノのイントロから歓声が上がった『愛をこめて花束を』。「さあ、みんな一緒に歌いましょう」と、GRASS STAGEが一体となって左右に手を振った。

「改めましてSuperflyです。こんなに集まってくれるなんて思わなかったので心からうれしいです!実は9年振りの出演なんです。でも、この景色を覚えていたので、またここに立ててうれしいです。みんなで楽しめる曲を準備してきたのでよろしく」ここからはノリノリのロックナンバーが炸裂。『Alright!!』では、会場中に拳があがった。続く『タマシイレボリューション』のイントロでは、Superflyが巻き舌で何度もシャウト。真夏の会場にピッタリの熱いナンバーで、夕暮れのGRASS STAGEを盛り上げた。

「暑いですねー。今年一番の汗をかいている気がします(自分の長袖の衣装を見て)この袖を切ってやりたい」と思わずつぶやく場面も。そんなMCで会場を和ませてから、次の曲は『やさしい気持ちで』のジャズバージョン。ソプラノサックス、トランペット、トロンボーンのホーン隊と、おだやかなバンジョーのリズムで、オリジナルとは大きく異なるアレンジで楽しませてくれた。

 

そして、もうひとつ大胆なアレンジで、往年のファンを驚かせてくれた曲が『マニフェスト』。「ブルースをやろうと思います。“マニフェストブルース”」とSuperflyがこの曲を紹介すると、オリジナルとは全く異なるブルース風味のアレンジで披露。彼女の伸びのある声が、たっぷりと堪能できる見事なブルースバージョンを楽しませてくれた。ラストのアカペラでは、彼女のどこまでも伸びる声に会場からどよめきが沸く。

 

ラストは最新曲の『Fall』。こちらもジャズ風のアレンジの効いたサウンドで、サビの部分ではライブならではのシャウトを響かせる。ステージ上では始終笑顔で、9年振りのステージを見事盛況のうちに終えたSuperfly。ぜひこれからもこのステージで、同じ笑顔と伸びやかな声に再開できることを期待したい。

(取材/文:バッキー☆大坂)


ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」
8/12 Superfly セットリスト

M1.Beautiful
M2.愛をこめて花束を
M3.Wildflower
M4.Alright!!
M5.タマシイレボリューション
M6.やさしい気持ちで
M7.Bloom
M8.マニフェスト
M9.Fall

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