ライブレポート
AKB48が8月25日（土）に神奈川・横浜アリーナにて開催された『@JAM EXPO 2018』のメインステージ1日目に登場した。国内の姉妹グループが出演を重ねてきた「@JAM EXPO」だが、今年は満を持してAKB48が初出演。メンバーの姿を一目見ようと「ストロベリーステージ」には多くの観客が集まった。
AKB48でお馴染みの『overture』が鳴り響くとアリーナのテンションは一気に上昇し、満場のMIXに迎えられこの日のために選抜された16名が姿を現した。1曲目はファンから絶大の人気を誇る『希望的リフレイン』を披露し、歌詞の中にある「好きすぎて」を何度も繰り返しながら情熱的に歌い上げる。会場中央のステージへ向けて走ってきたメンバーは続けて『#好きなんだ』を熱唱しファンと間近で目線を交わした。
MCではメンバーが一人ひとり自己紹介をし、客席からニックネームを呼ぶコールが響いた。48グループ総監督の横山由依は「@JAM EXPO」への初出演について「他のチームだったりグループが出演してるのを見たんですけど、みなさんの盛り上がりがすごくて‥‥‥。上の方のみなさん元気ですか！？アリーナのみなさんも元気ですか！？」と高揚し、観衆へ向けて叫んだ。
続けて披露されたのは9月19日（水）にリリースされるAKB48の最新楽曲『センチメンタルトレイン』。6月に開催された「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」の結果を反映させたシングルで、先日MVとジャケット写真が公開され話題に。新曲の披露に観客たちはサイリウムを振りながら聴き入るようにステージを見つめた。
セットリストは後半戦へと進む。『大声ダイヤモンド』では向井地美音がセンターでお決まりの「好き」のコールアンドレスポンスを炸裂させ、『さよならクロール』ではまもなく終わる『平成最後の夏』を連想させるように、切なさが垣間見るメロディーが会場を包んだ。
AKB48は最後に『Everyday、カチューシャ』を披露し、この日一番の声援がアリーナをこだました。横山は「みなさんも一緒に『平成最後の夏』の想い出になったら嬉しいと思います。これからもAKB48の事をよろしくお願いします！」と締めくくった。
(取材/文/写真：安藤龍之介)
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