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【ライブレポート】東京スカパラダイスオーケストラが氣志團万博 2018に登場!綾小路 翔と初のフィーチャリングソングも?!

2018/09/21

氣志團万博 2018、小雨が降り始めた2日目の午後、YASSAI STAGEに東京スカパラダイスオーケストラが登場。老若男女を魅了してやまない、あの軽快なサウンドが房総半島に鳴り響く。ピアニカのハーモニーと共に、1曲目『SKA ME CRAZY』の演奏が始まる。メンバーは中央の花道へ出て会場を盛り上げ「準備はいいかー氣志團万博ー?」と熱っぽく語りかける。


2曲目『Samurai Dreamers』に10-FEETのTAKUMAが登場!会場は一層の盛り上がりをみせる。「氣志團万博のこのステージが人生の花道、晴舞台だと思っています!みんなにとっても晴舞台だよ!」そんな氣志團万博 2018 出演への歓びを表す叫びの中はじまった3曲目は『Glorious』。東京スカパラダイスオーケストラのパフォーマンスは、観客たちを雨の中でも、太陽の下にいるかのようなポジティブでパワフルな熱気に包むから不思議だ。

「今年もこの景色見ることができて最高に幸せだよ!」ドラム:茂木欣一が嬉しそう言い、4曲目『銀河と迷路』がスムースなイントロで始まった。観客の手拍子に乗って茂木のボーカルが伸びやかに響き渡る。ちょっとメロウで心地の良いグルーヴに観客も酔いしれる。「もっともっと盛り上がっていこうぜ!みんなの声が聞きたいんだー!」

5曲目の『Paradise Has No Border』は、控えめに言っても格好良すぎる。トランペットソロ、トロンボーンソロにキーボードのソロが続き、今度はお前たちの番だと言わんばかりに観客たちに手拍子をあおる。最上級の盛り上がりの中、メンバーがステージ中央に集まりフィニッシュしようとするその瞬間、紫のスーツでビシッと決めた綾小路 翔がステージへ登場!「呼ばれて飛び出て綾小路で〜す!この曲流れると、自分が呼ばれているような気がして。」それもそのはず、『Paradise Has No Border』は、かつて綾小路とスカパラが共演したキリン氷結のCMソングだ。

   


「いよいよ私がフィーチャリングですか?ずっと待ってるのに。」とスカパラとのコラボレーションを心待ちにしているのに、中々お声がかからない綾小路の恨み節。今年スカパラとのフィーチャリング楽曲をリリースした峯田和伸は氣志團の故郷、袖ヶ浦の近くの海でMVを撮影しており、余計に悔しそうな綾小路。峯田へのジャラシーを募らせつつも、なんと『ちえのわ』を歌うことに!


大好きなスカパラとのステージにて余すことなく綾小路ワールドを見せてくれた。「結局俺、合格したの?フィーチャリングの試験合格したの?」と言葉を残し、会場のボルテージをMAXに仕上げてステージをあとに。


7曲目の『DOWN BEAT STOMP』では、さっきまでとはまた違う表情をみせるメンバーたち。花道で雨に打たれスーツをビショ濡れにしながら歌うなんとも艶っぽいパフォーマンス。セクシーでダンディな姿に、もう目が離せない!

あっという間に最後の1曲『ペドラーズ』。肩を組み、踊り狂う観客たち。止まない雨の中、サウンドと観客の掛け声が混ざり合いまるで洪水のようなステージだ。「氣志團万博ありがとうー!」と絶叫するステージ上の紳士たちに大歓声で応える観客。大人の魅力たっぷりなパフォーマンスをみせた東京スカパラダイスオーケストラ。氣志團万博 2018の思い出を噛みしめるような笑顔でステージを後にした。

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