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VAMPS、籠城型ライヴ・ハウスツアー最終公演をZEPP SAPPOROにて開催

2016/02/01

VAMPSが2015年11月12日のZEPP TOKYOよりスタートさせた「VAMPS LIVE 2015-2016 JOINT 666」。その最終公演が1月31日、ZEPP SAPPOROにて行われた。
今回のツアーは「JOINT」をテーマに国内外のアーティストを招いて行った全24公演の籠城型ライヴ・ハウスツアーで(追加で発表された福岡と札幌はVAMPS単独公演)、そのJOINTアーティストのラインナップ、ステージでの共演からは、活動の場を国内ばかりでなく国外でも積極的に展開し続けるVAMPSならではの高いミュージシャンシップを感じさせた。

なかでも、ヨーロッパ、アジアを含む全世界254地域で配信されている最新トラック「SIN IN JUSTICE」にフィーチャリングされたApocalypticaとの共演は、昨年、共にSIXX:A.M.のサポート・アクトとして全米をまわったり、彼ら自身のイギリスツアーにスペシャルゲストとして参加したりと、“ロックな時間”を共にしてきたグルーヴが感じられる、まさに「JOINT」の醍醐味を感じさせるものだった。

千秋楽となる本公演の1曲目は「MIDNIGHT CELEBRATION」という非常に攻撃的なセットリストでBLOODSUCKERSを立ち上がりから最後の「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」まで狂喜乱舞させ続けた。また、アンコールの「LOVE ADDICT」からギタリストのYUKI (DUSTAR-3, Rayflower)が飛び入り参加、嬉しいサプライズもあった。

HYDEは最終日の前々日が誕生日ということもあり、会場のBLOODSUCKERSからは「おめでとー!」という祝福が飛ぶなか、「やばいよ、今日。終わっちゃうじゃん。全部出さないと。はっちゃけるよ。今夜は。みんなもうエンジンかかってるじゃん。このまま行くのが怖いね。いっぱい楽しませてもらうぜ。楽しもうぜ、札幌!」とコメント。またこのツアーを振り返り、HYDEは「今回、対バンツアーだったけど、案外面白かった。勉強になるし、良いもんだなと。福岡、札幌はワンマンになったから、少し寂しいね。また次はどう言った形でくるかわからないけど、また会えるよね」と、K.A.Zは「11月から始まったツアーも終わりを迎えたね。今回のツアー、本数の割に長く感じました。間に色々あったし。これからもVAMPSの活動を見てもらって誇れるバンドになりたいです。みんなありがとう」とそれぞれ語った。

結成以来、全世界をノンストップで走り続けるVAMPS、2016年はどんな展開が繰り広げられるのか、その期待は高まるばかりだ。

photo by 田中和子

【セットリスト】
1.MIDNIGHT CELEBRATION
2.LIPS
3.DEVIL SIDE
4.LIVE WIRE
5.SIN IN JUSTICE
6.I CAN FEEL
7.FAITH
8.EVIL
9.MADE IN HEAVEN
10.ZERO
11.AHEAD
12.ANGEL TRIP
13.TROUBLE
14.BLOODSUCKERS
15.KYUKETSU -SATSUGAI VAMPS Ver.-
16.REVOLUTION II
17.SWEET DREAMS
18.LOVE ADDICT
19.SEX BLOOD ROCK N' ROLL

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