楽しみにしていたツアーファイナル。事実上は沖縄2公演がまだ残っていたが、公式上では今回のZeppがツアーファイナルだった。 15時から物販開始だったが、運営側が15分ほど前に販売列を作るとのことで真冬の寒空の下に列を作られ1時間弱並んだ。日本ではマナーよく自然に並びができるものだが、かまってちゃんのツアーではそれはＮＧらしい。結果、15時前までは列もなくZepp口にファンが集中しており、ライブとは無関係な通行人の妨げになっていて申し訳ない気持ちになった。このスタイルは見直してほしい。 ライブが始まるとメンバーのパフォーマンスはもちろん、ハイクオリティーな照明機器に圧倒された。 バイオリンサポートに柴さん、ゲストにGOMESSさんが登場し、普段のライブよりも花が添えられたステージにファイナル感を強く感じた。バンドは有名になると曲が変わってしまうものだが、神聖かまってちゃんにはいつまでも変わらぬ魂を貫いてほしい。

私が初めて行ったかまってちゃんのライブ。この当時の子さんは金髪だった。 今よりも運営側のルールが緩くて、ライブ前にファンの方が宇都宮名物のギョウザをメンバーに差し入れしたらしく、ＭＣでドラムのみさこさんが「ごちそうさまでした」とお礼を言っていた。 monoさんは白Tシャツにハーフパンツという部屋着のようなラフな服装で、白シャツに醤油のシミがついていて演奏の合間に客席から指摘されて和やかな雰囲気だった。 当時、かまってちゃん初心者だった自分には知らない曲が多く、曲の記憶はほとんどないが、唯一よく知っていた「ロックンロールは鳴り止まないっ」だけは盛り上がれた記憶と、の子さんのダイブを見て「こういうバンドか」と思った記憶がある。また、サポートメンバーのバイオリンの方はこの日２名いた。いまはスペシャルなライブのときだけのバイオリンサポートなので当時は贅沢だったことに気付く。 そんなこんなで月日は流れ、先日１５周年ライブの東京ファイナルに行ってきた。メンバーのパフォーマンスはこの頃と全然変わらないなーと思うと、とてもうれしくなった。

最後に久しぶりにアンコールで4曲できるということで、23才を全員で大合唱したのは、本当に楽しかったです！