第30回
春のベースまつり2016
2016/06/16
ホフディランの「春のベースまつり2016」、場所は、新代田FEVER。
参加してから、かれこれ3年目。
変なお祭り。
ホフディランの曲を、いろんなベーシストが弾くライブ。
楽屋は、ベーシストだらけ。トライセラの林くんがツイッターでつぶやいていたが、 ベンチで打順を待っている感じ。出番になると、バットではなく「ベース」を持ってステージへ。
妙なプレッシャーがある。
ステージには、出演ベーシスト用にちょっとしたお立ち台がある。
ライブが始まると、まずはホフのベイビーくんが ベースを弾きながら歌う。
さすが、歌うひとのベース、心得ている。
トップバッターベーシストはサニーデイ・サービスの田中くん。どことなく品があるというのか、丁寧なベース。淡々としたグルーヴが続く。ラーメンを食べる仕事もしているので、身体には気をつけてほしい。素直なひとなので、毒舌。
次に、カジくん。もともとはベーシスト。歌おうがベースを弾こうが、どこからどう見てもカジくん。楽屋でもカジくん。筋力を感じさせる太もももカジくん。ぼくは、カジくんを見るとホッとする。勇気づけられる。
続いて、トライセラトップスの林くん。ステージでホフのメンバーに言っておいた。「林くんを呼んだらあかんよ」って。
何故かいうと、カッコいいから。
カッコいいというのはスゴい。もちろん、男前というのもあるけど、佇まいと弾きっぷり、男気が伝わってくる。おもしろいしなぁ、、、僕はいつも嫉妬している。
「林くんの後に出るのはイヤだなぁ」と思いながら、自分の出番。
ベースまつりなのに、ハンドマイクで一曲歌わせてもらい、ホフの曲「フランクフルトの日が暮れちゃう」と「Tokyo Curry Life」のベースを弾かせてもらった。
雄飛くんとの微妙なMC。雄飛くんは頭の回転がはやいので、ぼくのズルいところをよく理解している。雄飛くん、ハルの後ろ姿。
そして、The ピーズのハル。
ベーシストでもあるけど、歌うひと(そんなことは、みんな知っている)。
リハーサルで、The ピーズの「脳ミソ」をベース弾きながら歌うハル。
それを見て、まいってしまった、、、。
個人的には、この日、この「脳ミソ」を歌うハルに、ほんと、まいってしまった。
トリは、もちろんフラカンのグレート。
楽屋で、ピンクのオーバーオールに着替える姿が眩しすぎて、気持ち悪かった。
ぼくらの世代を代表するベーシスト。
顔も広いし、とにかく、ソウルマン! いつでも最高な男。
アンコールでは、いつも無理やりフラカンの名曲「真冬の盆踊り」に参加させられる。ほんと恥ずかしい。これぞロックの醍醐味。
いい夜だった。ステージ脇から、雄飛くん、ベイビーくんグレート。
ホフのベイビーくん、雄飛くん、バンドメンバー、そしてお客さん、ありがとうございました!
来年もあるといいな。
呼ばれるのかどうかは、知らないけど。
(文/ジョンB)